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7月14日(木)早くも秋の気配

2011-07-14 10:40:28 | ★③(は)お父さんの閑話365日(転載)
7月14日(木)早くも秋の気配

朝夕ヒグラシが鳴きムキゲが咲き出した。真夏になる前に、もう秋が忍び寄って来ている感じがする。ヒグラシが鳴くのは夜が明けたばかりと日没後の涼しい時間帯に限られているから秋を連想するのかもしれない。またムクゲは韓国で無窮花(ムグンファ)と呼ばれるように秋まで咲き続けるから、秋の始まりを意識させるのだろう。日本名のムクゲはムグンファ由来かもしれない。

わが家にある薄紫の花をつけるムクゲは、近所に研究施設を建設するときに、わが家から水を引いた井戸掘り職人が持ってきてくれたものである。1m足らずの幼木であったが、30数年を経て5mを越す成木となり毎年たくさんの花を咲かせる。

ムクゲの花は朝咲いて夕方には萎んで落ちてしまう一日花であるが、次から次へと開花するので、たいそう花期が長いと錯覚させるほどである。

今を盛りと咲く花にキョウチクトウ(夾竹桃)がある。インドから中国経由で日本に入ってきた古いキョウチクトウと明治になってから渡来したセイヨウキョウチクトウが混在していると言うが、その違いは分からない。煤煙や自動車の排ガスに強いから街路樹や公園の植栽に使っていることが多い。

スペインのグラナダからラマンチャ地方に向かう幹線道路の中央分離帯に、濃い赤紫と白のキョウチクトウが延々と続いていたのを見たことがある。あれがおそらくセイヨウキョウチクトウなのだろう。いかにも焼け付くような炎暑に似合う花だと思った記憶がある。