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「ベルビュー荘のべらぼうに愉快な奴ら」、Act.10までアップしました♪
とりあえずきのうアップしたのが6~8で、今日が9・10といったところ。
このお話についてはあとがき以外、そんなに書く必要のあることはないと思ってるんですけど――とりあえず、Act.9がベルビュー荘の3号室の住人、大谷瑞希くんの語りになってるので、その点について少し言い訳しておこうかな~なんて。
ベルべらは最初から主人公のサクラの一人称で進んでいってるので、途中の一章のみミズキくんの語りが入ってるって、これは文学の正式な形式としてはやってはいけないことらしいです、一応
でもわたし自身は、他の方の小説読む場合にもあんまりそういうことを気にするタイプじゃないので……自分で書く場合にも、そこに突っ込み入れる方に対して、どうこう思ったりしないというか(^^;)
まあ、そんなわけで違和感持たれた方には申し訳ないんですけど、「これってどうなんでしょーか??」っていうメールとかは出来ればナシにして欲しいと思います(苦笑)
そんでもって、3号室に引きこもってるミズキ青年なんですけど、Act.9は彼の視点による語りなので、サクラ主観とはまた別の見方が出来て、少し面白い部分もあるんじゃないかな~と自分としては思っていたり。。。
きのう、NHKのドラマ「下流の宴」の第2回目を見てたんですけど(ちなみに1回目は見逃しましたww)、あの息子さん(翔くん)の気持ちって、自分的になんかよくわかる気がしました(^^;)
がんばって勉強して、中高一貫のいい学校に進学するものの、気力が続かずドロップアウトって、別に黒木瞳さん演じるおかーさんのことを責めるつもりはないんですけど――このお母さんが病院の精神内科とかにかかった場合、カウンセラーに言われることってわかりきってますよね
つまり、あのおかーさんがやってることって、「子供のためと言いつつ自分のため」っていうことの典型だから。
林真理子先生の原作を読んでないので、もちろん細かい心理描写についてドラマでのみ察するのには限界があるかもしれません。
でも、ドラマで見る限りにおいては少なくとも絶対そうだと思いましたww
一説として、学校は軍隊をモデルにしているという説があるそうですが、まあ、学校という社会に適応できなかった子にとっては、「学校」っていうのは軍隊へ嫌々行かされるのと同じようなものです。
なので、もし子供が「学校へ行きたくない」といったら、それは「軍隊へ行きたくない」って言ってるのだと、親御さんはそう思ったほうがいいんじゃないかなって時々思うんですよね。
軍隊で行われることっていうのは、基本集団生活に慣れるための<無個性化>ですから……それが嫌になったりついていけなくなったり馴染めなくなったりして、脱落という言葉は使いたくないんですけど、結果としてそういう子がでてくるのはある意味自然なことというか。
まあ、変な話、どこの親御さんも自分の子にだけは「楽しく安全、快適な」学校生活という名の軍隊生活を願っているというか、そんなところがあるような気がします。
軍隊生活というのは言うまでもなく、戦場へいって命を落とすことが前提としてあるわけですけど……学校という社会では、肉体の中の命が死なないかわりに、心の中の命が下手したら死ぬってことです。
下流の宴の翔くんっていう息子さんはたぶん、これ以上学校へ通い続けたら心が死ぬと思ったから、その前にSOSをお母さんにだしたんだと思うんですけど――まあ、「とりあえずなんでもいいから学校へ行きなさい」っていうのは、本当に逆効果ですよね
ピアノを習わせてあげたとか、ハワイへ連れていってあげたとかいうのも、ある部分は親の意向を子供に押しつけてるだけっていうのもあるというか、むしろそれより先に「子供が本当は何をしたいか」とか「どこへ行きたいのか」って、あのお母さんはきちんと聞いたことがあるんだろーかと思いました。。。
たぶん常に子供より先まわりして、まだ「何をしたいかなんてわからないだろうから、ピアノを」とか、子供は国内旅行で十分だと思っていたとしても、「ワイハよ、ワイハ!!ワハハ~イ♪」とか、有無を言わせず旅先を決めたり……この部分はあくまでわたしの想像ですけど(笑)、あのお母さんは息子さんの話(というか心の声☆)を聞いてるようで聞いてないので、そこが問題なんだろうなあ……って、見ていてぼんやり思ったような次第です(^^;)
ちょっと時間的に見れるかどうかわからないんですけど、下流の宴は見れそうだったらまた続きを見たいな~と思っています♪
そんで、ベルべらに話を戻すと……Act.9に出てくるミズキくんの親御さんも、たぶんこのあたりのことを説明してわかってもらえるかどうかって、かなりあやしい御両親のような気がしてます(^^;)
このお話はベルビュー荘に住んでいる(or住んでいた☆)人たちの物語なので、ミズキくんの引きこもりはあまり大きなテーマとして扱わなかったんですけど、まあ<引きこもり>っていうことについては、また別の形で何か書いてみたいな~と思ったりしています。。。
Act.10は、主人公のサクラに夢のかけらが見つかる??といったところなんですけど、まあまだ小さなこんぺいとうが一個見つかったかどうか……というくらいの感じかもしれません(^^)
連載してみて気づきましたが、ここまででAct.10っていうことは、このお話って実は自分で思ってたより少し長かったのかなっていう気がしてます
いえ、他にも色々しなきゃいけないことがあるので、なるべく早く連載終わらせてあとがきを書きたいと思ってるんですけど……まあ、日曜以外毎日のように更新してても、気長にのんびり読んでいただけると嬉しいです♪
それではまた~!!
「ベルビュー荘のべらぼうに愉快な奴ら」、Act.10までアップしました♪
とりあえずきのうアップしたのが6~8で、今日が9・10といったところ。
このお話についてはあとがき以外、そんなに書く必要のあることはないと思ってるんですけど――とりあえず、Act.9がベルビュー荘の3号室の住人、大谷瑞希くんの語りになってるので、その点について少し言い訳しておこうかな~なんて。
ベルべらは最初から主人公のサクラの一人称で進んでいってるので、途中の一章のみミズキくんの語りが入ってるって、これは文学の正式な形式としてはやってはいけないことらしいです、一応
でもわたし自身は、他の方の小説読む場合にもあんまりそういうことを気にするタイプじゃないので……自分で書く場合にも、そこに突っ込み入れる方に対して、どうこう思ったりしないというか(^^;)
まあ、そんなわけで違和感持たれた方には申し訳ないんですけど、「これってどうなんでしょーか??」っていうメールとかは出来ればナシにして欲しいと思います(苦笑)
そんでもって、3号室に引きこもってるミズキ青年なんですけど、Act.9は彼の視点による語りなので、サクラ主観とはまた別の見方が出来て、少し面白い部分もあるんじゃないかな~と自分としては思っていたり。。。
きのう、NHKのドラマ「下流の宴」の第2回目を見てたんですけど(ちなみに1回目は見逃しましたww)、あの息子さん(翔くん)の気持ちって、自分的になんかよくわかる気がしました(^^;)
がんばって勉強して、中高一貫のいい学校に進学するものの、気力が続かずドロップアウトって、別に黒木瞳さん演じるおかーさんのことを責めるつもりはないんですけど――このお母さんが病院の精神内科とかにかかった場合、カウンセラーに言われることってわかりきってますよね
つまり、あのおかーさんがやってることって、「子供のためと言いつつ自分のため」っていうことの典型だから。
林真理子先生の原作を読んでないので、もちろん細かい心理描写についてドラマでのみ察するのには限界があるかもしれません。
でも、ドラマで見る限りにおいては少なくとも絶対そうだと思いましたww
一説として、学校は軍隊をモデルにしているという説があるそうですが、まあ、学校という社会に適応できなかった子にとっては、「学校」っていうのは軍隊へ嫌々行かされるのと同じようなものです。
なので、もし子供が「学校へ行きたくない」といったら、それは「軍隊へ行きたくない」って言ってるのだと、親御さんはそう思ったほうがいいんじゃないかなって時々思うんですよね。
軍隊で行われることっていうのは、基本集団生活に慣れるための<無個性化>ですから……それが嫌になったりついていけなくなったり馴染めなくなったりして、脱落という言葉は使いたくないんですけど、結果としてそういう子がでてくるのはある意味自然なことというか。
まあ、変な話、どこの親御さんも自分の子にだけは「楽しく安全、快適な」学校生活という名の軍隊生活を願っているというか、そんなところがあるような気がします。
軍隊生活というのは言うまでもなく、戦場へいって命を落とすことが前提としてあるわけですけど……学校という社会では、肉体の中の命が死なないかわりに、心の中の命が下手したら死ぬってことです。
下流の宴の翔くんっていう息子さんはたぶん、これ以上学校へ通い続けたら心が死ぬと思ったから、その前にSOSをお母さんにだしたんだと思うんですけど――まあ、「とりあえずなんでもいいから学校へ行きなさい」っていうのは、本当に逆効果ですよね
ピアノを習わせてあげたとか、ハワイへ連れていってあげたとかいうのも、ある部分は親の意向を子供に押しつけてるだけっていうのもあるというか、むしろそれより先に「子供が本当は何をしたいか」とか「どこへ行きたいのか」って、あのお母さんはきちんと聞いたことがあるんだろーかと思いました。。。
たぶん常に子供より先まわりして、まだ「何をしたいかなんてわからないだろうから、ピアノを」とか、子供は国内旅行で十分だと思っていたとしても、「ワイハよ、ワイハ!!ワハハ~イ♪」とか、有無を言わせず旅先を決めたり……この部分はあくまでわたしの想像ですけど(笑)、あのお母さんは息子さんの話(というか心の声☆)を聞いてるようで聞いてないので、そこが問題なんだろうなあ……って、見ていてぼんやり思ったような次第です(^^;)
ちょっと時間的に見れるかどうかわからないんですけど、下流の宴は見れそうだったらまた続きを見たいな~と思っています♪
そんで、ベルべらに話を戻すと……Act.9に出てくるミズキくんの親御さんも、たぶんこのあたりのことを説明してわかってもらえるかどうかって、かなりあやしい御両親のような気がしてます(^^;)
このお話はベルビュー荘に住んでいる(or住んでいた☆)人たちの物語なので、ミズキくんの引きこもりはあまり大きなテーマとして扱わなかったんですけど、まあ<引きこもり>っていうことについては、また別の形で何か書いてみたいな~と思ったりしています。。。
Act.10は、主人公のサクラに夢のかけらが見つかる??といったところなんですけど、まあまだ小さなこんぺいとうが一個見つかったかどうか……というくらいの感じかもしれません(^^)
連載してみて気づきましたが、ここまででAct.10っていうことは、このお話って実は自分で思ってたより少し長かったのかなっていう気がしてます
いえ、他にも色々しなきゃいけないことがあるので、なるべく早く連載終わらせてあとがきを書きたいと思ってるんですけど……まあ、日曜以外毎日のように更新してても、気長にのんびり読んでいただけると嬉しいです♪
それではまた~!!
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