※使用させていただいているイラストは、幻想素材サイトFirst Moon様のものです。利用規約を守らず転載or再配布したりされないよう、よろしくお願い致します。
おとつい、庭にスミレの花が咲いているのを見ました
きのう、庭に白いユリの花が咲いているのを見ました
そして今日、庭に赤いバラの花が咲いているのを見ました
わたしは彼女たちの横を通りすぎる時
いつも甘い溜息とともにこう思ったものでした
「ああ、おまえたち!なんて美しいの!」
と――
けれども、昨晩夢の中で知りました
花たちもまた逆のことを思っているのだということを
彼らはわたしの額に触れ
唇に触れて
こう言いました――
「おまえはなんて美しいのか」
と――
そうです
魂も震えるような恍惚の一瞬とは
こういうことをいうのです
童話の部屋にある「新・荊姫」のページを新しくしました♪
元のグリム童話の「荊姫」や一般によく知られている「眠り姫」、「眠りの森の美女」のパロディなんですけど、このお話がわたし、本当に大好きです
もちろん、自分が書いたお話が、ではなくて、元のグリム童話の「荊姫」が、ということなんですけど(^^)
誰もがご存知のお話とは思うんですけど、一応ウィキからあらすじを引っ張ってきてみますね
>>あるところに子どもを欲しがっている国王夫妻がいた。ようやく女の子を授かり、祝宴に一人を除き国中の12人の魔法使いが呼ばれた(13は不吉な数字であった為と見られる、またメインディッシュのため賓客に供する金の皿が12枚しかなかった為とも)。魔法使いは一人ずつ贈り物をする。宴の途中に、一人だけ呼ばれなかった13人目の魔法使いが現れ、11人目の魔法使いが贈り物をした直後に“王女は錘が刺さって死ぬ”という呪いをかける。まだ魔法をかけていなかった12人目の魔法使いが、これを修正し「王女は錘が刺さっても百年の間眠るだけ」という呪いに変える。呪いを取り消さなかったのは修正以外不可能だったため。
王女を心配した王は、国中の紡ぎ車を燃やさせてしまう。王女は順調に育っていくが、15歳の時に一人で城の中を歩いていて、城の塔の一番上で老婆が紡いでいた錘で手を刺し、眠りに落ちる。呪いは城中に波及し、そのうちに荊が繁茂して誰も入れなくなった。侵入を試みた者もいたが、鉄条網のように絡み合った荊に阻まれ、入ったはいいが突破出来ずに皆落命した。
100年後。近くの国の王子が噂を聞きつけ、城を訪れる。王女は目を覚まし、2人はその日のうちに結婚、幸せな生活を送った。
ええとですね、元のこのお話が素晴らしいものであるために、新しくパロディを書くなんてちょっと如何なものかと自分としては思ってました
んでも、「童話における深層心理」みたいな本をいくつか読んでみると――大抵書いてあるのが、「性への目覚め☆」とかなんか、そんなことばっかだった記憶があります
ようするにこの錘っていうのは男性器の象徴だとか、王さまはようするに性的なことから大切な娘を出来るだけ遠ざけようとしたのだ……とかいうお話。
でもわたし、この荊姫っていう物語がほんとに好きだったので、そういうのを読むと「おまいら、もっと純粋にグリム童話読めよww」みたいな気持ちになってしまい、それでわたしが書いたのが「新・荊姫」という短いお話です(^^;)
書いた当初は、自分としても「なんていうことのない、大したことのないお話☆」と思ってたんですけど……今回またFirst Moonさんの素材をお借りしてページを作ってると、なろうさんのページのところにお気に入りが4件とポイントが入ってるのを見てびっくりしましたww
本当にありがとうございます♪
いえ、カナリア姫ってわたしにとっては理想の女性像なもので……彼女のように塔にこもって自分の好きなこと(植物学)に熱中し、それでいてまわりの誰からも好かれるって、一番羨ましいことのような気がします(^^)
普段から植物に対して擬人化して見る傾向が強いわたしにとっては、カナリア姫のように花の精たちからさえも慕われ愛されるというところも、すごく羨ましい感じのすることだったり。。。
冒頭の詩はわたしが2~3日前に思いついて書いたものですが、この季節はちょうど花が綺麗なのでつい……といったところだったでしょうか
そうなんです。わたしはこう見えて意外に少女趣味な人なんです(笑)
では、次回はまたその日の気分によって詩の紹介か創作ノートの続きを書いていきますので、よろしくお願いします♪
それではまた~!!
おとつい、庭にスミレの花が咲いているのを見ました
きのう、庭に白いユリの花が咲いているのを見ました
そして今日、庭に赤いバラの花が咲いているのを見ました
わたしは彼女たちの横を通りすぎる時
いつも甘い溜息とともにこう思ったものでした
「ああ、おまえたち!なんて美しいの!」
と――
けれども、昨晩夢の中で知りました
花たちもまた逆のことを思っているのだということを
彼らはわたしの額に触れ
唇に触れて
こう言いました――
「おまえはなんて美しいのか」
と――
そうです
魂も震えるような恍惚の一瞬とは
こういうことをいうのです
童話の部屋にある「新・荊姫」のページを新しくしました♪
元のグリム童話の「荊姫」や一般によく知られている「眠り姫」、「眠りの森の美女」のパロディなんですけど、このお話がわたし、本当に大好きです
もちろん、自分が書いたお話が、ではなくて、元のグリム童話の「荊姫」が、ということなんですけど(^^)
誰もがご存知のお話とは思うんですけど、一応ウィキからあらすじを引っ張ってきてみますね
>>あるところに子どもを欲しがっている国王夫妻がいた。ようやく女の子を授かり、祝宴に一人を除き国中の12人の魔法使いが呼ばれた(13は不吉な数字であった為と見られる、またメインディッシュのため賓客に供する金の皿が12枚しかなかった為とも)。魔法使いは一人ずつ贈り物をする。宴の途中に、一人だけ呼ばれなかった13人目の魔法使いが現れ、11人目の魔法使いが贈り物をした直後に“王女は錘が刺さって死ぬ”という呪いをかける。まだ魔法をかけていなかった12人目の魔法使いが、これを修正し「王女は錘が刺さっても百年の間眠るだけ」という呪いに変える。呪いを取り消さなかったのは修正以外不可能だったため。
王女を心配した王は、国中の紡ぎ車を燃やさせてしまう。王女は順調に育っていくが、15歳の時に一人で城の中を歩いていて、城の塔の一番上で老婆が紡いでいた錘で手を刺し、眠りに落ちる。呪いは城中に波及し、そのうちに荊が繁茂して誰も入れなくなった。侵入を試みた者もいたが、鉄条網のように絡み合った荊に阻まれ、入ったはいいが突破出来ずに皆落命した。
100年後。近くの国の王子が噂を聞きつけ、城を訪れる。王女は目を覚まし、2人はその日のうちに結婚、幸せな生活を送った。
ええとですね、元のこのお話が素晴らしいものであるために、新しくパロディを書くなんてちょっと如何なものかと自分としては思ってました
んでも、「童話における深層心理」みたいな本をいくつか読んでみると――大抵書いてあるのが、「性への目覚め☆」とかなんか、そんなことばっかだった記憶があります
ようするにこの錘っていうのは男性器の象徴だとか、王さまはようするに性的なことから大切な娘を出来るだけ遠ざけようとしたのだ……とかいうお話。
でもわたし、この荊姫っていう物語がほんとに好きだったので、そういうのを読むと「おまいら、もっと純粋にグリム童話読めよww」みたいな気持ちになってしまい、それでわたしが書いたのが「新・荊姫」という短いお話です(^^;)
書いた当初は、自分としても「なんていうことのない、大したことのないお話☆」と思ってたんですけど……今回またFirst Moonさんの素材をお借りしてページを作ってると、なろうさんのページのところにお気に入りが4件とポイントが入ってるのを見てびっくりしましたww
本当にありがとうございます♪
いえ、カナリア姫ってわたしにとっては理想の女性像なもので……彼女のように塔にこもって自分の好きなこと(植物学)に熱中し、それでいてまわりの誰からも好かれるって、一番羨ましいことのような気がします(^^)
普段から植物に対して擬人化して見る傾向が強いわたしにとっては、カナリア姫のように花の精たちからさえも慕われ愛されるというところも、すごく羨ましい感じのすることだったり。。。
冒頭の詩はわたしが2~3日前に思いついて書いたものですが、この季節はちょうど花が綺麗なのでつい……といったところだったでしょうか
そうなんです。わたしはこう見えて意外に少女趣味な人なんです(笑)
では、次回はまたその日の気分によって詩の紹介か創作ノートの続きを書いていきますので、よろしくお願いします♪
それではまた~!!
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