山で鍛える

修行・訓練・山行の記録用

石裂山・月山攻略戦 1

2016-04-13 18:20:12 | 修行・訓練
【石裂山・月山】
標高 :879m・890m
メンバー :単独
天気 :曇り
駐車場/登山口: 加蘇山神社駐車場→月山・奥ノ宮分岐→奥ノ宮→東剣ノ峰→石裂山→月山→月山・奥ノ宮分岐→加蘇山神社駐車場 ※石裂山回遊登山コース
標高差:556m
総歩行距離:約4.6km

おざくさんと読みます。
回遊登山コースを行けば流れで月山に登る(寄る)ことになります。

前日は神宮で祝杯をあげてましたので、めちゃくちゃな早起きは出来ず、0615に自宅を出発して0820に登山口に到着しました。鹿沼ICまでは1時間15分で着きましたが、予想してたより下道が時間かかりました(^_^;)
加蘇山神社に登山者用の無料駐車場があります。

登山口に看板が乱立してました(^_^;)
熊だけはご勘弁頂きたいものです。

看板の石裂山回遊登山コースで行きます。0825スタートです。

加蘇山神社。参拝は下山後にしました。

案内板に従い進みます。

今は利用していない感じで朽ち果ててきてます。

倒木なのかな?荒廃した雰囲気の登山道を進みます。







落差4mの清滝。小さくてかわいい滝です。

周遊コースの分岐に到着。登りは左手を進み、下りは右手の道から戻ってくるわけです。

無数に枝を伸ばす千本桂。



そこそこ斜度があります。

最初の鎖が出て来ましたが、鎖場というより急登の補助の鎖でした。



今はお宮のない中ノ宮。ここからが本格的に登山の始まりという感じです。

梯子や鎖が見えて来ました。行者返しという岩を登るようです。

鎖場の登場です。しかし鎖は使わなくても、三点支持どころか足だけで登れるレベルです。



やはり鎖場とか梯子があった方が変化があって、山登りが楽しいですね。

奥ノ宮が見えて来ました。神社の奥ノ院とか奥ノ宮ってすごく好きです。派手な建築物はなくとも、自然と一体になった厳かで神秘的な雰囲気がとてもいい感じです。

廃棄されている鎖。サイパン島の帝国陸軍の砲台とか戦車みたい。時の流れを感じれていいね。

奥ノ宮まで登りきってから、数分登山道をロストしました。
正解は奥ノ宮を背にしたら、右手に下っていく方にルートがあります。ここだけがやや分かりづらいかもしれません。

つづく




般若山攻略戦

2016-04-10 14:06:42 | 修行・訓練
ちょうど3年ほど前に行った攻略戦の中からの抜粋記事になります。そして2度目の登山ですね。

【般若山】
標高 :390m
メンバー :2人
天気 :晴れ
駐車場/登山口: 法性寺駐車場→般若山 ※ピストン
標高差:107m


32番寺まで車で移動。ここが登山口になります。

32番寺「法性寺」の門にある般若面。
ここまでは車で移動し、徒歩にて奥ノ院を目指します。


門をくぐるとこんなに立派な庭園が続きます。


ここ奥ノ院までは結構な山道を30分くらい登り、足腰が相当鍛えられます!
ふくらはぎがイジメられる都度、嬉しくてニヤニヤしてしまいます…。


最後は急な岩場をチェーンを使い、
登りきると、大日如来がいらっしゃいます。
標高的にここが山頂となります。
2、3人分くらいのスペースしかありません。


その岩場からの撮影。
本当に気持ちいいです。


(私です。)


絶景の場所にある岩舟観音。
実に神々しいです。


まるで後光が差してるようです。


総評です。
知る人ぞ知る名低山、般若山。
私は秩父三十四札所巡礼をしている時に三十二番寺に行った際に寄り道をしたので知っていました。
わずか30分ほどの登り道ですが、石像もあり、岩場もあり、鎖場もありの大展望です。
とにもかくにもビューが素晴らしすぎます。
風も抜けて、爽快そのものです。
そして岩舟観音も大日如来も神々しい。
この山は絶対に登る価値ありです。釜ノ沢五峰とパックで行けば結構な運動にもなります。
私はこの日、巡礼中良いと思った山場を数か所登った(移動しながら)ので、ここ般若山は単独の登山となってしまいました。

石割山攻略戦

2016-04-07 12:15:02 | 修行・訓練
【石割山】
標高 :1,413m
メンバー :単独
天気 :晴れ
駐車場/登山口: 石割山登山口駐車場→石割神社→石割山 ※ピストン
標高差:365m
総歩行距離:約3.5km

罰によるこの日3座目の登山です。
河口湖より高速も使いながらサッと山中湖に移動しました。
駐車場は広々していて綺麗です。

隣にトイレも完備されており、低山とは言えども登山のベースとして素晴らしい機能を持つ登山口です。

黄色い橋を渡り、赤鳥居をくぐって1125登山開始です。

石段地獄でした(^_^;)
403段とめちゃくちゃ長いです!!

延々と続きます。これは罰にはピッタリですね。

ここまで登ってきたとこを振り返るとこれモンです。しかし写真では伝わらないですよねー。

低山のオンパレードとは言えども3座目なので、心技体全てに堪えます(^_^;)

403段登り切り、下を見て撮影。

斜度が緩い山道が続きます。あの石段地獄の後、もし急登だったら死んでました。本当に助かりました。

石割山山頂が見えます。

治山事業が行われたところに出ると、この御神木があり、

石割神社があります。

山の中腹にドーンッと神社があります。

神社を過ぎてから、結構な急登が頂上まで続き、とても苦しかったです(^_^;)
一部道が荒れ、木の根やロープを利用して胸突き八丁を登ります。



キ・ツ・イ(つД`)ノ

そして1205ようやく頂上到着です。スタートから40分で登りました。結構バテバテでしたね。
※コースタイムは65分となっています。

しかしこのビューが全てを癒してくれます!富士山と山中湖。

山頂標識がなんか見辛い(^_^;)

ものすごいビューです。
ドライ塩トマトを貪り、塩分、糖分、ミネラル、カロリー補給をします。

10分ほど休憩して1215下山開始です。
石段とところまで下りて来ました!

地獄の階段を走り下りました。

1240下山完了。休憩10分を含み1時間15分の登山でした。
これにて全ての予定が終了しましてトイレの水道でジャバジャバと顔を洗って、最高に気持ち良かったです。総標高差1,000m程度の低山3座ではありますが、達成感も3倍です。


総評です。
ベースも登山道も綺麗に整備されており、家族での登山などに最適な山だと思います。もちろん技術が要るような難所もありません。
この後の記事でも触れる予定の石割の湯とパックで超オススメです。
山は石割神社と富士山のビューがいいですし、何より温泉が最高だったかな(笑)




天上山(カチカチ山)攻略戦

2016-04-07 09:44:45 | 修行・訓練
【天上山】
標高 :1,104m
メンバー :単独
天気 :晴れ
駐車場/登山口: 河口湖湖畔無料駐車場→天上山 ※ピストン
標高差:248m(山頂-ロープウェイ駅で算出)

2座目はカチカチ山に登って来ました(^_^;)
三ツ峠山(開運山)を終えて、すぐに移動して河口湖湖畔無料駐車場に車を停めて0935に登山をスタートしました!!




ロープウェイ乗り場。カチカチ山のアナウンス放送が流れていました(^_^;)
もちろんワタシは徒歩で登ります。

まずは舗装された道を登って行きます。

ドン突きを右に。

左手上空を見るとロープウェイが発車した直後でした。
3分の空の旅をとアナウンスが流れていましたが、こっちもこのレベルの山は、3分で登ってやるよくらいカチカチ山を舐めてました。名前からしてベロンベロンに舐めてました(^_^;)

下を振り返ったらハリアーが見えます。

神社があります。休憩所やらトイレやらも提供している素晴らしい神社でした。

神社の脇からいよいよ登山道がスタートします。

オヨヨ。結構な登山じゃないのよ(-.-;)
舐めてた(構えてなかった)分、予想より数倍キツく感じます(^_^;)
ホント、楽な山なんて一つもないですね。
天覧山でも日和田山でも伊予ヶ岳でもそれなりに苦しめられます。

中腹に富士見台みたいな広場がありました。

嗚呼、美しい!日本の山は!



雰囲気的に頂上までもう一息な感じです。


10時に展望広場に到着しましたが、超混んでてびっくりしました!!
ロープウェイ駅があるのですが、こんなにも人が来てるのかと。
しかもほとんどが中国人筆頭に外国人。
日本人は数人しかいません。

展望台から富士山を撮影。

茶屋は行列出来てまんがな。ものすごい売上じゃないかな。

展望台より河口湖を望む。

茶屋でソフトクリームを並んで購入。皆さんロープウェイで来てますが、僕だけ徒歩なんで汗がダッラダラで不審者扱いです(^_^;)
味の方は濃厚でクリーミーなタイプでサッパリしなかったですね。

休憩してから1015に山頂に出発。



富士山がバッチリ見えるポイントがあり、

知らなかったのですが、さっき登った三ツ峠山に、この分岐から行けるんですね!カチカチ山からマサカの三ツ峠山。
山って以前登った山などに繋がってるのを知ってびっくりしたり嬉しく思うことがよくあります。


1020山頂到着。先ほどの展望広場の喧騒とは打って変わって、静寂で厳かな空気が流れています。
5分10分足を延ばすだけで、素晴らしい空気を享受出来ます。

木々が邪魔して富士山の眺望はイマイチですが、素晴らしい頂上の雰囲気でした!

1025下山開始。
途中、湖畔へは違うルートで降りてみました。 帰りはほとんど走って下山しました。

湖畔無料駐車場はたくさんあるんですね。
ここから少し行ったとこに車を停めています。
1045に車に到着した。

0935~1045(休憩15分含む)の1時間ちょっとの軽い登山でした。


総評です。
カチカチ山の舞台?となった山、天上山。
神津島の天上山は登山済みですが、こちら山梨の天上山は初めてでした。
オート事業部のみで行ったカチカチ山の話が面白くて、頭に残っていたってのはありましたね。
で、河口湖をベースに山登りいくつかしようと調べてたらカチカチ山のインフォが出てきたので、これはネタとして行っておこうと(笑)。
季節によっては紫陽花が咲き誇るみたいですよ!
老若男女問わず健康な人なら簡単に登れる山という点ではとってもお勧めです。是非展望広場から少し足を延ばして頂上まで行ってみて下さい。口では説明出来ないようなこじんまりとしたいい雰囲気の頂上でした。
こういう低山が大好きです。高い山ばかりが山じゃないぞって思います。
しかし富士山見える富士五湖は中国人だらけですな(^_^;)
もちろん他の国の人もいましたが、世界遺産になるとすごいですね。
騒々しいと言うか喧騒そのもの。
こっちは休日の骨休めだし、登山には静寂や神々しさを感じたくて行ってるので、街中や観光地に出るとこれモンでびっくりしちゃいます。

三ツ峠山(開運山)攻略戦

2016-04-06 22:08:35 | 修行・訓練
【三ツ峠山(開運山)】
標高 :1,785m
メンバー :単独
天気 :晴れ
駐車場/登山口: 三ツ峠山登山口バス停→三ツ峠山荘→三ツ峠山(開運山) ※ピストン
標高差:552m
総歩行距離:6.9km

とある方より、スワローズ大敗及び連敗の罰を与えられまして、1日で富士山が見える山を3つ登ってこいと。

そんなわけで朝5時10分に自宅を出発。

しかし河口湖は寒い!!
湖畔にあった温度計は2℃でした(>人<;)

バス停のとこが駐車場になってます。
もうちょっと行くともう一つ駐車場があり、そこが最短になるのですが、たいした距離もないし、今回は単独行のトレーニングなので、ここからのスタートにしました。0705スタートです。

道なりは御成道路なので、ヘアピンカーブのドン突きを右に入って行きます。

アスファルトで舗装された道を10分弱歩くと、ほとんどの人が利用する第2駐車場がありました。

山梨でも大活躍の纏リスちゃん。こいつを見るとものすごくホッとします。

更に山荘やテレビ塔を行き来するジープが数台置いてある駐車場があり(一般利用も可能そう)、トイレも完備しています。



しばらく歩くと、先客5人衆を発見。年配の方ですが、相当鍛えられてるようで感心します。

ジープが行き来する道がイコール登山道なので、幅広いです。なんか半車道歩きって感じがして、つまらないことはつまらないです(^_^;)

残雪も山の一部にはあり、登山道は霜が下りていてバリッバリです。
無雪期ピークハントのつもりで軽装で来ましたので、山頂付近が雪に覆われてたら嫌だなぁと不安になりました。

山荘の看板が出てきて、巻道と二手に分かれます。

三ツ峠山荘に到着。

富士山が見事だ!昼にはいつも頭が雲隠れしちゃうので、綺麗な富士山を拝むには早朝登山が必須となります。この時点でまだ8時前ですから、パーフェクト富士です。

山荘を超え、頂上っぽいところを登ると広場になっていましたが、ここは頂上ではありません。

アルプスの山々も望めます。

ここのピークからの富士山。

四季楽園。これも山荘かな。自販機がありコーラが300円でしたが、ジープで運搬すること考えれば安い方だと思いました(^_^;)

ここから最後の登りに入ります。

急登を登るとすぐに休業中の富士見山荘が見えてきます。

10分弱急登を登り上げて…
0805頂上に着きました(^_^;)

頂上石碑と富士山。

ふーじはニッポンイチのやまー!

NHKはじめ各社のテレビ塔があります。
個人的にはテレビ塔が乱立してる山は、大きく山頂の景観が損なわれてる気がして好きじゃありませんね。

八ヶ岳からアルプスまでズラッと見えます。見事だ。

小休止して、0810に下山開始です。
帰りは四季楽園裏の道(巻道)を進みました。
後はつまらない登山道(ジープ道)の単純ピストンなんで、写真は撮ってません。
残雪。

広い駐車場まで下山しました!
トイレの写真ですが、トイレが綺麗でザック置きや暖房も完備されていて感動して思わず写真を撮っちゃいました。
ここはベースとしては素晴らしいですよ。

たまに見るコラボ。

ハリアーが見えてきました(^_^;)
0900下山です。
登り1時間、下り50分、山頂休憩5分の計1時間55分の登山でした!


総評です。
平日の7時登り始めの登山だと、ほとんど人と合わないのが通例ですが、この三ツ峠山はそれが当てはまらず、往復路で10組くらいの方たちと会いました。装備的に見るとロッククライミングや、山荘で泊まって縦走する人達が多い感じ(ヘルメットやザック容量が大きい)でした。
こんなに軽い山なのに、僕みたいに気軽にピストンで登ってる人が少ないのです。
人気の山なんでしょうね。
個人的には文中にも書いたテレビ塔の存在が邪魔なのと、登山道が未舗装のジープ道というところがあんまり好きじゃないです。
富士山のビューが素晴らしいだけに、その分もったいなく感じてしまいます。

御前山攻略戦 2

2016-04-01 08:20:42 | 修行・訓練
何度も何度も眼前に見えるピークが頂上だと思いました。
間違いなく思わせぶり百名山に入りますよ、コレは。

スタートからずっとゆっくり着実に歩いてまして、一切休憩取らずに山頂に行く予定ですが、思わせぶり百名山のせいで、疲れが倍増です。



いよいよ登り切ったかと思い、電池が切れちゃいましたが、

なんとまだ惣岳山でした。

アレが御前山か…。

そうか。大岳山、御岳山に繋がってるんだな。



今日初の纏リスちゃん。

そしてとうとう0935御前山に到着!スタートから2時間ジャストでした。



広々とした頂上ですが、眺望は良くありません。

1番乗りかと思ったら、先客がいて、コーヒー作って優雅な時間を過ごしていました(^_^;)

私はコレ。カルシウムが牛乳の3倍って、基準の牛乳がカルシウム抜群ではないんじゃないの?
注)レモンのビタミンC現象

御岳山から大岳山、そしてこの御前山と縦走して来たのか、高校生くらいの真面目そうな子っちが20人くらい登って来て、頂上の静寂はわずか5分で終了しました(^_^;)
10分ほどの休憩で、下山開始。

御前山から惣岳山は0.7キロ程度です。

惣岳山山頂近くからは、奥多摩湖が木々の間から見えます。

こう見るとものすごい急登を登ってきたなと思います。

すごい勾配です。

しかし、登山で厳しいのは登りだけですね。
下りは転ぶ危険はありますが、足や心臓が張り裂けそうだとか、汗が吹き出るとかないですからね。

だんだん奥多摩湖が大きく見えてきました。

水がコバルトブルーで綺麗です。

ようやく下山しました。以前使っていたドラム缶橋です。

ダム下を撮影。

天気も良く長閑です。







帰ってきました。登り2時間、下りは1時間半の計3時間半の登山でした。

総評です。
奥多摩湖から一気に1,000m近くを登り上げるコースです。
訓練登山を目的にチョイスしましたが、鍛え始めにはちょうどいい山ですね。
急登から始まる登山で、更に連続するので非常にキツイんですが、まあ何とか頑張れるレベルの山です。
分かってはいるんですけど、山行は最低1ヶ月に2回くらい行き続けないとダメですね。
私は半年サボってましたので、もう全てがゼロで、再開し始めが本当にキツイ。
全て自分のせいなんですけどね(^_^;)
最初は奥多摩湖を見ながら登れますが、しばらくすると眺望のない退屈な尾根歩きが続き、山頂の眺望も全くないので、訓練目的が良いんじゃないかな。
これでも一応奥多摩三山に数えられる名峰とのことです。