一カトリック信者(ジュゼッペ)の日々想い

聖ヨゼフを愛する一カトリック信者の日々を綴ったブログです。

少数派に属す

2016-11-24 07:54:05 | カトリック
外は銀世界だと思って朝まず外を見ましたが、まだその時は雨で次第に雪に変わっていきました。11月の雪は関東では54年振りだそうです。
雪、で思い出すことは、地獄に行く霊魂です。ファティマでマリア様は幻視者に地獄のビジョンをお見せになりました。そして雪景色をお見せになりましたが、よく見るとそれは霊魂でした。それは地獄に落ちていくカトリック信者の霊魂でした。
人祖が恩寵を失って原罪の結果、悪にそして罪に、非常に傾きやすくなっています。時代と共に罪は犯しやすくなり、新しい教えや新しい思想により罪に対する考え方も変わってきています。そうなる前のタイミングで聖母は私たちに、あえて厳しい現実をもって警告されました。
罪に傾きやすく傲慢な私たちに必要なのは甘い悪魔の言葉ではありません。現実、事実、真理です。イエズスが例え話で私たちに教えるのは、天国の事よりも地獄や罰のことが多いのはそのためです。福者ピオ9世が仰るとおりに、回心のためには恐ろしい現実を知るのが早い、のです。ですから今月は地獄の事を考えてみましょう。天国に行く霊魂よりも地獄に行く霊魂の方が圧倒的に多い現実を知ってください。選ばれたカトリック信者の霊魂でさえなのです!ですから大多数の方にいてはいけない、ということがお分かりになると思います。これが現実です。
そして聖母マリア様が直々にロザリオの各玄義の最後に付け加えて下さった次の祈りを黙想しましょう。

「ああイエズスよ、我らの罪を赦し給え、我らを地獄の火より守り給え。また全ての霊魂ことに主の御憐れみを最も必要とする霊魂を天国に導き給え。」

罪人の回心のために祈りましょう。