一カトリック信者(ジュゼッペ)の日々想い

聖ヨゼフを愛する一カトリック信者の日々を綴ったブログです。

三種類の人間

2016-11-22 07:28:39 | カトリック
信用ある人や、信用のある事柄ならば、手放しで信じる人、半信半疑の人、絶対信じない人の三種類に分けられます。
例えば使徒聖トマは主の復活を目で見るまで疑いました。そこで主は信仰に対する態度の中で何が最も幸いな態度かを示されました。聖トマはその場ですぐに改心し、その後立派に殉教を成し遂げ、私たちの信仰の模範になっています。聖トマの疑いは、私たちの反面教師的な役割を果たし、主から大切な言葉を引き出しました。信仰を思い起こすとき彼のことを考えるのです。
絶対信じない人。例えばそれはユダヤ人です。当時のユダヤ人はキリストの愛徳の行いや奇跡を目の当たりにしていたにも関わらず、主を信じず殺したのです。そして今もなおユダヤ人はイエズスをキリストとして認めていません。これは頑な態度です。今でも彼らの攻撃は有効で続いており、教会は常に危険にさらされています。カトリック信者の中にも目で見ても頑なに信じない人もいるようです。
 御聖体という真の主を目の前にご覧になるときどんな態度でしょうか。
 教会の2000年間変わない教えに対して半信半疑でいいのでしょうか。

「信じる者には説明は不要であり、信じない者には説明は無駄である」
―ルルド―