一カトリック信者(ジュゼッペ)の日々想い

聖ヨゼフを愛する一カトリック信者の日々を綴ったブログです。

マーチフォーライフに参加して

2017-07-18 17:29:58 | 生命問題
昨日は、築地教会から出発して日比谷公園まで「マーチフォーライフ」の行進に参加させて頂きました。
結論から申し上げると幸せな時間でした。
まず、築地教会に着くとそこにはファチマのマリア様のおみこしがありました。闇に葬られた胎児と、これから生を受けた赤ちゃんが無事に産まれてきますように、という想いでロザリオを唱えながら歩きました。
生命は、神様と直結しております。そしてマリア様は御母です。御母を通して行われた行進に感謝と感激を致しました。
ただでさえ日本では聖母行列は大変に珍しいですし、この長い距離を警察の方々に誘導されて行われたことに感謝致します。
今回は昨年よりも多くのカトリック信者が参加して二百名弱の人が集まり行進しました。私の知る限り司祭も三名が参加されました。参加者も外国の方も多く日比谷公園では、到着されると二名の司祭からラテン語で祝福を受けて沢山の方が跪いておりました。
外国ではこのような行進には毎回、数万人から数十万の人たちと多数の聖職者が参加されるようです。日本でもマーチフォーライフはもっと日本カトリック教会から支援を受けるべきだと強く感じました。
なぜならば、こうしている間に数え切れない命が失われているからです。聖母マリア様を通して行われる運動は必ず実を結びます。必ずです。
従ってマーチフォーライフは、命を大切にしない文化が続く限りカトリック教会の大切な運動として根付いて欲しいと思います。



最も小さな者

2017-07-14 07:53:34 | 生命問題
『あなた方によく言っておく。これらの私の兄弟、しかも最も小さな者の一人にしたのは、私にしたのである、と言うであろう』(聖マタイの聖福音)
『最も小さな者』とは、一般的によく、病人や虐げられている人、貧しい者、など沢山の解釈があります。
しかし、最も小さな者は字の如く赤ちゃんです。特に生まれてくる前の胎児は、10ヶ月近く子宮の中で守られて生まれてきます。彼らはもちろん無抵抗です。
主イエズスも聖母マリア様の子宮の中におられました。
そして私も読者の皆様においても同じです。無事に生まれてきました!
しかし人工中絶や堕胎で多くの胎児が殺されています。無抵抗の胎児が、殺されています。日本のような個人主義が蔓延っている社会では、外国のように堕胎や中絶が社会的に大きく生命問題が取り上げられて議論されることはありません。しかし現実として堕胎や中絶は殺しです。揺るぎ無い事実です。この事実を口にすることで多くの赤ちゃんが救われる事があります。
中絶が殺人だと気が付かない人もいるからです。
では少しでも殺人を止める方法は無いでしょうか。小さな者のために出きることは無いでしょうか。

生命を守る運動

2017-07-12 07:54:17 | 生命問題
来週月曜日、2017年7月17日に東京大司教区のカトリック築地教会にて、15時からミサ、16時から胎児のために出来ることがあります。胎児のために行進します。マリア様から喜ばれます。純粋に命を守る運動です。
お時間ある人は是非参加しましょう。私の家族も参加予定で調整しております。
マーチフォーライフ


生命のために

2017-07-03 07:58:37 | 生命問題
私たちの取り巻く環境は常に戦争と隣り合わせです。個々の争いが無くならないように、国家同士の戦争も無くならないのでは無いでしょうか。
戦争を抑止するためには、法律が必要だということで、憲法を変えたくないと本気で考える人もいます。聖職者の中にもおられます。しかし現実問題としてこっちが何もしなくとも相手が有っての争いです。私の身内にも戦争経験者が多くいますが、もちろん無益な戦争には反対しています。しかし家族、知人や友人を守るためなら戦うのは、当たり前だと言います。しかし、大東亜戦争以降日本は戦争に巻き込まれていません。いつ起きるか分からない戦争に労力を使うよりも、現在行われている恐るべき大量殺人に目を向けるべきです。私たちの近くではもっと大きな殺人が行われています。それは人工中絶です。
私が学生の頃は、ヨハネ・パウロ二世もマザー・テレサも生命倫理に関しては良い戦いをしました。実は私の大学の卒業論文は、人口論についてでした。私のゼミの教授は国連の人口政策を司るところの役職まで務めた人でした。彼は悲観論でもって人口抑制政策を国連がやってきたことを認めました。それは例えばアフリカで人工中絶する人に生活の保護をしたり、または健康促進と言いつつ(偽り)赤ちゃんが出来ないような体にする注射をしたのだそうです!このようなことを平気で行うのが国連なのです。
日本だけで言えば、中絶数は国連指針の家族計画以降では累計で3000万人以上の胎児が殺されていることになっていますが、実際は病院から厚生労働省に届けられている数であって実際はその数倍と言われています。
このように戦争で死ぬ人の数よりもはるかに多くの赤ちゃんが殺されています。これが現実です。カトリックの教えでは中絶された赤ちゃんは、リンボ(古聖所)に行くことになります。彼らは神様を一切知ることは出来ません。煉獄やこの世のような苦しみからは逃れられますが、天国のような完全な幸福を得ることは出来ません。
このような赤ちゃんのために私たちが出来ることはなんでしょうか。その一つとしてあるブログをご覧ください。
ファチマの聖母の会・プロライフというブログの「マーチフォーライフ アメリカと日本」という記事をお読みください。 このような運動で少しでも私たちが神様への忘恩の償いが出来ますように。
私も仕事が無ければ駆けつけたいところです!