一カトリック信者(ジュゼッペ)の日々想い

聖ヨゼフを愛する一カトリック信者の日々を綴ったブログです。

死後

2017-11-22 07:45:25 | カトリック
人祖が犯した罪によっては私たちは、「恩寵を失った状態」を相続しています。恩寵を失って人類は必ず「死」にます。どんなに生き長らえようと努力してもいつかは死にます。
しかし神様の憐れみによって、救いの手が差し伸べられましたが、死後の世界で私たちの救いが完成されるのであってこの世では、そのいくらかの救いのイメージを感じ取れたにせよ、最期までは分からないのです。
人が造られた時、神様と人の間には宗教は一つでした。しかし聖書に記されている通り長い歴史の中で、罪に偏りやすい人間は、その高慢によって様々な偶像を拝むようになりました。エジプトから助けられた敬虔なユダヤ人でもモーゼが山に登っている少しの間にも金の牛を拝んでいました!
現代でもカトリックと言っても多くの人は、使徒の時代から続く真理さえ歪めさせて、神観が変わってしまっています。
イエズス様は聖書の中で天国の話の数倍は、地獄の恐ろしさを私たちに教えています(これだけでも多くの人が地獄に行くことの証明になります)。そして、ファリサイ派を批判さえされていますが、言うことは正しいと仰っています。批判は行いに対して仰いますが、言うことは批判されませんでした。
最近は、言うことも行いも、バラバラという私たちの弱さは、ますます神様を悲しませる結果を生んでいます。もちろん私含めてです。
生活と宗教を切り離すことは神様への裏切りなのです。
死者の月もあと約一週間です。

煉獄の霊魂の日

2017-11-02 12:22:06 | カトリック
本日は死せる信者の霊魂の日です。
小罪を持って死せる霊魂は「期限付きの地獄」と呼ばれる煉獄で苦しんでおりますが、実際煉獄の霊魂は必ずいつかは天国に行くことが出来ることを思えば、煉獄さえ行けるかどうか分からない私たちに比べれば幸せかもしれません。
死者の月の二日目のこの日は特に忘れ去られて犠牲が行えない煉獄の霊魂のためにかわりに犠牲を行い、祈りましょう。
過去に煉獄の霊魂について書いた記事もございます。

「煉獄の霊魂」

「救霊」

「煉獄の霊魂からの訴え」

諸聖人の大祝日

2017-11-01 07:49:40 | カトリック
伝統典礼(旧典礼)であれば、全宇宙の王であるキリストの大祝日の後に、11月という死者の月が到来し、その一番最初の日である今日は、天国の霊魂の祝日になるのは、至極道理にかなった祝い方だと思います。11月2日は死者の日(煉獄の霊魂)です。
この世界には、霊魂の居場所は基本的にこの世を入れて4つとなります。とくに死後は3つです。天国、煉獄、地獄です。ここではそれぞれの場所の特徴は割愛しますが、今日は天国におられるのは私たちの先輩です。
当たり前ですが、聖人方も死者です。私たちの憧れでもあります。目標です。天国におられる霊魂は全て聖人です。典礼に出てくる有名な聖人の他に沢山の名前も知られていない聖人方も沢山おられ、聖人らは幸福を直感しています。そして聖人方は私たちの救いのために多くの手を差し伸べています。それを感じ取れるかは毎日毎日日々の生活を振り返ったときに感じることが出来るでしょう。
聖人に取り次ぎを願いましょう。聖人方は天国で私たちに会うのを楽しみにしています。そのために聖人方が助けて下さるように煉獄の霊魂のためにも犠牲と祈りをお捧げしましょう。