一カトリック信者(ジュゼッペ)の日々想い

聖ヨゼフを愛する一カトリック信者の日々を綴ったブログです。

テレビは見ないようにする?

2016-11-23 07:28:51 | 日記
我が家では上の子が生まれる少し前からテレビを見ないようにしています。もうかれこれ10数年我が家ではテレビ(地上波)を見ていません。といってもブラウン管テレビがありますが、たまにDVD鑑賞の時に使うだけです。ブラウン管なので地デジに移りいつの間にか完全に見れなくなっていたようですがそんなことは気にしていませんでした(笑)
このように言うと、信じられない人が多いようです。テレビが無いという生活は想像出来ない人には驚きでしょう。営業の仕事をしてるのにテレビが無いと困るのでは?とか、お子さんがいじめられないか?とか、とにかく心配してくださる方もおられます。それのほとんどは思い込みによる心配でしかありません。なんでも人間は忍耐と慣れでございます。テレビの話題の他に話したいことは山ほどあります。大したことはありません。逆に真理を見る目(識見)が育つでしょう。
今思えば昔私はテレビっ子でした。家に帰ると見なくてもテレビを付ける事がありました。おそらく読者の皆様も同じような人がいるでしょう。しかし気をつけて見ると、テレビは非常に危険な存在です。良い番組だけではありません。思いがけない所に私達を導くことさえあります。
例えば、一昔前まで、不倫、離婚、同性愛(的行為)や結婚する前に子供が出来ることは、おぞましく不潔なことでした。これは人間の道徳心に訴えかけてくることでした。隠さなくては恥ずかしいことでした。しかしです。テレビで見る出演者は別に私達と話したことのない、本来は赤の他人で、その人となりは作られたものであるはずなのですが、あたかも知り合いのような錯覚を抱いてしまいます。まるでご近所さんのようです。彼らの言動がまるで大多数派のようです。そうすると恥ずかしいことや下品なことの意識が弱くなっていきます。無神論、スピリチュアル、占いなどもそうです。このようにして影響を受けていくのです。
さて、テレビを付けないと赤ちゃんの言葉の発達が早くなるようです。これは色々な原因と効果があるのですが、その一つにテレビが無い分家族の会話が多くなるからだと思います。静かになる分耳もよくなります。
その代わりに音楽を聴きましょう。グレゴリオ聖歌もいいですね。あとはクラシック音楽。朝の清々しい気分をヴィヴァルディ神父の『四季』もいいですが、モーツァルトのピアノ協奏曲第19番辺りもおすすめ致します。
昔のカトリック信者の風景を描いた映画「がんばれリアム」も久しぶりに見たくなってきました。