一カトリック信者(ジュゼッペ)の日々想い

聖ヨゼフを愛する一カトリック信者の日々を綴ったブログです。

勇気ある元教皇大使ヴィガノ大司教

2020-07-30 16:34:56 | カトリック
アメリカではフロイド氏の死亡事件を発端に暴動が起き現在もそれは下火になることは無いようです。それも生命を守る運動という名目ではありますが、実際は罪の無い人が被害者になっています。犯罪者が犯罪者への殺人は報道されても、プロライフの善人の黒人が殺されても決して報道されません。このダブルスタンダードの世の中は何が原因なのでしょうか。
トランプ大統領は「彼らの目的は平和では無い、生命のためでも無く、彼らの攻撃目標はイエズス様だ!」と鋭い指摘をされています。平和デモと言いながらもなぜ教会が放火されるのかとも指摘されました。実際アメリカでは歴史のある教会がデモの時に放火され、カトリック教会の聖像が破壊されている動画や写真がネットには多数上がっています。このアメリカの動きの背景には共産主義の働きが指摘されているようです。
その中でトランプ大統領はファーストレディー(夫人メラニア)とカトリック教会を訪問し跪いて祈りを捧げられました。






しかし、これらに対して近代主義者の聖職者が大統領が教会を政治利用したとトランプ大統領を強く批判をしました。それに対して伝統信仰を大切にするカトリックの聖職者や信者らは、逆に人工中絶を容認する議員がカトリック教会内でのパフォーマンスに対しては何も言わないのに、なぜ教会や聖書を擁護することを言うトランプ大統領を攻撃するのかと批判しました。
そのごたごたの中、元教皇大使ビガノ(ヴィガノ)大司教様がトランプ大統領に、『大統領への書簡』を送りました。この中でビガノ大司教は、貪欲な狼に貪り食わせるために、羊達を引き渡そうとする偽りの牧者達について警戒を促しています。それは今の流れの中において非常にするどい指摘です。
これに対してトランプ大統領はこの書簡をhttps://twitter.com/realDonaldTrump/status/1270842639903006720?s=09にて「ヴィガノ大司教から信じられないような手紙をもらって光栄です。 信心深い人もそうでない人も、みんなに読んでほしい!」と感謝の言葉を持って述べたので海外では多くの人が読みました。
是非皆様にも読んで頂きたいと思います。
以下のブログでは日本語訳があります。







大切な胎児のための運動

2020-07-16 12:07:23 | 生命問題
現在アメリカではフロイドという黒人が偽札をしつこく使おうとして、通報された警察に殺されたという報道が、アメリカ全土に駆け巡り黒人の命を守ろうという運動が起きました。この運動は現在様々な形に変えてアメリカを揺さぶっています。
その中で先日デモをする数十人の黒人医療従事者の前である演説の動画が公開されました。

-全ての黒人の命は大切だよな?
医療従事者「そうだ!(大声)」
-大多数の黒人は、黒人によって殺されてるな?
医療従事者「そうだ!(トーンダウン)」
-子宮の中の黒人の赤ちゃんの命も大事だよな?
医療従事者・・沈黙・・

1973年からアメリカでは4400万件以上の中絶手術が行われ、1900万人の黒人の赤ちゃんが中絶されたそうです。ちなみにアメリカでは黒人の人口が約13%です。
フロイド氏は強盗歴や薬物所持などの犯罪歴もあり今回は偽札を使おうとした人でした。確かに警察による過剰な拘束は決して許されるものではありませんが、しかし母親の胎内に宿ったにも関わらず人工中絶されていった胎児に犯罪歴はあったのでしょうか。1人のフロイド氏のために多くの人が立ち上がり現在では過激な暴動に発展しています。略奪も起き、多くの教会が燃やされています。アメリカに限らずヨーロッパでも暴動が目的の運動が起き、それには必ず聖像の破壊や教会を放火するのがセットになっています。
この中で罪もない、名も無い、この世に生まれることも許されなかった子供のために立ち上がる人はいるのでしょうか。多くの命のための運動の中にはなぜか胎児の命だけが無い運動もあります。イエズス様はこの世の最も小さい者にしたことは私にしたことだと仰いました。現在最も小さい者とは誰なのでしょうか。フロイド氏でしょうか?病気の人でしょうか?貧しい人でしょうか?
いいえ、最も関心が示されず、母親の胎内で不必要だからと、バラバラにされる胎児では無いでしょうか。
私達も胎児でした。無事に産まれたからここにいるのです。ある一時だけ人間ではないから、人工中絶は許される、というのはおかしな理論です。
来る7月23日は、生命とりわけ胎児の為の運動があります。暴動は必要ありません。略奪も必要ありません。殺された胎児のため、これから産まれてくる赤ちゃんのために祈る運動です。それはマリア様と共に歩くのです。日本では聖母行列はめったに行われません。この生命のための行進はマリア様と共に歩ける貴重な体験を私達に与えてくれます。今年は大阪もあるようです!
日時場所は以下の通りです。

つづく




[マーチフォーライフ東京]・・・7月23日(木) 午後4時 日本橋常盤公園に集合
日本橋常盤公園 → 日比谷公園までの3㎞ほどを行進します

【所在地】東京都中央区日本橋本石町4-4-3
【アクセス】●JR総武線 新日本橋駅 徒歩4分
●東京メトロ 半蔵門線 三越前駅 徒歩4分
●東京メトロ各線 大手町駅 徒歩5分
●JR山手線・京浜東北線・中央線 神田駅 徒歩4分
●東京メトロ銀座線 神田駅 徒歩4分





[マーチフォーライフ大阪]・・・7月24日(金) スポーツの日 午後3時大阪市役所まえに集合
大阪市役所まえ → 難波までの約4㎞、御堂筋を行進します

【所在地】大阪市北区中之島1-3-20
【アクセス】●Osaka Metro 御堂筋線・京阪電車京阪本線「淀屋橋」駅下車すぐ(1番出口)
●京阪電車中之島線「大江橋」駅下車すぐ(6番出口)





不快ではあるが事実は事実

2020-07-14 13:19:20 | カトリック
様々な身分や環境のもと私たちは生活をしています。読者の皆様には結婚されている人もいれば、独身の方もいると思います。お子様がいて親の方もいらっしゃるだろうし、いない方もいらっしゃるでしょう。今ちょうど幸福を感じている方もいれば、不幸に感じる方もいるでしょう。お金持ちの人もいれば貧乏な人もおられるでしょう。
とにかく様々な環境のもと私たちは生活をしています。一見すると不平等に見えるかもしれません。しかし幸せに見えて実は大変な不幸であったり、不幸に見えても幸福感たっぷりな人も存在するのです。私たちには、客観的な尺度で物事を見ること難しくても、しっかりと平等に正義をもってさらに客観的に天主様は私たちを天からご覧になっています。
ただ私たちに言えることは必ず、いつかは必ず死を迎えるということです。現在118年前までに生まれてこれまでこの死から逃れた人間はいないようです。つまりいつか私たちは必ず死ぬのです。死の準備は出来ているでしょうか。つまり死後のことを考えているでしょうか。
私は小さい頃死ぬが非常に怖かったことを覚えています。なぜなら良い子では無かったからです(笑)そういう意味では今も常に死(後)を怖れています。母は私が物心付く頃から悪いことをすると死後必ず地獄の罰があることを教えてくれました。この教えのおかげで学生時代から、自然に悪い友達を避け良い友達を選ぶ習慣が出来たように思われます。勝手に思ってるだけですけど。
様々な環境のもとでの生活の話をしましたが、身近にある職場でも日本のこの社会を見回してください。多くの人は確かに主に導かれているのは、私も肌で感じる時があるのですが、自分も含めて多くの人は天国に行くのに値する生活をおくっているでしょうか。
天国とは不快なことが一つもな無い場所、幸福しかない場所、聖三位一体と聖母にまさに繋がった状態である場所に、今の私たちがおくっている生活の報いとして果たして本当に相応しいでしょうか。
運良く私たちはまだ死んでいませんので、天国も地獄も見た人はおりません。しかし地獄の怖ろしさは、本来人間の魂に刻み込まれてるのか、どの宗教でも地獄がどんなものか、いくらか共通の認識があったりします。この地獄の概念は私達を理性としての人たらしめるものでもあります。伝統なカトリックの神学が蔑ろになり、人間愛の新しい教えで、カトリック信者(聖職者)の中には「実際地獄に行く人は少ない」さらにな「地獄は永遠ではない」さらに発展して「地獄は無い」というとんでも論まで出てきたのは記憶に新しいです。公会議後の教会の特徴でもあります。しかし、昨今共産化した社会と革命的なものを推奨する現代社会では、地獄の概念さえも覆すようなことを言う人もまた増えています。非常に恐ろしいことに、「地獄でも別にいいじゃないか」的なことなどです。これに私達はもちろん同意をすべきではありませんが、多くの人をますます理性の光を失わせて誤謬に導いています。大多数の人の概念が変わったとしても、民主的に決めたとしても、見たことが無いからとてそのように決めたとしても、残念ながら真理と真実はそこに存在するのです。
私たちには、聖母マリア様が天国へ導いております。危険を警告なさっています。油断しないようにです。母は子らが間違いを犯さないように危険を教えて下さるのです。
まさに103年前の1917年7月13日に聖母マリア様は、今よりも信仰に溢れた時代にも関わらず、ファチマでルチアに無数の霊魂が地獄に堕ちていく様をお見せになったのです。
以下のようにルチアは回想しています。
『光線が大地を貫いたように見えました。そして私たちはあたかも火の海の様なものを見ました。
この火の中に浸かり込んでいるのは悪魔たちと人間の形をした霊魂たちでした。霊魂たちは透き通った燃える炭火のようで、皆真っ黒か褐色のようでした。彼らは雲のような煙と共に自分自身からわき出る炎によって持ち上げられ、この大火事の中に漂っていました。彼らは、恐ろしくまた恐怖のあまり震えおののかせる苦悩と絶望の叫びとうめきのまっただ中で重さも平衡感覚もなく、大火災の火の粉のようにあちこちに、また下に落ちていました。悪魔は燃えさかる黒い炭のように透き通ってはいましたが、汚らしい見たこともない動物の恐ろしい厭な形をしていたので地獄に落ちた霊魂たちとは区別されました。この光景は一瞬間しか続きませんでした。私達の天の良きお母様が、最初の御出現の時に私達を天国に連れていくと約束されたおかげでです。もしそれがなかったら、おののきと恐れのために死んでいたことでしょう。』

私たちが何をするにしてもまずこのビジョンを思い出しましょう。子供のように素直な心で想像し思い出すのです。
そして聖母マリア様のこのようなビジョンをお見せになったことでこの100年間多くの人が回心したことを感謝しましょう。そしてこれから回心する人のためにも感謝しましょう。
天の母の言いつけ通りロザリオを唱えましょう。









カトリック教会に興味がある皆様へ

2020-07-09 17:49:08 | 祈り
現在多くの人がコロナウィルスの影響で教会に行くのを躊躇なさっているようです。
そこでカトリック教会に興味があってどのようにしたら良いか分からないという方は私から提案があります。
私のブログの記事はコメントを基本的に公開はしておりません。
ですのでコメントにて何かしらの連絡先を教えて頂ければ祈りともにお返事致しますので遠慮無くご連絡ください。
ジュゼッペ