一カトリック信者(ジュゼッペ)の日々想い

聖ヨゼフを愛する一カトリック信者の日々を綴ったブログです。

不快ではあるが事実は事実

2020-07-14 13:19:20 | カトリック
様々な身分や環境のもと私たちは生活をしています。読者の皆様には結婚されている人もいれば、独身の方もいると思います。お子様がいて親の方もいらっしゃるだろうし、いない方もいらっしゃるでしょう。今ちょうど幸福を感じている方もいれば、不幸に感じる方もいるでしょう。お金持ちの人もいれば貧乏な人もおられるでしょう。
とにかく様々な環境のもと私たちは生活をしています。一見すると不平等に見えるかもしれません。しかし幸せに見えて実は大変な不幸であったり、不幸に見えても幸福感たっぷりな人も存在するのです。私たちには、客観的な尺度で物事を見ること難しくても、しっかりと平等に正義をもってさらに客観的に天主様は私たちを天からご覧になっています。
ただ私たちに言えることは必ず、いつかは必ず死を迎えるということです。現在118年前までに生まれてこれまでこの死から逃れた人間はいないようです。つまりいつか私たちは必ず死ぬのです。死の準備は出来ているでしょうか。つまり死後のことを考えているでしょうか。
私は小さい頃死ぬが非常に怖かったことを覚えています。なぜなら良い子では無かったからです(笑)そういう意味では今も常に死(後)を怖れています。母は私が物心付く頃から悪いことをすると死後必ず地獄の罰があることを教えてくれました。この教えのおかげで学生時代から、自然に悪い友達を避け良い友達を選ぶ習慣が出来たように思われます。勝手に思ってるだけですけど。
様々な環境のもとでの生活の話をしましたが、身近にある職場でも日本のこの社会を見回してください。多くの人は確かに主に導かれているのは、私も肌で感じる時があるのですが、自分も含めて多くの人は天国に行くのに値する生活をおくっているでしょうか。
天国とは不快なことが一つもな無い場所、幸福しかない場所、聖三位一体と聖母にまさに繋がった状態である場所に、今の私たちがおくっている生活の報いとして果たして本当に相応しいでしょうか。
運良く私たちはまだ死んでいませんので、天国も地獄も見た人はおりません。しかし地獄の怖ろしさは、本来人間の魂に刻み込まれてるのか、どの宗教でも地獄がどんなものか、いくらか共通の認識があったりします。この地獄の概念は私達を理性としての人たらしめるものでもあります。伝統なカトリックの神学が蔑ろになり、人間愛の新しい教えで、カトリック信者(聖職者)の中には「実際地獄に行く人は少ない」さらにな「地獄は永遠ではない」さらに発展して「地獄は無い」というとんでも論まで出てきたのは記憶に新しいです。公会議後の教会の特徴でもあります。しかし、昨今共産化した社会と革命的なものを推奨する現代社会では、地獄の概念さえも覆すようなことを言う人もまた増えています。非常に恐ろしいことに、「地獄でも別にいいじゃないか」的なことなどです。これに私達はもちろん同意をすべきではありませんが、多くの人をますます理性の光を失わせて誤謬に導いています。大多数の人の概念が変わったとしても、民主的に決めたとしても、見たことが無いからとてそのように決めたとしても、残念ながら真理と真実はそこに存在するのです。
私たちには、聖母マリア様が天国へ導いております。危険を警告なさっています。油断しないようにです。母は子らが間違いを犯さないように危険を教えて下さるのです。
まさに103年前の1917年7月13日に聖母マリア様は、今よりも信仰に溢れた時代にも関わらず、ファチマでルチアに無数の霊魂が地獄に堕ちていく様をお見せになったのです。
以下のようにルチアは回想しています。
『光線が大地を貫いたように見えました。そして私たちはあたかも火の海の様なものを見ました。
この火の中に浸かり込んでいるのは悪魔たちと人間の形をした霊魂たちでした。霊魂たちは透き通った燃える炭火のようで、皆真っ黒か褐色のようでした。彼らは雲のような煙と共に自分自身からわき出る炎によって持ち上げられ、この大火事の中に漂っていました。彼らは、恐ろしくまた恐怖のあまり震えおののかせる苦悩と絶望の叫びとうめきのまっただ中で重さも平衡感覚もなく、大火災の火の粉のようにあちこちに、また下に落ちていました。悪魔は燃えさかる黒い炭のように透き通ってはいましたが、汚らしい見たこともない動物の恐ろしい厭な形をしていたので地獄に落ちた霊魂たちとは区別されました。この光景は一瞬間しか続きませんでした。私達の天の良きお母様が、最初の御出現の時に私達を天国に連れていくと約束されたおかげでです。もしそれがなかったら、おののきと恐れのために死んでいたことでしょう。』

私たちが何をするにしてもまずこのビジョンを思い出しましょう。子供のように素直な心で想像し思い出すのです。
そして聖母マリア様のこのようなビジョンをお見せになったことでこの100年間多くの人が回心したことを感謝しましょう。そしてこれから回心する人のためにも感謝しましょう。
天の母の言いつけ通りロザリオを唱えましょう。










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