というわけで牧田の来シーズンの起用法についてちょっと考えてみたいと思います。
牧田本人は以前は先発へのこだわりがあったみたいですが、
先日の契約更改の時にはリリーフで生きる道にも手ごたえを得たようなコメントも出てました。
なにより「40歳まで現役やりたい」というコメントも牧田らしいなぁと思いました。
そんな牧田ですが、ルーキーイヤーから無茶使いされ
最終的には抑えに回って、新人王を獲得するなど、
初年度から適応力の高さを見せてきました。
そんな牧田の入団からの通算成績がこちら。
BaseBall Labさんより拝借。
まぁまずビックリしたのがルーキーイヤーの2011年に55試合も投げてたこと。
先発からシーズンスタートしてチーム事情から抑えに回って3試合連続セーブを上げたりと
特に中盤から終盤にかけてはセーブの機会でほぼ失敗無しで最終的に22Sまで積み上げました。
2012年シーズンはまた先発に戻って178回投げて13勝9敗 防御率2.43
プロ入り2年目にして早くも二桁勝利達成。
やっぱ才能あるピッチャーってポジションどこでもある程度成績残せるんだな…
2013~2014シーズンも先発で年間通すも
2シーズンともに8勝9敗。
2013シーズン 防御率 2.60
2014シーズン 防御率 3.74
特に2014シーズンは防御率が1点以上悪化しまして
「牧田もついに攻略されたか!?」
との見方もされました。
続き2015シーズンも先発スタートするも
6月に4試合先発登板して3敗
7月は3試合に先発して打線の援護にも恵まれなかったこともあり
1勝1敗
8月からはまたリリーフ待機となったと思ったら
8月の終わりにはまた先発に戻るも
9月頭に先発で3連敗。その後再びリリーフにと
こうやって文字に起こすだけでもひどい使われ方ww
9勝11敗3セーブ 防御率3.66
と、またしても前年悪化した防御率が3点台後半でフィニッシュとなりました。
で、記憶に新しい今シーズン。
9/21のバファローズ戦で初黒星を食らうも、結局今シーズンの黒星はこの1試合。
50試合登板はルーキーイヤーの55試合に次いで2番目に多く、
7勝1敗 防御率 1.60
という、物凄い成績でフィニッシュ。
一人でリリーフながら貯金6つ稼ぎまして、
初めて二桁勝利を達成した2012シーズンですら13勝9敗で貯金4つだったわけですから、
今シーズンはルーキーイヤーと同じぐらいチームの勝利に貢献したのかなと思います。
そんな牧田の特徴と言えば春先はほぼ無双状態ですが、
夏辺りにガクッと調子が落ち、終盤盛り返すというバイオリズムが目立ちます。
ただ、あくまでこのバイオリズムになるのは先発でシーズンインした時で、
1年間ずっとリリーフ待機していた今シーズンは、序盤の酷使で1度離脱しましたが、
安定した成績を残しておりました。
岸くんが抜けて牧田先発に戻した方がいいんじゃないか
という意見も多いようですが、今までのシーズンを振り返って
先発とリリーフで単純にどっちが多く個人として貯金を持ったままシーズンフィニッシュ
していたのかを見てみると、リリーフ待機の方がよりチームの勝利に結びつく役割が
出来ているのかなと思います。
でもなぁ…
どうみたって先発投手の駒が足りてないもんなぁ
まーた助っ人先発ピッチャー候補つれてくるのかな…
もう勘弁してほしいよ。
というわけで、今から来シーズの牧田の起用法が気になるという内容でした。
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