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Lions blog!! 2019

2016.12.7. 球団経営について考える③

2016-12-07 11:24:12 | 日記

で、続き入ります。

一つ前のブログで各球団の近年の年俸総額推移を見てきました。

で、本当に年俸総額と成績に相関関係があるのか?
という大事な点を見てみます。

 

いろいろ気になるどっどこむさんより拝借

先のブログでも紹介したこちらのサイトにまたおもしろいデータ張り付けてありましたのでご紹介します。

これ、年俸総額が成績に関係するのかというのをわかりやすくまとめてあるもの。

もう、この表を見ると一目瞭然なのですが、ぶっちゃけてしまうと

「年俸総額高い=チーム成績良い」

という傾向になりやすいみたいです。やっぱり。


一つ目の表を見るとホークスとジャイアンツがやっぱり金いっぱい投資して
さらには成績も上位ですよと。

で、ドラゴンズが近年の年俸総額の平均が3位と上位に入っていながら
ここ3シーズン下位に低迷しています。
落合監督退任後はズルズル成績が後退していき、
それに連動するように年俸総額もズルズル下がっていきという状態。
まぁ、これはまだ健全な方だと思うんですよ。
経営する側からの視点としては。

で、同じような成績で続くライオンズはこのドラゴンズとはまったく逆のパターンで
Bクラス転落後も年俸総額が下がるどころか上がる上がる。
これ、経営者側の視点からすれば「なんでやねん?」という感じですが、
選手側の視点からすると、そこまでお金に厳しい球団ではないのかなと思います。

結構ライオンズはケチケチと言われてますが、年俸総額ベースで見ると
そこまで渋いわけじゃないです。
ただ、どうしたってこのまま
「Bクラスなのに年俸が上がり続ける」
というのはあまりよろしくない状況だと思いますので、
そろそろ最低限Aクラス、さらには優勝していただかないと
球団そのものの西武グループ内での立場が弱くなり(金出しても勝てないじゃん!という風潮が強くなる)
「もう、球団には金出さないよ」
という動きが加速し、主力選手に年俸を払いきれずにチーム崩壊する…
というシナリオも考えられなくもないです。

正直、岸くんが残っていれば来シーズンの目標を少し甘めに見て
「リーグ優勝」と見積もれましたが、正直、どうひいき目に見ても来シーズンの現実的な目標は
Aクラス入りかと。
栗山、中村もまだ残っていて、牧田もまだいる。
秋山も浅村もいます。雄星だっている。
まだAクラスに入れるだけの駒はギリギリ残っていると思うので
なんとか食らいついてほしいです。
来シーズンはそんな視点で応援したいと思います。
(もちろんリーグ優勝したらそれはそれで嬉しいにきまってます!)

 

せっかくなので、この表をもう少し見てみたいです。
ちょっと気になったチームについて…


まず、DeNAについては年俸総額が12球団でも1番低い水準でしたが、
今シーズン初のCS進出も果たして、さらには球場も買収したので
収入が一気に増えると思います。
年俸総額も徐々に増えていき、成績もよくなっていくのかなと思います。

カープは黒田が抜けてどうなるか。
新井にだっていつまでも頼れませんし。
ただ、ここはスカウトがいいので助っ人補強でなんとかなっちゃうチーム。
羨ましいですし、今シーズンのリーグ優勝でカープファンもさらに増えたでしょうから、
収入も増えるでしょう。
しばらくはAクラス争い出来ると思います。年俸総額は黒田が抜けたのでまた落ち着くのかなと。

マリーンズとファイターズは恐らく、もう年俸総額の上限ラインが
ほぼ決まっている気がします。
いや、どこのチームだって設定してるに決まってますが、
もう本当に無茶はしないといいますか、「出せないものは出せない!」
という印象。
その中でやり繰りして日本一になったファイターズは本当に素晴らしいですし、
マリーンズは…なんとか伊東監督のやり繰りで連続3位となっているので、
この辺はもう少しフロントが金だしてやれよと思うのですが…

まぁなにが言いたいかと言いますと、
ライオンズって決してお金が無い球団ではないと思うので…
なんとかして早いとこ若獅子寮を改装するとか
室内練習場をリニューアルするとかの金ぐらいだしたれよと思う訳です。

最後に契約更改のお話し。

牧田が1億+出来高の単年契約でサイン。
2年の複数年契約を断っての契約更改だったそうで、
結構ネットや報道の論調は

「将来のFA権を見越して、単年契約を選んだ」

という見方が多いですが、
あまり個人的にはそうは思わないです。

たぶんメジャー志向のが強いと思うので
来シーズン終了後にポスティングが既定路線なのかなと思います。
結構、牧田はインスタの感じ見ていると
ライオンズ愛と言いますか「チーム愛」を感じますし
本当に今のチームで日本一を目指したいと思っているはずです。
なので、先ほども書きましたが、牧田がまだ残っている来シーズンは本当に
Aクラスに入れるラストチャンスだと思います。

それにしても2500万円アップか。
低いよなぁ…
せめて5000万円アップぐらいにしても良い気が…
なんなら倍増でもよかったのに。
やっぱ投手陣には辛口だなぁ。ライオンズは。

 


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2 コメント

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面白い考察 (らいちゃん)
2016-12-07 12:26:35
いつも楽しくブログ拝見しています。
なかなか面白い切り口ですね。特に今季はフロント、経営陣への大きな不満が、ファンから多く聞かれましたから、少し冷静に状況把握ができました。有難うございます。
返信する
らいちゃん様 (L's room)
2016-12-07 13:32:58
コメント頂きありがとうございます!

こんなつたないブログをご覧いただき恐縮です…

ちょっと補足しますとやっぱり今のライオンズは野手は年俸上がりやすいのかなと思います。
もともと野手が成績出しやすい本拠地というのもありますが…
それにしたって牧田の上り幅が秋山の半分というのはどうもなぁという感じです。

投手がなぁ…
なんでこんなに厳しいんですかねぇ。
「野球はピッチャー」から
とよく言ったものですけどね。
そりゃ投手陣がみんなへそ曲げてFAしますよ…
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