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Lions blog!! 2019

2017.11.11. シンガリ部隊の足跡。

2017-11-11 08:39:14 | 日記
近年のライオンズはとにかくリリーフが弱く、先発陣が粘りのピッチングで好投するも、終盤の継投策で失敗し、逆転負け、競り負けることが多いのが特徴でした。

黄金時代は鹿取、橋本、潮崎
その後は森慎二、豊田と鉄壁のリリーフを要していた時代もありましたが、引退、FAも重なり徐々に弱体化。

そして、小野寺、大沼といった「俺達」全盛期が訪れ、ネットではネタにされる始末。
特に大沼はそんな俺達軍団の「総帥」とまで呼ばれ、一部のファンの間ではカルト的な人気を博していました。
そんな「俺達」の特徴と言えば、先発が残したランナーは返し、自分が出したランナーは返さない「防御率詐欺」、最終回、大量特典でリードしてても、なぜか意味のない四球で塁を賑わすも、最後はなんとか無失点で切り抜ける「四者凡退」「五者凡退」なる四文字熟語もこの頃のライオンズファンの間では流行語大賞クラスでした。

が、そんな暗黒のリリーフ陣がここ数年、劇的に良くなりました。
ともみを筆頭に、増田、先発からリリーフに回った牧田に加え、ここ数年存在感が増している武隈、今シーズン頭角を表した野田と、左右満遍なくブルペンを支え、ついに今シーズンは牧田、シュリッター、増田というMSMと呼ばれる勝利の方程式が快進撃を支えました。

これでライオンズのリリーフはしばらく安泰と思ったのも束の間。
牧田のメジャー挑戦表明にシュリさんの退団と、たった1年でシンガリ部隊は解体。

また1からブルペンを作り直しです。
両者とも仕方ないとは言え、本当に残念です。



プロ野球チャートさんより拝借

こちらは、今シーズンのイニング別の得点率&失点率。

得点については今シーズンもライオンズは打ちまくってましたので、納得のデータです。
そして、失点率です。
ライオンズは緑のグラフなのですが、7回の失点率がパリーグ最小です。
ご存じ牧田の力が大きいですね。
8回、9回と回を追う毎に失点率が上がっているのは問題ですが、それでも一時期の暗黒リリーフからよくここまでのブルペンを作り上げたものです。

来シーズンもこのグラフで7、8、9回の失点率が低いことを祈ります!!

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