試練の裏ローテが今週もはじまりまして、
多和田が抹消されたので、光成がカード頭となりました。
初回、先頭バッターにいきなり四球で「今日も自滅祭か！？」
と、思い、案の定、あっさり先制され、２回には大野にソロホームランと、
ここまでは完全に負けペース。
ところが、ここから捕手岡田の真骨頂、「変化球攻め」がさく裂して、
もう完投なんかくそ食らえと言わんばかりにフォーク、スライダー攻めが目立っていました。
ちなみに、ファイターズ先発の高梨もフォーク、フォーク、フォークを連発していたので、
まさに「フォークの打ち合い」のような試合でした。
ただ、そのあとはなんとかストレートも織り交ぜて打ち取っていたので、
やはりこの時期の光成はストレートに馬力があるのでなんとか打ち取れます。
5回をなんとか投げ切って
96球、被安打4、与四死球は2で奪三振7となんとか踏ん張って嬉しい今シーズン初勝利。
昨年からずっと続いていた自身の連敗記録もやっとこさストップしました。
これを自信にして、来週も打線が冷え込んでいるマリーンズ戦なので、
なんとか連勝してほしいです。
リリーフ陣については
しっかり取扱いすればきちんと仕事してくれる武隈が３つのフライで三者凡退。
牧田も圧巻の三者凡退。
シュリさんかと思ったら、点差が開いたので
ガルセスをテスト。
一応０に抑えましたが、ボール先行に４人の打者に対して
３人がフルカウント。これじゃあ接戦では任せられない…
最後は田村がプロ入り初のマウンド。
ストレートでぐいぐい押して、岡田のサインにも首を振る堂々のマウンド。
可能性を感じました。
試合のポイントはやはり試合をひっくり返した3回。
２アウトからなんとかおかわりがタイムリーヒットで同点に追いついて、
さらに栗山元キャップがガツンと勝ち越し２ランホームラン。
２アウトから追いつき、勝ち越せたのは本当によかったです。
ここでひっくり返せなかったら恐らく普通に負けてたと思います。
ひっくり返してもらって光成のピッチングも明らかにテンポが良くなりました。
今月に入って好調だったファイターズを圧倒できたのはよかったですね。
外崎は１ヒットも先週ホームラン打って勘違いしているのか３三振。
こんなことやってるとすぐに２軍返されるぞ！！
問題は今日の十亀だ。
そろそろちゃんとしないと…
去年からなにも変わっていないじゃないかとブーイング食らいまっせ。
13日のバファローズ戦は本田ではなく佐野が初登板らしいので、
なんとか表ローテの流れに乗ってほしいですな。