JUMPファンと、JUMPファンでない人への創作「夏の終わりのよもやま話」

よかったら、読んでみてね

 

ゆうこ：ねぇねぇスマートちゃん。この夏はぜったいパラオに行きたいよねぇ～。

 

スマート：この夏って・・・。もうお盆もすっかり終わって、夜には、虫達のよからぬ相談の大合唱が聞こえてきてるっちゅうのに。

 

しょうたん：よからぬ相談・・・。

 

ゆうこ：A・B・Cの次から始まって、Zの前で、ただちに終わるから、安心して。大ちゃんがピーナッツの食べ過ぎで、おなか痛で、今日の会合来れないって言うもんだから。

 

ネコジタ：突然さそってごめんね。

 

しょうたん：ぼく、旅行なんて、一緒に行っていいのかなぁ。

 

ゆうこ：もちのろんよ。だって、ゆうこは別にして、スマートちゃんと大ちゃんとネコジタちゃんと行った場合、とんでもないことの極み・・・。

 

スマート：極みでもモアイでもないよ。あっ！でもイースター島に行くんだから、関係なくないか。

 

しょうたん：イースター島じゃなくて、パラオのオモカン島。

 

ゆうこ：あこがれるわぁ。湿ってラクガンみたいにカチカチの浜辺。コバルトブルーの海。そして、ガラツマオの滝。シュノーケリングもいっぺん松たか子さんみたいにパッチリのお目目開けてやってみたいし。

 

ネコジタ：松さんすごーいキレイだし、演技上手だけどさぁ、今、ふっと思ったんだけど・・・。

 

大ちゃん：なになに。（ゼーゼー）

 

スマート：大ちゃん、大丈夫なの！？うちで寝てればいいのに。

 

ゆうこ：THO（そう）だよ。無理して来なくたって、しょうたんが後でLINEでお知らせすることになってるんだから。

 

大ちゃん：だって、今ごろ、みんなで、パラオの話で盛り上がってるかと思ったら、いてもたっても・・・。いてて。

 

ネコジタ：ここのソファーに横になって聞いてたらいいよ。

 

大ちゃん：ありがと ネコジタちゃん。

 

スマート：で、何の話してたんだっけ！？

 

ネコジタ：暑い中、歩いて１７分のコンビニから帰ってきて、冷え冷えのリビングに入ったら・・・。

 

ゆうこ：うんうん。

 

ネコジタ：奥のカーテンレールのところに、松たか子さんが逆さ吊りになって、柿ピー食べてるのと、その隣で、エジプシャンルーセットオオコウモリが電卓たたいてるのだったら、どっちがびっくりする！？

 

スマート：えっ！？

 

大ちゃん：情報量がすごすぎて、さっき食べたおかゆがはい上がってきそう。

 

ゆうこ：ちなみに、そのエジプシャンなんちゃらコウモリの電卓の数字は何けた！？

 

しょうたん：４けた。（１６３２）

 

ゆうこ：あっ！（１６３２）なら全然びっくりしないよ。

 

しょうたん：だよねぇ～。（１６３２）なら、断然松たか子さんがおしゃれに宙吊りになっての方が戦慄が走るよ。

 

スマート：大ちゃん、これどおいうこと！？ぼくだけエジプシャンなんちゃらコウモリがすごいびっくりするで着地するんだけど。

 

大ちゃん：まじわかんない。ゆうこだったら、７けたとか８けたなら、びっくりするわけ！？

 

ゆうこ：まーね。そりゃあそうだった場合は、言わずもがなかな。

 

大ちゃん：だってさぁ、ぶっちゃけ、夏の昼下がりに、その二人が逆さでブラブラ、カーテンレールにぶら下がってたら、びっくりどころか、怖すぎるっしょ。

 

ゆうこ：ほら、そこは、昔取ったありづか。

 

スマート：きねづかでしょ。（怒）

 

しょうたん：久々に答えが合ってたね。スマートちゃん、まさかあの頃の日々は色あせて、ありづかに捨ててしまってないよね。

 

大ちゃん：あ～もう！！わけわかんなくて、小腹がすいてきたっ。（柿ピィを食べ始める）

 

ネコジタ：はい、大ちゃんには、消化の良い玉とじうどん ふぅふぅしてあげようか・・・。

 

ゆうこ：さぁ、スマートちゃんも心を落ち着かせて、走馬灯の馬を走らせてみて。

 

スマート：パラオにみんなで行く前に、おれ死んじゃうのかな。

 

しょうたん：（チャクラ、チャクラ）まだネコジタちゃんが変声期のころ、その傍らには、数名のイケメンの少年たちが・・・。

 

ゆうこ：ガラツマオの滝で、お目目くりくりの松たか子さんと、エジプシャンルーセットオオコウモリのエプちゃんが並んで、パピコをチューチュー吸ってる姿はまさに・・・。

 

しょうたん：天上の神に祈りを捧げているように美しい。

 

ネコジタ：エプちゃんは、こうもりなんで、水しぶきあんまりかかんなくて良いよね

 

大ちゃん：松さんには、雨ガッパ着せなきゃって・・・。ちが～う！！

 

しょうたん：スマートちゃん。大ちゃん。そもそも電卓の数字が（１６３２）なのか考えてみて。

 

大ちゃん：（１６３２）あっ！！わかった。おれわかっちゃった！！

 

ゆうこ：大ちゃんは、その走馬灯の馬から下りて、別室で玉とじうどんをネコジタちゃんと食べればよろし

 

大ちゃん：知らぬ間に、おれ馬に乗せられてたんだ。あぶない、あぶない。

 

スマート：答えが見つけられない。ゆうこ、ヒントおねがい！！

 

ゆうこ：じゃあ出血大サービス 南でも、西でも、東でもないお山に住んでる、フェネック似の車庫入れ名人・・・。

 

スマート：うーんと・・・。車庫入れ名人！？こころちゃんしか浮かばないや。（涙目）

 

ゆうこ：はーい。タイムアップ！！スマートちゃん、馬に乗ったままでいいから、そこのコンビニで、七味じゃなくて一味かってきてぇ～！！

 

ネコジタ：やっぱ玉とじうどんには、一味だよね。ちなみに大ちゃんは、大昔のそのころ、めっちゃ早いエクスプレスに乗って活躍してたよね。（悪魔のほほえみ）

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ほうほうほでした