よかったら、読んでみてね
ゆうこ:(ナレーション風に)私は、商店街の片隅で占いをやっている、「まずは、その三段腹をどうにかしろ!!ゆうこ」。今日も世の中の迷える子羊を待っています。
夕方4時30分、小腹から大腹になりかけたころ、お客さんがやってきました。
ゆうこ:キャベツのような、シュークリぃむぅ~。はぁ、誰も来ないなぁ。
???:あのー、今いいですか?
ゆうこ:うわっ!!すごーい久々ね。タコスちゃんじゃないの。元気にしてたの!?
タコス:ごぶさたばっかりで・・・。とりあえずは元気です。
ゆうこ:というわりには、スコップ持つ手の握力が足りないわね。
タコス:だって、ゆうこ突然『このスコップ持って、小玉ねぎ埋めてみぃ~』って小声で言われても、わけわかんないし、力も抜けますって!!
ゆうこ:もうすぐ春なのに、そんなささくれなくても。常田富士男さんに笑われるわよ。
タコス:えっ!?
ゆうこ:ほーんと、最近の日本の俳優さんで、あーんな個性的で、あったかみのある人、少なくなったわね。
タコス:日本の昔話が得意な人だったんですよね。
ゆうこ:THO(そう)でもね。タコスちゃん。
タコス:はい。
ゆうこ:ゆうこの、この右の親指の深いささくれのみぞの奥底から、富士男さんのあの声で、『もうすぐこの奥底のそのまた奥に入ったら、とてつもなく良い掘り出し物に出会えることも、あるんじゃった』ってささやかれたらどうする?
タコス:それは、まよわず・・・。
ゆうこ:入るわよね。
タコス:うーん。でも、ひとつ心配なことが・・・。
ゆうこ:なーに!?
タコス:出たり入ったり、自由にできればいいですけど。入ったきり、出られなくなったら、困るんで。
ゆうこ:そんな杞憂は、時間のムダよ。
タコス:はぁ、たしかにそうですけど。でも・・・。
ゆうこ:大丈夫。そしたら、ゆうこがすかさず、このスコップで、小玉ねぎ7・タコスちゃん3で掘り起こして、オーロラソースかけてあげるから。
タコス:わかりました。これで安心して帰れます。ゆうこ、バイバーイ。またね!!
ゆうこ:タコスちゃん、また1つ、大人の階段のぼって、帰ったわ。さぁーて、ゆうこも、家に帰ってカーネギーと一緒に、チューリップの植え方でも、ユーチューブで見ようーと!!
世の中に存在していない彼氏にふられでもしたらどうしよう!?そんな杞憂よりも、「まずは、その三段腹をどうにかしろ!!ゆうこ」でした。
今回は薮宏太くん編です。ほうほうほでした