白河夜舟

水盤に沈む光る音の銀砂

諭吉吹雪

2006-10-29 | 日常、思うこと
名古屋にて、スーツを誂える。
仕事着に六桁の金を使うというのは
本来の性分に合わない行いではあるのだが、
こころの構え、けじめのような物として
思い切ってみたのである。
よいものはよいのである。
しかし必定金はかかるのである。
安物買いの銭失い、とは真理である。
ここらで褌を締め直して物に取り組むには
いいことではないか。
帰途、ベルギービール、トカイワイン、
スモークサーモンを成城石井にて購い
現在帰途。




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PDゆえに、コーヒーを飲まぬようにすることは
昨今、非常にこらえ難いことになってきた。
煙草を吸おうものにも、路上喫煙禁止の名古屋では
喫茶店に入るより他にないのだが、
かといって、30歳に手の届きつつある大男が
コメダ珈琲店でオレンジジュースを頼むのも
何とも抵抗があるもので、
必定名古屋の街では、ぼくは煙草を吸えずに過ごすのである。





カフェインの過剰摂取が発作の引き金となることは
統計上、また経験上あきらかな事実なのだが、
ミルで豆を手挽きし、紙ドリッブでじっくりと
コーヒーを淹れることが趣味であった人間には
絶えがたく、忍びがたい。
カフェインの入っていないコーヒーというものが
開発されないだろうか。
コーヒーの飲める身体に戻りたいものだ。切に願う。
ピースを燻らせつつじっくりと飲むコーヒーの旨さを
なまじ知っているだけに。

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