舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

セイル・アウェイ

2008-10-16 02:21:08 | 徒然話
「黒船」さんが突然の引退発表をしましたね~。驚きましたよほんと。
あ、引退じゃなくて休業でしたっけ?まあどっちでもいいですが。

これから退こうとしている黒船さんに対して、私が彼女の「グラビアアイドルとしてのビジュアル」や「歌手としての歌唱力」をどう思っていたか今更とやかく言っても仕方ないので申しませんが、たとい彼女がビヨンセなみのビジュアルエイミー・ワインハウスなみの歌唱力を持っていたとしても、日本で仕事しようと思うからには日本語をもうちょっと何とかすべきでなかったかいと突っ込まずにはいられません(笑)。
(しかし本当にそんな逸材だったらわざわざ日本まで来なくてもアメリカが放っておかなかったでしょうね)

観光で日本に来た人や、日本に住んでても特に何も仕事をしてない人なら日本語ができなくても全然問題ないと思います。一般の人が外国語を習得するのってそりゃあ大変ですもの。
ですが黒船さんほどでなくても外国に永住もしくは長期滞在して仕事をしようと思ったら、その国の母語(多民族国家なら共通語=インドならヒンディーとか)を学ぶのが当然だと私は思います。
仕事には母語話者とまったく支障なく意思疎通できるくらいの語学力が必須です。とても大変ですが、プロなのですから大変なのは当り前。

その点、尊敬しているのは韓国の歌手や俳優の方々です。
日本語の堪能な方のなんと多いこと!!それも日本語の台本を音読しているのではなく、自分で使いこなしていらっしゃるんですよね。
本業で多忙を極めているさなか語学の勉強を積んで、「前回の来日よりさらに日本語がうまくなった」といわれるのは本当に凄いと思います。
これぞプロ根性。韓流スターにはプロ意識の高い方が多いように思います。

日本人では何と言ってもサッカー選手として活躍された中田ヒデさんですね。
イタリアに渡って間もないうちからイタリア語でインタビューなどに答えている中田さんを見て、私の「小生意気な若造」のイメージが崩れ去り、尊敬する人物の一人になりました。
イタリア語の素養のない私には中田さんのイタリア語能力がどの程度か正確には分りませんが、イタリアでプロ選手を志したからにはイタリア語を習得し使いこなそうとする中田さんの姿勢は素晴らしかったです。
数年前のワールドカップ後の潔い引退といい、それ以降の生きざまといい、私の尊敬する気持は間違ってなかったのだとつくづく思います。
これだけの人物ならたしょう色を好んだっていいだろう(笑)。


しかし尊敬という点では私のハワイ語の師であるノルウェー人のフセボ先生の右に出る方はいらっしゃいません。
東京外語大の先生でさえ10ヶ国語を操る人は稀だと聞いたことがありますが、だとしたらフセボ先生はそうとうな大先生です。
なにしろ「私はスペイン語をかじってます」と申し上げたら早速その日の授業後に「Hasta la vista」とスペイン語の別れの挨拶をしてくださる先生です。

なおかつ、先生の愛読書が司馬遼太郎というのは前々から存じていましたが、ある日日本語の古文を我々受講者のために現代語に訳してくださった時は流石に驚きました。
日本人でさえろくに読めない人が多い古文を.....。でも古文とはいえ根本は同じですから、日本語の文法を完全にマスターした上で応用力と古語の知識があれば読めるということですね。まして「心は日本人」のフセボ先生なら、驚くのはかえって失礼というものです。それでも先生の卓越した語学のセンスには未だに新鮮な驚きと尊敬の念を覚えます。
そんな先生に語学を習える私は、とても幸せです。


翻って我が身を考え、うちの生徒さんが「習えて幸せ」と思ってくれるようなダンス屋になるべきだと、あらためて己を戒めるのであります。

連休明け

2008-10-15 01:53:32 | ダンス話&スタジオM
むぅ~、連休明けは朝起きるのがつらい!!
とか言うとマミちゃんに「いつもの事じゃん」て言われてしまいそうですけど。

そう、お恥ずかしながら私メは尋常でなく朝が弱い(笑)。ただでさえ寝起きが悪いのが朝はとりわけ悪化する感じです。

しかも基本的に朝は身体に合わないので(←どんな言い訳だ)きょくたんに体温が低く、この食い意地を擬人化したような人間が食欲を失うという異常事態になり、ほとんど冬のうちに間違って起きてしまったカエル状態です。
(カエルたちの名誉の為に言っておくと、本物の子たちは緊急時にすぐ冬眠から目覚め、起きた瞬間から元気いっぱい跳び始めます)

ま、私の寝起きなぞどうでもよろしい。

今年の日光市民(今市地区)文化祭が16日(日曜)午後に決まりました。
わりと後ろの方ですが、それでも3時半とか遅くとも4時くらいかと思われます。暗くなるほど遅くはない筈ですよ。

2度の短期講座を経て結成されたレクリエーション協会発祥のグループはあいにく今回の文化祭には出られない(メンバーの皆さんの心の準備の関係で)のですが、そう遠くないうちに協会主催のイベントなどでデビューの機会がありそうです♪

また、このフラ講座もひょっとしたら今年度中にもう一度開催されるかもしれないそうです!!
いきなり一人でグループに入るのは不安という方はこの講座に参加するところから始めれば気楽にスタート出来ると思います。

募集要綱が決まり次第こちらでもお知らせしますね♪

バケーションパッケージ

2008-10-14 02:55:12 | Disney (パーク、映画&テレビ)
こたびのディズニー・ハロウィーン行が近づいてまいりまして、「お出かけセット」が家に到着しました

今回は初めて「バケーションパッケージ」というものを申し込んでみました。
普通、旅行会社を介さず直接ディズニーのホテルやレストランを予約しようとすると、一つずつ個別に電話で頼まなければならない(ものによって予約開始日や予約方法が違う)のですが、このパッケージは一つのプランにホテル宿泊やパスポート、ショー観賞券、夕食と朝食などがみんなついてくるお得なセットです。

唯一の問題は予約をインターネットで行わなければならないことですかね。
私みたいに旧式のコンピューターしか持ってない人間にはまことに苦しいシステムです。それが嫌で素泊まりの予約はいつも電話でしていたのですが、バケーションパッケージは専用のサイトでしか予約できない代物なのです。
さらに悪いことに先月から先方の予約サイトがさらにバージョンアップしてしまったため、ついに私のコンピュータではこのサイトに行けなくなってしまいました。
今回の予約はぎりぎりでバージョンアップ前に取れたため、まことにラッキーだったといえましょう。

出発日が近づいてくると、最初に述べたお出かけセットが配達されます。
最近流行りのeチケットでないのがアナログ人間にはうれしいですねえ(どうせなら予約もアナログ手法でさせてくれよとは思うが)。
コンピュータの画面やプリンタの印刷からは決して醸し出されない実物の手触りを楽しみながら梱包を開けると、こちらの画像のパッケージキットが出てきます。

台紙に付いてるチケットはお馴染みのディズニーリゾートのパスポートと電車のフリーパス切符です。切符は嬉しいことにバケーションパッケージオリジナルの絵柄ですね。
パスポートはいつもと同じ物ですが、燦然と輝くスペシャルの文字がパッケージならではの一線を画しています。
通常ディズニーリゾートは一枚のチケットでは一日に1パーク(ランドのみorシーのみ)しか入れないのですが、「スペシャル」がつくパスポートならどちらでも入れますし行き来することももちろんオッケーです。

尤も今回の我々の場合、仮装はランドしかダメという決まりがあるためそうそう激しく行き来しまくれないと思います。
それでもせっかくのスペシャルパスポートを活用すべくそのへんも考えた仮装にしましたので、すちゃっと一部を取り外してシーモードに瞬間変身する予定です。

一緒に入っている紙を切り取るとホテルバウチャー(予約票)、レストラン券、パレード観賞エリア入場券、そしてファストパスになります。
今回はハロウィーン版のプランということで、今年から始まった常設パレードではなく、昼夜のハロウィーンパレードを観賞エリアで見させてくれます。

レストランは宿泊するホテル内のレストランが指定されています。
初めて行くレストランで(そりゃそうだ、このホテルに泊まるの自体が初めてですもの)ガイドブックには「女性にうれしいヘルシーなメニュー」とか書いてあるけど大丈夫なんでしょうか。我々でも満足できる内容なのでしょうか。ヘルシーじゃなくていいからに、に、肉を肉を~~~。
.....うわあああ、深夜でお腹が空いてきたせいでうっかり本性が出てしまった

ここについてるファストパスは当日アトラクションの前まで取りにいくものではなく、時間もアトラクションも好きに選べるチケットです。
だから我々みたいにのろい人間がうかうかしているうちに発券が終了してしまうアトラクションでも大丈夫。今回こそ「プーさんのハニーハント」に乗れそうですね。
あの平和なアトラクションに乗るにはチョット仮装が邪悪すぎる気もしますが。

そしてバケーションパッケージの白眉ともいえるのがオリジナルパスケースと名札です。
このパスケースに下がっているが重度の鍵フェチである私の心を打ち、小さいくせにディテールまで再現されたこの25周年記念鍵が今回の強い動機になったといっても過言ではありません。
ちなみに鍵だけでなくミッキーの服装も25周年限定柄なんですね。

そんなパスケースと一緒にくっついている冊子はパッケージには入っていません。私の手作りです
いつも旅行に際して作っているスケジュール表&ToDoリストを、せっかくなので今回はバケーションパッケージセットの一つであるかのように装って作ってみました。
ニセ臭さを漂わせないように正規の印刷物や思いがけない部品を再利用するなどの巧妙な手口(嫌な言い方だな)によって、さり気なく本当のグッズに紛れ込ませることになんとか成功しました。
多分パッと見では手作りと気付かれない筈です。
落書き風イラストなど「わざと手作りっぽさを出したい場合」をのぞき、何を作るときも私の手作りは「いかに素人臭さ・貧乏臭さを払拭するか」が至上命題となっているんですな。

F1日本GP

2008-10-13 03:39:19 | 徒然話
富士スピードウェイでF1日本GPが開催されました。

このレース、おそらく今季で一番面白かったのではないでしょうか!?
あんな素晴らしいレースが自分の国で開催されるなんて
ここまで凄いレース展開になると分っていたなら御殿場に駆けつけたかったくらいです。

天気は見事な秋晴れ。このまま平和的に終わるのかと思っていたら、予想は完全に(良い方に)裏切られましたよ。
まあ、ハミルトンがポールポジションなんて時に平和的にレースが終わっちゃ困りますが(笑)。
(当初は「嫌いではない」なんて言ってたハミルトンだけど、昨シーズンに贔屓のアロンソとの反目をさんざん見てきた上、英国紳士にあるまじき戦い方が鼻につくようになってきたため、今ではすっかり「応援できないレーサーワースト1」に君臨してしまいました。てか、彼以外のレーサーは誰が活躍してもそれなりに喜んで見ているので、今のところ唯一私が好きじゃないレーサーです)

ともかく波乱はレース開始直後から起こりました.
マシンが一斉にスタートを切ったその瞬間、ハッキリ言って何が起きたか正確には分りません。そのくらいスタート時に激しく入り乱れたのですね。
ほとんど強引にマシンとマシンの間に出ようとする人(たぶん主にマッサ)、とばっちりを受けてすっ飛ばされる人(中嶋カズキ君その他数名)、混乱に乗じてススッと前に出られた人などが混在し、それが高速で起きているわけですから、再現映像で見ても分らないほどのもつれようでした。

その混乱が終わった時、トップに立ったのはBMWのクビサ(この人もクビサだかクビツァだかよくわからんな)でした。
BMWもマシン自体は良いのに日頃フェラーリやマクラーレン・メルセデスに水をあけられている格好で、活躍をお祈りしているチームのひとつです(BMWのCMにカーミットが出演していた関係で)。
そしてその次、2位につけたのがなんとわれらがアロンソでした。

あなめでたや、前回シンガポールでの勢いをそのままに予選でずいぶん良い位置に入ったなと思っていたアロンソが、スタート時の混乱でさらに順位を上げ、2位にまで躍り出ました!!!
いくら闘争心に翳りが見られても(←こだわるねえ)ここぞのチャンスを逃さない素晴らしいテクニックですね。
それにしてもあの混乱に巻き込まれなくて良かった

一方ポールポジションだったハミルトンは逆にこの混乱で抜かされ、そこで理性を失ったのか無茶な運転をして接触やコースアウトを繰り返し、一気にカズキ君の前(=しんがりから2番目)まで落ちてしまいました。
さらにその無茶な運転にペナルティが科され、よけいタイムを下げる結果に。

へっへっへ。ハミルトンの不幸は蜜の味だぜ...と思っているのはだんじて私ではありません(いや、全然思ってないかと言われたらチョット嘘になるけど)。
ハミルトン転落の瞬間にフェラーリ様のクルーがガッツポーズしてる姿が思いっきり国際映像で流されてましたわよ。それも、自分とこのキミやマッサだって巻き込まれているのにですよ。正直な人って好きです。

思いがけず2位に躍り出たアロンソですが、ここで満足する彼ではありませんでした。
1位のクビサが最初のピットストップに入った後さらに2周し、ここでタイムを稼ぎまくったのです。
作戦は見事成功、アロンソがピットから出てくると首位が入れ替わりました
(いちおうご説明します:F1では主に燃料補給・タイヤ交換のために途中1度~何度かピットに入ります。このピットインする直前というのが、燃料が最も減って最もスピードが出る状態になっている勝負どきなのです。尤もここで無茶し過ぎるとゴクミの旦那さんのようにコース上でガス欠になって無念のリタイアなんてこともあり得ますから注意が必要です)

そうこうしているうちに追い付いてきたのがフェラーリ様のキミことライコネンです。
さすが去年の王者だけあって、いつも「やる時ゃやる」人なんですよね。一度はハミルトンとの絡み合いで順位を下げましたが、しっかり3位まで浮上してきました。
ついにはクビサに追い付き、レース終盤まで2位を巡って激しい攻防を繰り広げました。

アロンソは2位争いなどどこ吹く風で快調な走りを続け、なおかつ着実に2位との差を広げてゆきました。
そしてほとんど波乱なくそのまま1位でチェッカーフラッグアロンソ贔屓が安心して観ていられる走り方で、その美しい技術のほどもとくと堪能できました

ハミルトンともども後方に下がったマッサもその後順位を上げ、めでたくポイント圏内に食い込みました。
7点差でハミルトンとワールドチャンピオンの座を争っているマッサにとっては実に貴重な1点だったでしょう。ハミルトンの方はポイント圏外のまま終わりましたし。

だから私のような趣味の人(個人的にアロンソが好きで、そのためハミルトンに好意を持っておらず、その流れで目下の彼のライバルであるフェラーリ様を応援し、特に日本に偏って応援してはいない人)には理想的ともいえるレース展開でしたね。
結果は2位クビサ、3位ライコネン、4位ネルシーニョでした。アロンソのチームメイトのネルシーニョも一緒に表彰台に上がれて良かったです。

しかし最も良かったのは二人のチーム・ルノーの大スポンサーであるINGだったにちがいありません。
シンガポールの時点で「キタ――――!!」と思ったのかアロンソ主演のCMをばんばん流して宣伝に努めた甲斐がありましたな。
今頃会社をあげて喜んでおいででしょう。思わず無関係の私まで「INGやった~~」とか叫んでしまいました。心よりおめでとう存じます

シナモンメルツ

2008-10-12 02:37:40 | 美食礼讃
皆様は「シナボン」という禁断のお菓子の存在をご存じでしょうか。
それはアメリカ発祥の犯罪的に美味なシナモンロールです。

本来マミちゃんほど甘いものが得手ではない(ていうよりマミちゃんの得手具合が異常なんだと思うけど)私は、あまり甘過ぎるものは食べることができません。
しかしこのシナボンは容赦なき激甘レベルです。
なんせモチモチの生地に濃厚砂糖&シナモンソースがこれでもかとばかりに気前良く絡んでいるのですから。

なのに、あまりに美味しいものですから食べずにはいられません。さすがに量は無理なので、通常の半分ほどのサイズの「ミニボン」じゃないとダメですが(ちなみにマミちゃんは通常サイズでも余裕で完食可能)。

ありがたいことにシナボンは私の家の近くには未上陸です。また、シナボンを安直に真似したとおぼしきシナモンロールをあちこちで見かけますが、どれひとつとして十分な出来の物には巡り会いませんでした。

ところが、そんな平和な時代も終焉を迎えました。
マクドナルドが「シナモンメルツ」なる危険商品を作ってしまったのです!!!

ぶっちゃけこのシナモンメルツ、戦慄するほどシナボンにそっくりな味です。
あの砂糖が程よくカリカリ・程よくドロドロした濃厚シナモンソースまでしっかり再現されています。
つまり私はこの味に惚れ抜いてしまいました。

我々は食べ物に惚れ抜くと男に貢ぐダメ女よろしく尽くしてしまいます。店に通いつめ、際限なく食べまくってしまうのです。
しかも大多数のダメ女と違って貢ぐ相手が複数なのでなおタチが悪いです。お菓子に惚れたのなら他は止めればいいのに、嗚呼今日もシナモンメルツと一緒にテリヤキバーガーなぞ買ってしまいました(←只の莫迦)

普通お菓子に熱を上げるのは母の方ですが、今回のシナモンメルツは私の方が余計にハマっている感じがします。
いかんなあ。ただでさえ誘惑に弱い我々のような人間が意中の相手を見つけてしまったらもう最後だよ。

厳密にいえばシナボンとまったく同一の味ではありません。生地は本家より固い気がしますし、ソースはシナモンの割合が多く、その分(量の違いもあるでしょうが)シナボンほど強烈な甘さではありません。
そこが却って私のツボにきてしまったのでしょうね。

せっかくハワイに行ってない間はシナボンを食べずに済むと思っていたのに、こんな物が出てしまっては食べないわけにいかないじゃないですか。
それにこの商品が期間限定で終わらず定番になってもらうためには、せっせと食べて販売数をのばさなければなりません(どれだけ食う気だー!?)。
心が引き裂かれてもう大変です。あと、「ハロウィーン仮装までに痩せよう」という決意がまた幻になりそうです。むぅ~、どう考えてもそれが一番深刻だよなあ。

インドダンス=ボリウッド

2008-10-11 02:08:53 | ダンス話&スタジオM
今日のゴールデンタイムに日テレで放映された「恋のから騒ぎドラマスペシャル」で、衝撃のシーンが登場しました。
まんまボリウッド映画のダンスシーンです

ドラマは三本立てで、問題の作品は一番最初に放映されました。
ストーリー自体はたあいのない恋愛ものですが、いきなり男性がヒロインの手を取り「さァ踊ろう」と言い出した途端、何の脈略もなくインド宮廷風セット(大量ダンサーつき)が出現してダンスシーンになだれ込むという、インド映画のお約束をしっかり踏襲した展開が待っていました。

なんと素晴らしいのでしょう、踊りの方も振付け・フォーメーション共にお約束どおりです。制作者の方はさぞかしインド映画を見たにちがいありません。
強いていえばバックダンサーの衣装が安普請ですけど、まあヒロインの衣装はちゃんとしたのを使ってましたから、そのくらいは大目に見て良いと思います。

なおかつ踊りの途中で無駄に主人公カップルの二人の世界シーンが挟まるのもおもいっきしベタな展開です。
ベール越しに見つめ合うシーンはほら、あの映画のあの曲の...と、本物のインド映画好きにも楽しめます。
歌詞が日本語なことと女性ヴォーカルの甲高い声(を模した歌)がイマイチ微妙なのには面食らいますけどね(笑)。

んでもって、こちらのインド映画ダンスは我々スタジオMも踊ってます。
って分りきったことをここでまたまた繰り返しているのは、
「ブームに乗っかって始めた」のではないと今一度主張しておきたいからに他なりません(笑)。

今うちでメインにやっているのはフラ、次いでベリーダンス...いずれも今となってはそうとうなブームですが、私達が始めたときは決してそうではありませんでした。
このラインナップを見ると流行を追っかけてると誤解されてもしようがないのですけれど、決してそうではないんですよと。
どれもこれも始めたときはこんなブームになるとは予測もできませんでした。

スタジオMの主宰者たる母マミちゃんは非常に好き嫌いが激しく、ダンスしか能がないと言いつつ、そのダンスの中でもさらに選り好みする困ったお人です。
だから好みに関わらず流行ったダンスに着手するてことはまずムリ。
今はたまたま、昔からやっていた(=好きな)ダンスが世間でも注目されているだけなのです。
私に至っては重症の「他人様と同じはイヤ病」なので、流行った後でそのダンスに行くことはまずないです(笑)。

きっと世の中には私のようなひねくれ者もいるはず。そういう人にはぜひともこのインドダンスことボリウッドダンスをお勧めいたします。
今日のドラマみたいにそろそろいろんな媒体で取り上げられ始めましたので、このままメジャー化の階段を上りだす前に始めるべし!なのです。

まもなくデビュー

2008-10-10 03:37:57 | ダンス話&スタジオM
宇都宮市海道町のグループ「ミヤヒーリングスクール」がいよいよ来月ステージにデビューします

「ミヤ」はリフレクソロジーやロミロミの学校で開かれているフラ講座です。
少人数で生徒さんと私達の距離も近く、アットホームな雰囲気の中でレッスンが行われています。
(同じスタジオMのクラスでも場所によって雰囲気がずいぶん違いますね。大勢でテンション上げてワイワイやっているところもあれば、少人数でも長年一緒にやってきて気心の知れたメンバーならではの居心地の良さがあるグループもあり、個性は千差万別です)

「ミヤ」の皆さんはちょうど初めての曲が仕上がり2曲目に突入したところで、そろそろデビューするのにいい時期かと思い、来月末に出演が決定いたしました。
舞台デビューにあわせてグループ名も考えています。「ヒーリングスクール」のイメージに相応しい名称を考えておりますので、次回レッスン時に相談しようと思ってます。


そして一緒に考えなければならないのが当日のプログラム
主催者の方から「そろそろ出してね」とお達しがありましたので早急に詰めねば~。
...と言いたいところなんですが、ごめんなさい。本番までまだあと1ヶ月半以上ある段階でプログラムを組み立てるのはとっても難しいのです

うちのイベントでも骨髄バンクのように出演クラスが決まっている(というより、ほぼ全クラスが出演する)大きなイベントは数カ月前にプログラムを作ってしまうことが多いです。
しかし30分くらいの持ち時間でプログラムを作るイベントの場合、まず出演グループを決めるところから始まるため、それが確定するまではそもそも何の曲を踊るかも決められないんですね。

うちでは最初に出演者を募り、出られる人の多いグループは単独で一曲出演することにし、少なければいくつかのグループが合同で踊れる曲をプログラムに入れています。
あとは人数の比率も重要な要素ですね。6月の日光市でのイベントのように出られるメンバーにフラの人が多いときはフラにウェイトが置かれますし、こないだのいかんべ祭りのようにベリーダンス人口が多ければベリーダンスの曲数が増えます。
だからおおかたの顔ぶれが出揃ってみないとプログラムづくりに取りかかれないのです。

幸い主催者の方は「後で訂正があってもいいですよ」とおっしゃってくださったため、とりあえず「現在のところ最も可能性の高い曲」でプログラムを作っておこうと思います。
それでもけっきょくは変更することになってしまうかと思いますが、時間だけは神に誓って守りますので、どうか悪しからず~

今回のイベントではデビュー作をはじめ新曲もいろいろお披露目できると思います
きらびやかな衣装と合わせて、そちらの方もご堪能くださいまし。


あ。衣装と書いて思い出した。
いよいよハロウィーン本番の衣装が出来上がろうとしています。
ディズニー用ですからもちろん元ネタがありますが、元ネタより美しく・元ネタよりゴージャスにをモットーに仕上げの真っ最中です。

私とマミちゃんは少し前から「もう二度と自分で納得のできない衣装は纏わない」という誓いを立てています。
私に関しては中学校のダサくて死にそうなジャージで通学させられた時点で立てるべき誓いではありましたな(笑)。
今回の仮装にもその誓いが活きています。まあ何度も着る衣装ではないから、のべ数千人の観客にお見せするステージ衣装ほど激しいこだわりではないと思いますけどね。

そう、よく考えたらステージの衣装って数千人の目に触れるんですよね。うちはとくに千人以上収容の大ステージでの出演が多いですし。
フェスタmy宇都宮なんかで練り歩いているときまで入れればさらに多くの方が見ているわけです。

うわあ、これで妥協したら愚の骨頂でしょう。
ますます「衣装は素敵にせねばッ」との決意を固めた私メでございます。

新入部員さんいらっしゃい

2008-10-09 04:11:55 | ダンス話&スタジオM
今年のノーベル物理学賞を、日本の学者さん3人が受賞されたそうです
特に最高齢の方はその分野の第一人者といわれる方で、彼の研究を礎として既に何人もの学者さんが受賞されているのだとか。
本当なら真っ先に栄誉に浴すべき第一人者の方の功績が遅ればせながらも認められたのは、本当に喜ばしい限りです!!
後のお二人も目を潤ませながら喜んでいらっしゃって、なんだか我が事のように嬉しくなりました。
ここしばらくなかったおめでたいニュースでしたね♪


シルバー大学校の30期生が入学されたそうです。
私達は宇都宮の中央校と矢板の北校の両方で「ハワイアンダンスクラブ」の指導にあたっています。
なぜフラではなく「ハワイアンダンス」なのかというと、このクラブが結成された当初(15年前!)はまだフラがこれほどまでに一般に浸透しておらず、だからといって「フラダンスクラブ」では意味が「踊り踊り」になっちゃって変ということで誰にでも分りやすい「ハワイアンダンス」という表記に落ち着いたのです。

そんな中央と北のハワイアンダンスクラブでは、現在新入部員を募集中です。
29期の皆さんもすっかり新入生歓迎ムード(もちろん30期生の方だけでなく、このたび2年目になる29期の方も歓迎です!途中から入る方も多いですよ)、クラブの楽しさをお伝えすべく可愛いポスターを作ったり、クラブ紹介でのデモンストレーションを練習したりと、張り切っていらっしゃいます。

もちろん私たちもできる限りお手伝いしますよ。
現在のハワイアンダンスクラブは(時代によって雰囲気が違うのです)和気藹々としていますし、分らないことがあったら誰でも気軽に質問できる雰囲気です。
レッスンでは健康と美しさのためにも最初から正しい基礎をお伝えするよう努力していきますが、最初からできなくても全然気にすることはありませんし、じっさい私たちはまったく怒らない指導者です(笑)。
まずは「正しいフラ」に触れて、その美しさを知っていただくことが大切だと思っているので。

そうして正しい踊り方さえ分れば、あとは練習の積み重ねで誰でも健康に良く見た目も美しい踊りが踊れるようになっていきます。ほかのダンスの経験も運動神経もまったく無関係ですね。
ただその前に、このクラブに入った方ならまずは「踊る楽しさ」を感じていただけるはず。とにかくレッスン中は笑いが絶えませんから。
だから、とりあえず「楽しくクラブ活動がしたい」とか「無理なく健康のために動きたい」といった動機で気楽に参加していただければうれしいです。

オリジナル名札

2008-10-08 02:14:21 | ダンス話&スタジオM
いや~、宇都宮の「餃子像」が見事にバッキリいっちゃいましたね~
もともと駅東のあの場所を使うことが少ないのでじっくり見る機会もほとんどなく、見る度に「何だこの曖昧模糊とした物体は」と不思議に思ったものです。あれが餃子の像(しかもあの女性のイメージはヴィーナス)だと聞いたときはホントおどろきました。だからあんな微妙なポーズを....。

にしても、いくら風化により新調案が出ていたり西口に厄介ばら....いえ移転することになったりしたといっても、持ち上げ方が杜撰すぎやしませんか、業者の人。
普通こういうものをクレーンとかで持ち上げるときはパッキングしてからやるだろう。しかも上空5cmで滑り落とすなんて、作業工程に問題がありまくったとしか思えません。
無神経で鳴らした(←鳴らすな)私でさえ、もうちょっと慎重に作業しますぜ。


というわけで「もうちょっと慎重に作業し」て作ったのが、こちらのオリジナル名札です。

先日めでたくスタート一周年を迎えた宇都宮のハイブリッジは、もともと広いスタジオに比例して人数が多いうえ、途中から入ってきた生徒さんもかなりいらっしゃるので、なるべくお互いに名前を覚えたいよねという話になりました。
そこで各自が名札を持ち寄ってレッスン時に付けることになったのです。

なのに例によって無神経な私は二週連続で持っていくのをド忘れ
こりゃいかんと思いつつも、脳内では密かにオリジナル名札製作の野望を膨らましていたのです。

既製の円形や四角の名札を得意の極彩色イラストで飾り立てることは簡単です。
しかしそれだけでは物足りない。今回はどうしてもダイカット名札にしたくなりました。
そこで、昔から「いつかは使ってみたい」と思い描いていたプラ板キットを入手して製作することにしました。

これはB6サイズの厚紙状の板に油性ペンや色鉛筆で好きな絵を描き、好きな形にカットして一定時間オーブンで温めると、縮んでキーホルダーなどにもなるしっかりしたプラ板が出来上がるという便利グッズです。
てか、普通は小学生の作る物です。

私は自分が小学生いえ幼稚園児のころから「既成のパーツを決まった順序で組み立てて分りきった物が出来上がるおもちゃ」では満足できず、好き勝手な材料で思いどおりの物・世界で唯一の物を作るのが好きです。
だから支給された布を裁ててエプロンを作れと言われ、なんとか他人と違う物を作ろうと苦心した挙句、布のナナメ遣いとかやってたなあ。懐かしいなあ。
そのぶん自分が始めたことを人に真似されるのは耐えられないんですよね。ここが生まれつきのトレンドセッターであった母マミちゃんとの最も大きな違いです。

あぁ、また話がずれちゃった。
えーと、そういう性癖のせいで今でも主に小学生向けの「好き勝手なものが作れる道具」には変に詳しいんですね。
未だに夏休みシーズンの自由研究コーナーを見て情報収集し、製本キットなどを見つけると買ってしまいます。
ああいったものの中には大人が作っても面白いものが作れる道具がけっこうありますよ。なにより、同じ道具を使っても決して人と同じものが出来上がらないところが良いです。

このプラ板もそんな道具の一つで、白紙に好きなものを描くところから始められます。
今回作るのは名札ですので、大幅に縮む性質を考えてかなり大きめに描きました。油性ペンで描いた枠をクーピーで塗りつぶします。
(ちなみに私はクーピーも大好きで、彩色に立体感を出せない私のような人間でも綺麗に色を塗るのに便利です)

形状はマミちゃんはトナカイ、私はカエル。まるっきり正体モロバレですね。
マミちゃんから「絶対に可愛く描け」とのお達しがあったので、クリスマスカタログを見ながら頑張りました。

描き終わったら好きな形に切ります。ちょっと固めの厚紙のような素材で、普通のハサミで難なく切れます。
特にマミちゃんの角の辺が脆くならないよう、大雑把なダイカットにしました。

ここでいよいよオーブンの登場です。クシャッとさせたアルミホイルの上にのせ、スイッチを入れて待つこと1分弱。
まずグニョ~~ンと不思議な形に歪んだ後、しゅるしゅると縮みながら再び綺麗な平らの状態に戻ります。
それにしてもすごい縮み方画像の後ろの白い紙に描いてあるのが実際の絵の下書きですから、そうとうなギャップがあります。
こりゃ最大限のサイズにしておいて良かった

とか感心してる場合ではありません。
冷めないうちにオーブンから取り出し、曲がった状態で固まらないよう平らで堅いものの間に挟んでプレスしなければならないのです。
平らで堅い物といえばマミちゃんのファッション誌(笑)。それも毎月のVOGUEやHarper's Bazaarではなく、年2度のメジャーな海外コレクション出展作を余すところなく網羅している全集です。これがオールカラーのくせに軽いタウンページなみの厚さなので異様に重いのです。

がっちりプレスしてまだ少し温かい段階で取り出してみると、おお、しっかりした厚いプラスチック板が出来上がっていました
縮んだ分が厚みになったのですね。ちょっとの刺激ではまったく曲がらず、今し方ハサミで切ったのが嘘みたいに丈夫な板になります。

冷めたところで一緒に買っておいた名札用クリップを後ろに貼り付けて完成です。
このプラ板はプリンタやコピー機をいっさい受け付けませんので、正真正銘世界に一つの一点ものしか作れないため大量生産には向きませんが、私みたいに絶対にオリジナル物しか作りたくない人間にはむしろピッタリの道具ですね。

くたっと活躍中

2008-10-07 01:56:48 | カエル偏愛
うちではレッスンの時に様々な小道具が説明用として使われます。
メジャー、モップ、クリアファイル(あるいは平らな板)、CDケース、スリッパ、果ては建物の壁(笑)まで、思いがけないものが思いがけない用途で使われているのを目撃した生徒さんは多いことでしょう。
どれもこれも基礎やフォーメーションの説明に欠かせない「ひみつ道具」です。どれが何を説明するために使われているか言い当てられる人はうちのそうとうなベテランです!(笑)

うちのことですから、かえるたちも説明のためにかり出されます。
といっても動物を働かせたくない母とカエルを溺愛する娘のコンビですので、重労働はいっさいさせません。
なおかつ、お役目が終わると愛を込めてねぎらいの言葉をかけるようにしています。

最近活躍しているのが画像のかえるです。
この子、ご覧のとおり完全無欠にクタクタです。
立てないのはもちろん、座らせても首がくたっとしてしまいますし、本人の楽そうな姿勢を取らせようとしていくと横に寝かせるしかないというクタクタぶりです。

しかし、このクタクタ感が姿勢の説明にピッタリなんだな。
100人ではきかないであろううちのカエルたちの中でもっとも適役だったのがこの子なのです。

天職が見つかったことによって一躍脚光を浴びたこの子、見事にうちのドン・かえるちゃんの取り巻きの一人に抜擢されました。
かえるちゃんをはじめ多くの仲間に可愛がられているうちに、今までひたすら眠たげな顔でクタクタしていたこの子に表情が出てきました。笑うようになったのです。

マミちゃんは動物を働かせるのを嫌がるけれど、自分に向くお役目を見つけられれば動物だって生き生きするんじゃないかと思います。
だから本人の負担にならない範囲で、うちのかえるたちにもそれぞれの生き甲斐を見つけてほしいですね。

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