舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

衝撃のシューマッハ

2009-07-30 23:04:12 | 徒然話
今日、衝撃的なニュースが発表されました。

F1ハンガリーGPにて重傷を負ったマッサに代わり、3年前に引退していたミハエル・シューマッハがドライバーに復帰するそうです。

もう顎が落ちて目玉が飛び出しましたよ。
シューマッハといえば、セナ亡き後のF1界に「皇帝」として長らく君臨し、アロンソなどの次世代チャンピオンが出るまでの間、とんでもない数の勝利をモノにした伝説のドライバーです。
F1雑誌の歴代ドライバーランキングでも、セナに次いで堂々の2位でしたからね。

そのシューマッハが引退してから早3年。
引退したとはいえ、シューマッハはフェラーリ様に残り、主要GPの際はサーキットにも顔を出していました。
皇帝の跡を継いだライコネンとマッサにとって、シューマッハがバックについている事はどれほど心強かったでしょう(すげえプレッシャーになったんじゃって説もあるケド)。

そんな矢先のマッサ大怪我。フェラーリ様を見守るシューマッハとしては、一肌脱がずにはいられなかったに違いありません。
様々な事情によりシーズン中にドライバーが代わる事は、実を言えばしばしば行われている事です。
しかし、それは普通そんなに上位でないチームの中での話であり、天下のフェラーリ様に限ってそれはありません。
なぜなら、優秀なドライバーはすでにどこかのチームに在籍しているわけで、もちろんそれをシーズン中に引き抜く事は出来ませんし、かといってどのチームにも席を持っていないようなドライバーでは、フェラーリ様に相応しいとはいえません。

F1の各チームから出場するドライバーは2名のみで、補欠はいません(テストドライバーとかはいるけど)。
この辺が野球やサッカーと違いますよね。各チームの手持ちのカードの数がきょくたんに少ないのです。
2枚のカードが凄まじい力を持っている代わりに、予備のカードは取っておけない...う~ん、やっぱりF1ってそうとうリスキーでスリリングなゲームだわ。そういうとこがたまらないねぇ。
そのゲームでフェラーリ様はまさかの3枚目のカード、伝家の宝刀を抜いたわけです。いやぁもう、フェラーリ様じゃなきゃ使えない手ですよ。

40歳という年齢と3年のブランクがシューマッハ氏の懸念材料でしょうが、あのシューマッハに限っては、年齢やブランクなんて些末な事柄はどうでも良い事です。
ただでさえ、一般的なドライバーより遥かに長い期間(しかも凄い成績で)F1界に君臨し続けたシューマッハさん、むしろそのくらいのハンデがあった方が、現役若手ドライバーのためと言っても過言ではないかも。

マッサの容態は心配だけれど、シューマッハの活躍もまた非常に楽しみです。
あの走りがもう一度観られると思っただけでドキドキですよ。
ただ、ルノーが1試合出場停止処分を受けているんで、アロンソとの因縁の対決を観られるのは暫くお預けなのがちょっと欲求不満です。

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