日曜夜、ハンガリーのハンガロリンクにて、F1ハンガリーGPが行われました。
フジテレビの26時間テレビ(総合司会の人の他局番組の都合上いつもより1時間短いらしい)のおかげで土曜の予選が午前5時過ぎからという莫迦みたいな放映時間になってしまい、直に目にする事は出来なかったのですが、予選は実に素晴らしい結果でした。
なんと、愛するフェルナンド・アロンソが久々のポールポジションをゲットしたのです!!!
アロンソ...卓越した(そう、ハミルトンなどよりずっと)テクニックを持ちながら、本人以外の様々な要因のせいで勝利から遠ざかって久しいマイ・フェイバリット・ドライバー氏です。
マクラーレン在籍時代はハミルトンのせいで煮え湯を飲まされ、古巣ルノーにカムバックしたと思ったら、ルノーまさかの不調(ってかマシンの格差は前もって承知の上だったそうですが)。
くわえて、今季に入ったらいきなりブラウンGPとレッドブルの大躍進が始まり、ルノーどころかマクラーレンもあのフェラーリ様までも苦戦を強いられている波乱の展開です。
ああ、こんなんじゃアロンソの状況はますます逆境に...。
と思いきや、アロンソは持ち前の素晴らしい技量を発揮し、思いがけないメンバーが上位にひしめく今季において、なかなかの活躍を見せてくれております。
だから私も若手のフェテル君だかベッテル君だか(どうでもいいけどそろそろ表記を統一して欲しい)に乗り換えたりせず(笑)、一途にアロンソを応援しているのです。
私ゃ意外と一途なんですよ。アロンソ、ちっちゃくて可愛いし(と言ったらマミちゃんは「F1ドライバーでもなかったらちっちゃい男はマジ勘弁」とのたまいました。あの人と違い、私は男性の身長にこだわりがないもんで...って、こんなとこでそんな戯言いってもしょうがないな)。
しかしながら、アロンソのポールポジション獲得に喜んでばかりもいられません。
なんと、レース中のトラブルにより他マシンの破片がフェラーリ様のマッサの頭部を直撃、脳震盪を起こして一時的に意識を失い、そのままコースサイドのタイヤの壁に突っ込んだのです。
マッサはすぐさま救急車で搬送され、頭蓋骨骨折が判明。緊急手術が行われました。
ただただ幸いな事に命に別状はないとの事ですが、それでもいつレースに復帰出来るかはまったく分りません。
もちろん日曜の決勝など絶対に無理です。マッサ抜きでの決勝となりました。
マッサの容態に不安を感じながら、アロンソの行方を見守って決勝がスタートしました。
流石はアロンソ、スタートから危なげなく前に飛び出て、安定したトップの座をキープ。
その後ろではスタートダッシュ恒例の激しい攻防が行われ、いつも無茶に飛び込んで来るハミルトンがまたまた無理をやらかし、フェテル君(ベッテル君?)もとばっちりを食らいました。
でもハミルトン的には抜いたモン勝ちです(だから、そういうとこが好きじゃないんですってば)。
着々と抜きまくり、ついに2番手=アロンソの後ろまでのし上がってきました。その上じりじりと差を詰めてきます。
ああもう、なんて○○○○いハミルトン!! この○○○が、さっさと○○○っておしまい!!...と、とても公の場では口に出来ないようなネガティヴキャンペーン(※嘘か本当かはご想像にお任せします)を張りながら戦況を見守っているうちに、アロンソのピットストップの時間がやってきました。
アロンソはもともとガソリン搭載量が少なかったため、最初から早くピットインする手はずだったのです。
6秒台というそこそこ速いタイムでピットから出たアロンソは、すぐさま激走を再開...したわけなんですが、どうも様子が変です。
何かおかしい...と思ったら、ああッ!!!右のフロントタイヤが外れちゃった!!!
念のためご説明しますと、ピットイン時は給油と同時にタイヤ交換も行います(あっという間に摩耗してしまいますので途中2度ほどの交換が必要不可欠な上、必ず2種類のタイヤを使う事が決められています)。
タイヤ交換はいうまでもなくスピード勝負です。とはいえ、だからといってテキトーなつけ方でいいわけがありません。
もちろんピットクルーとしてはテキトーだったつもりは毛頭にないでしょう。と信じたい。
きっと、久々のポールポジションだった上、あの○○○○いハミルトンが間近に迫ってるし、かなりのプレッシャーの中で仕事をこなさなければならなかった事は、容易に想像ができます。
でもやっぱりピットクルーもプロです。プロである限り、失敗は許されません。
レースでの過失は人命を左右しかねない事故に繋がる事もあり得ますから、自分のチームの成績のため以前に、すべての人の安全のためにベストを尽くす義務があるのですね。
特に今回は、タイヤの付け方が不適切だったばかりでなく、それをアロンソに無線で伝える事もしなかったため、タイヤの外れた場所に誰のマシンも無く事故に繋がらなかったとはいえ、ルノー側の重大な過失と見なされました。
そして最大の悲劇はコース上に出た早々にタイヤが外れてしまったアロンソです。
アロンソは右前のタイヤを欠いたまま、這々の体でピットまで戻りましたが、繊細なF1のマシンがそんな無茶な走りをした後に無事でいられるはずもなく。
そのままレース序盤にリタイヤとなりました...。
ルノーは今回の過失によって次回欧州GPの出場権を剥奪されましたから、次回でのリベンジも叶いません。
久々のポールポジション獲得から、まさかの悲劇。これぞ天国と地獄、一体誰が想像出来たでしょうか。
しかし、アロンソのリタイヤ後のレース展開の方は誰でも想像出来ます。
あのハミルトンが自動的に1位に躍り出て、チェッカーフラッグを受けてレースは終了しました。
中嶋カズキ君もすんでのところでポイント獲得ならず、良い所の無いハンガリーグランプリでした。がっくり。
その上、次のF1は8月23日、すなわちいかんべ祭の翌日です。なんて先なんだ......。
私がアロンソの勇姿を観られるのは、いったいいつになるのやら...。
フジテレビの26時間テレビ(総合司会の人の他局番組の都合上いつもより1時間短いらしい)のおかげで土曜の予選が午前5時過ぎからという莫迦みたいな放映時間になってしまい、直に目にする事は出来なかったのですが、予選は実に素晴らしい結果でした。
なんと、愛するフェルナンド・アロンソが久々のポールポジションをゲットしたのです!!!
アロンソ...卓越した(そう、ハミルトンなどよりずっと)テクニックを持ちながら、本人以外の様々な要因のせいで勝利から遠ざかって久しいマイ・フェイバリット・ドライバー氏です。
マクラーレン在籍時代はハミルトンのせいで煮え湯を飲まされ、古巣ルノーにカムバックしたと思ったら、ルノーまさかの不調(ってかマシンの格差は前もって承知の上だったそうですが)。
くわえて、今季に入ったらいきなりブラウンGPとレッドブルの大躍進が始まり、ルノーどころかマクラーレンもあのフェラーリ様までも苦戦を強いられている波乱の展開です。
ああ、こんなんじゃアロンソの状況はますます逆境に...。
と思いきや、アロンソは持ち前の素晴らしい技量を発揮し、思いがけないメンバーが上位にひしめく今季において、なかなかの活躍を見せてくれております。
だから私も若手のフェテル君だかベッテル君だか(どうでもいいけどそろそろ表記を統一して欲しい)に乗り換えたりせず(笑)、一途にアロンソを応援しているのです。
私ゃ意外と一途なんですよ。アロンソ、ちっちゃくて可愛いし(と言ったらマミちゃんは「F1ドライバーでもなかったらちっちゃい男はマジ勘弁」とのたまいました。あの人と違い、私は男性の身長にこだわりがないもんで...って、こんなとこでそんな戯言いってもしょうがないな)。
しかしながら、アロンソのポールポジション獲得に喜んでばかりもいられません。
なんと、レース中のトラブルにより他マシンの破片がフェラーリ様のマッサの頭部を直撃、脳震盪を起こして一時的に意識を失い、そのままコースサイドのタイヤの壁に突っ込んだのです。
マッサはすぐさま救急車で搬送され、頭蓋骨骨折が判明。緊急手術が行われました。
ただただ幸いな事に命に別状はないとの事ですが、それでもいつレースに復帰出来るかはまったく分りません。
もちろん日曜の決勝など絶対に無理です。マッサ抜きでの決勝となりました。
マッサの容態に不安を感じながら、アロンソの行方を見守って決勝がスタートしました。
流石はアロンソ、スタートから危なげなく前に飛び出て、安定したトップの座をキープ。
その後ろではスタートダッシュ恒例の激しい攻防が行われ、いつも無茶に飛び込んで来るハミルトンがまたまた無理をやらかし、フェテル君(ベッテル君?)もとばっちりを食らいました。
でもハミルトン的には抜いたモン勝ちです(だから、そういうとこが好きじゃないんですってば)。
着々と抜きまくり、ついに2番手=アロンソの後ろまでのし上がってきました。その上じりじりと差を詰めてきます。
ああもう、なんて○○○○いハミルトン!! この○○○が、さっさと○○○っておしまい!!...と、とても公の場では口に出来ないようなネガティヴキャンペーン(※嘘か本当かはご想像にお任せします)を張りながら戦況を見守っているうちに、アロンソのピットストップの時間がやってきました。
アロンソはもともとガソリン搭載量が少なかったため、最初から早くピットインする手はずだったのです。
6秒台というそこそこ速いタイムでピットから出たアロンソは、すぐさま激走を再開...したわけなんですが、どうも様子が変です。
何かおかしい...と思ったら、ああッ!!!右のフロントタイヤが外れちゃった!!!
念のためご説明しますと、ピットイン時は給油と同時にタイヤ交換も行います(あっという間に摩耗してしまいますので途中2度ほどの交換が必要不可欠な上、必ず2種類のタイヤを使う事が決められています)。
タイヤ交換はいうまでもなくスピード勝負です。とはいえ、だからといってテキトーなつけ方でいいわけがありません。
もちろんピットクルーとしてはテキトーだったつもりは毛頭にないでしょう。と信じたい。
きっと、久々のポールポジションだった上、あの○○○○いハミルトンが間近に迫ってるし、かなりのプレッシャーの中で仕事をこなさなければならなかった事は、容易に想像ができます。
でもやっぱりピットクルーもプロです。プロである限り、失敗は許されません。
レースでの過失は人命を左右しかねない事故に繋がる事もあり得ますから、自分のチームの成績のため以前に、すべての人の安全のためにベストを尽くす義務があるのですね。
特に今回は、タイヤの付け方が不適切だったばかりでなく、それをアロンソに無線で伝える事もしなかったため、タイヤの外れた場所に誰のマシンも無く事故に繋がらなかったとはいえ、ルノー側の重大な過失と見なされました。
そして最大の悲劇はコース上に出た早々にタイヤが外れてしまったアロンソです。
アロンソは右前のタイヤを欠いたまま、這々の体でピットまで戻りましたが、繊細なF1のマシンがそんな無茶な走りをした後に無事でいられるはずもなく。
そのままレース序盤にリタイヤとなりました...。
ルノーは今回の過失によって次回欧州GPの出場権を剥奪されましたから、次回でのリベンジも叶いません。
久々のポールポジション獲得から、まさかの悲劇。これぞ天国と地獄、一体誰が想像出来たでしょうか。
しかし、アロンソのリタイヤ後のレース展開の方は誰でも想像出来ます。
あのハミルトンが自動的に1位に躍り出て、チェッカーフラッグを受けてレースは終了しました。
中嶋カズキ君もすんでのところでポイント獲得ならず、良い所の無いハンガリーグランプリでした。がっくり。
その上、次のF1は8月23日、すなわちいかんべ祭の翌日です。なんて先なんだ......。
私がアロンソの勇姿を観られるのは、いったいいつになるのやら...。