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失われた甲子園~赤坂英一

2018-03-16 | Book

赤坂英一の「失われた甲子園~」読んだ。副題が「記憶をなくしたエースと1989年の球児たち」。1989年4月5日、春の選抜高校野球の愛知の東邦高校、大阪の上宮高校の決勝戦と、そこまでたどり着く道のり、卒業後の人生。上宮高校の2年生エース宮田正直。後にダイエーホークス入りするがアクシデントで記憶を失う。宮田以外にも元木大介、山田喜久雄、種田仁ら、そうそうたるメンバーが出てくる。1989年、僕はロスアンゼルスに住んでいた。当時はインターネットもなく、この年の高校野球の選抜の結果の記憶はないに等しい。この本を読んで知った。元木と種田は上宮高校で三遊間を組んでいたが、水と油状態で溝があったとのこと。

高校野球で活躍してプロ入りしても芽が出ないまま退団、引退するケースも多い厳しい世界。甲子園で打ちまくった元木大介でさえ、一流選手の成績とは言い難い。強者揃いのプロ野球の世界で生き残るのは至難の業。プロ野球の平均在籍年は7年ぐらいと聞いたことがある。

80年代の高校野球は体罰は当たり前だった。聞いたことはあるが、改めて知ると壮絶な世界。プロ野球でさえ、鉄拳制裁が普通にあった時代・・・。ちなみ僕は高校の野球部、1年の夏前に辞めた苦い経験あり。

著者は野球を題材にしたテーマに定評のあるノンフィクション作家。「二軍監督」も読んだが、「失われた甲子園」も取材力の凄さに感心させられる力作だ。野球好きにとっては時間を忘れ、没頭して読み込むことができる作品。




強豪高の練習は部活のレベルを超えているほどハードだ。頑張れ公立校!

昨日はノーランデー。6月3日に開催の葛飾ウルトラマラソンにエントリー。60キロのレース。4年ぶりの出場。ずっと考えていたが、出場を決断。もう逃げられなくなった。

前回はネットタイムで8時間7分で完走した。最高気温が30℃を超える中での過酷なレースだった。今回はどうかな?

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