坂上俊次の「眼力」読んだ。サブタイトルは、「カープ スカウト時代を”貫く惚れる力”」。著者は中国放送で広島カープの試合の実況を担当するアナウンサー。広島カープのスカウト活動の歴史と裏側を描いたノンフィクション。執筆時、広島カープのスカウトは9人。中心にいるのはスカウト統括部長の苑田聡彦氏。1945年生まれの超ベテランスカウト。僕が子供の頃の1970年代はセリーグの試合の中継しかなく、必然的に観るのはセリーグの試合ということもあり、苑田氏のことは現役時代の頃から知っていた。ただ一流選手ではなかったので名前と顔程度の記憶だ。
苑田氏の才能と仕事が評価され、カープに不可欠な人材となったのは引退後、スカウトになってからだ。広島カープにはかつて木庭教という伝説のスカウトがいた。1970年代半ばから1980年代の強いカープの立役者。2000年代にカープの強さが戻ったのは苑田氏をはじめとするスカウト陣の影の努力があったからこそ。
カープはドラフト会議で高校生を上位指名して猛練習で鍛え上げて一軍に送り込むというイメージがあるが、ここ数年は大学生、社会人の投手をドラフト1位での指名が目立っている。自分が発掘した選手が活躍することはスカウト冥利につきる。
昨日は仕事を終えてからジム通い。今年152回目。ベンチプレス、ダンベル、アブクランチ、トーソーローテーションの後、エアロバイク。その後、プールで10往復のスイム。今月上旬から右足踵が痛く、今週火曜日の整形外科でMRI検査を受けた結果、足底腱膜炎との診断。しばらく踵への負担を少なくするため走らず、治療に専念。10月8日の新潟でのフルマラソンに間に合うように治したい。
昨日のマリーンズ、ソフトバンク相手に5対4で逆転勝ち。エアロバイクに付いているインターネットで試合開始直後のスコア見たら、いきなり3点取られていた。こりゃ駄目だと思ったが、六回に岡の同点タイムリー、七回に石川の勝ち越しタイムリーが出て、そのまま逃げ切った。この勝ちは大きいな。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます