山本幸久の「渋谷に里帰り」読んだ。食品卸会社に勤める峰崎実(ミノル)が主人公。ミノルは小学校までパン屋を営む両親と渋谷で暮らしていたが、両親がパン屋をたたんだため、渋谷から父の実家に引っ越して渋谷を離れる。引っ越した後は、大人になってからも渋谷を避けていたが・・・。
ミノルは30過ぎで独身の食品卸会社で東京23区以外の担当する営業マン。東京23区を担当する先輩女性(←坂岡千明)が寿退職するので23区を担当することに。渋谷がメインテリトリー。
ミノルが千明から仕事を引き継ぐ過程のやりとりが抜群に面白い!千明、ええキャラしてる。ミノルの上司の椎名、会社の屋上で素振りでバッティング練習する優里、小学校の同級生アメさんなど、登場人物がユニークだ。営業先のホットパンツ。笑える店だけど、最後の話はちょっとイイ話。
D列車で行こう、幸せな会社と3冊連続で、会社が舞台の作品を読んだけど、この作品が一番面白い。一押し作品!テンポが良く、読みやすい。
2007年に書かれた作品だが、そんなに古さは感じない。
昨日は仕事を終えてから、自宅周辺を1時間半ラン。今年の走行距離は1,658キロ。最後の10分はちょっとスピードランも取り入れてみた。
仕事、終わってからタンゴに行くことも考えたけど、今日の仕事のことを考えると寝不足はNGなんで諦めた。タンゴしばらく行ってないなあ。