変人バンザイ!!

不思議が好きで、立体写真を作ったり、星占いをアレンジしちゃったりする変人。

29愛読書『はてしない物語』をもう一度読み直し、今までの知識と経験を加味し咀嚼する。

2017-08-08 12:16:23 |  はてしない物語
やっと、最終までの構想が浮かんできた。
次は15日頃かなと予定していたが、書きたい思いが強くなり、それにゆだねることにしました。
8月15日は終戦記念日。
負けたのに記念ておかしいね?って突っ込んでいたのも若いころの思い出。
高校野球が開催中の甲子園に正午、サイレンが鳴り響く。
まだ15日になってないのになぜ分かるか?
戦後70年のあいだ、毎年同じように行われる決まったこと。
どんなに熱戦の途中でも、サイレンの前に中断する。
サイレンと同時に、選手も観客も直立し黙とうする。
テレビを観ている人も、日本中のほとんどの人が、それを聞き黙とうする。
戦争で亡くなった人たちを悼み、二度と同じ間違いをしないことを誓う。
やっぱり、日本ってスゴイ!!



P531

岩波書店、ミヒャエル・エンデ作『はてしない物語』の531ページです。

「ぼうやは、やっと変わる家にたどりつきました。そして、真の意志が何なのか、それがわかるまでそこにいることになりました。というのは、この変わる家というのは、家そのものが変わるだけではなくて、家がその中に住む人を変えるから、・・・・ぼうやはそれまで、自分とはちがう、別のものになりたいといつも思ってきましたが、自分を変えようとは思わなかったからです。・・・・ぼくはそれでもって、自分にもファンタージエンにも、わるいことばっかりしてしまったんです。・・・・大きなまわり道をしたけれど、でもそれがあなたの道だったの。・・・・生命の水の湧き出る泉を見つければ、帰れる人・・・・そこに通じる道なら、どれも、結局は正しい道だったのよ。」
アイゥオーラおばさんの変わる家でもてなされるバスチアン。
そして最後の望みを見つけ、ファンタージエンの境を目指して歩き出す。

「気」の力の欠点は何でも通過するから、相手が受け取れないと何の役にも立たないことです。
科学の力や愛の力は相手に直接響き、影響を与えやすい。
都合よく進むこともあるが、反発を深めることにもなりかねません。
その点、「気」の力は相手が受け取る気がなければ、微塵の脅威にもなりえません。
この欠点は「戦わずに、どう守るか?」のテーマでは残された唯一の手掛かりになるんじゃないだろうか?

前回、体の中で「気」を動かす試みをしました。
思いが「気」を動かし、「気」を受ければ何かが変わる。
何かが変わるんです。
それを実感してほしかった。
少なくても、自分の「気」を、自分の体が受け取る。
相手がどうのこうのじゃない。
まず、自分が「気」を受け取れるようにしてほしかった。
それで体の中で何かが変わったのを実感できたのなら・・・。
思いを自分だけじゃなく、身近な周囲にもめぐらせてほしい。
親や兄弟、ご近所さん、子供や老人、人だけじゃなくイヌやネコや鳥などの動物、木や花の植物、家具や電化製品の器具まで。
行動しなくていい。
ただ思うだけ。
相手に分かってもらわなくていい。
「気」を受け止めてくれなくてもいい。
一方的にただただ思うだけ。
期待してはいけない。
いけないが、ひょっとした瞬間に気づくことがあるかもしてない。
相手が、ほんの一瞬でも気づいたなら、「気」が受け止められた。
「気」を受けたら何かが変わる。
それでいいじゃないか。

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