オーストラリア ヒロシのリタイヤ日記

1994年からメルボルン在住のヒロシです。留学後に現地で就職、国際結婚、2020年、55歳からリタイヤ生活。

ズッキーニのプレゼント

2023年12月01日 20時02分05秒 | 日記

今朝は朝食の後、畑で採れたズッキーニ6本ぐらいを持って、ニールとペムの家に行って来ました。

彼等の畑ではまだズッキーニの苗を植えてから日が浅く、花も咲いていないのです。以前収穫した写真を撮って送ったら、羨ましがっていたので、、、今日は家で食べきれずに溜まってきたズッキーニを持って行ったのです。

運よくニールとペムは散歩から帰ってゆっくりしていた時で、、、10分程、お喋りをしてきました。畑で野菜を作ることの良いことは、単に家で食べられるだけでなく、今朝の様に、ご近所さんや友達に分けてあげられることです。

そうすると、、、いつかは何か分けてもらえることも多いですし、、、別に分けて貰えなくても、誰かに何の前触れもなく、プレゼントをするのは、喜んでもらえるといいけど、、、などと考えて、少しドキドキして楽しいものです。貰う方も、全く予期していないので、嬉しいのではないでしょうか。

これに対して、誕生日やクリスマス、お正月などに家族や友達にあげるプレゼントなどは、、、貰う方は、ある程度、期待していて、あげる方は、ほぼ義務的になっていることが多いと思います。そこには、、、ドキドキ感はあまりありませんよね。

また、畑で採れた野菜ではなく、お店で買った物をプレゼントしたら、相手は喜んでくれるでしょうか?多分相手はあまり喜んではくれないと思うのです。それは、お金で買って貰ったものは、相手にお金を使わせてしまって申し訳ないと思うハズです。

例えば、僕が友達からお店で買った高い果物をプレゼントされたら、、、美味しそうだと思う反面、友達にお金を使わせてしまって、悪い気がすると同時に、近い内に、このプレゼントと同額ぐらいの何かを買ってプレゼントしなければ、、、とプレッシャーがかかり、心の負担になってしまいます。

畑で採れ過ぎて食べきれない余った野菜は、、、家に置いておいても腐るだけですから、貰った相手に心の負担がありません。貰った相手は、「お返しをしなければ、、、」と思わなくてもいいので、あげる方も、心の負担にはなりません。

ということで、、、家で採れた野菜や果物は、、、お店で買ったプレゼントよりも、遥かに良いプレゼントだと思います。それに、大抵の野菜や果物は収穫が始まって暫くすると、家では食べきれないほど沢山出来てしまいます。なので、ご近所さんや友達にあげなければならないのです。

もちろん、ビン詰めや、塩漬け、ジャムを作ったりだとか、保存食にする方法もありますが、、、手間がかかりますし、、、やはり野菜や果物は新鮮な状態で食べるのが一番ですよね。プレゼントにするのが、一番良い方法だと思います。

それに、、、自分の野菜や果物の収穫が終わった頃、ご近所さんや友達の畑で別の野菜や果物が採れ出して、プレゼントしてくれるかもしれませんし、、、。 もし、そうなれば、、、八百屋さんに行かなくても良くなるかもしれませんね。昔、貨幣経済の前の石器時代の社会は物々交換の社会というよりも、プレゼントをしあう社会だったと思うのです。

それでは、明日も、このブログでお会いしましょう。

 

 

 

 

コメント
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