京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

 準備OK

2010年12月03日 | 熊野古道(紀伊路・中辺路)を歩く
“100人に聞きました”、そうだ。
今回(11/20~23日)の京都観光に「満足」「やや満足」の回答は92%。
京都観光が初めては6%、10回以上は31%、の結果だそうで、リピーター率は高い。
「歩く街」を唱えるにしては、渋滞緩和策の周知徹底や受け入れ態勢の整備の不充分さ、環境公害などと問題点は多く、解消には「まだまだ」という新聞紙面だった。

さて、明日は熊野古道ウォーキングツアー、第3回目の日だ。
紀伊宮原から醤油発祥の地として栄えた宿場町湯浅を進んで、河瀬(このせ)王子まで。
カーナビも渋滞にも無縁の11.7km。

地図を片手に(一応用意はしてみるものの…)、自分自身の感覚と判断で、現在置や進むべき方向を確認して歩くという能力が問われるわけではない。語り部さんの道案内であとに付いて、という気楽なツアーである。
そのお気楽さをいただくぶん、余った感覚、五感をフルに活用しなくてはもったいない。

前回の藤白坂、峠道のそこかしこでは陽を浴びて自生する石蕗の花が、息せき切って歩く者に道端から優しくパワーを与えてくれたものだった。この道を古来どれ程の人が歩いたかと想像するだけで、心弾む道中になる。
周りの自然の魅力にこころを敏感に働かせて、目や耳で楽しむのだ。
なんともワンダフル!!な世界。 正直、それが楽しい。

1回でも多く参加したい。足腰のお守りもリュックに潜ませた。極力怪我をしないよう注意を払うことも大事なことだと思っている。
ハレハレのテルテル坊主の心意気は効力抜群!お天気になるはずだ。手袋、マスクにカイロと準備おさおさ怠りなし! もちろんマフラーも加わる。寒さも忘れるだろう。



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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ワンダフル!!な世界を・・・ (yattaro-)
2010-12-03 22:15:45
熊野古道いよいよ第3弾。
最高のお天気に恵まれそうで何よりです。
朝の気温は低いようです。スタートの暖が要りそうですね。
足腰のお守りもリュックに、その他準備怠り無しですね。
カーナビも渋滞にも無縁の11.7km。気持ちも軽く足取りも軽く、目や耳、五感の全てで、歴史の道を踏んできて下さい。
ワンダフルな世界を目一杯お楽しみあれ!

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3回目 (ryo)
2010-12-03 22:36:52
お天気は大丈夫なようですね。
ホカロンに万歩計、手袋、マフラー準備万端です。

後は道中、転ばないように、
熊野古道を満喫してこられますように!


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では、おやすみなさい yattaro-さん (kei)
2010-12-03 23:19:47
早速にありがとうございます。
どのような道が待っているのか、やはり楽しみに、期待してしまいす。
準備怠りなし、早く休ませていただきます。

よいご報告ができるといいなと思います。
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では、おやすみなさい ryoさん (kei)
2010-12-03 23:24:56
早速にありがとうございます。
雨の心配がないというのは、気持ちがすごく楽です。
準備万端、ちょっと小さなお菓子も入れました。

足がからんでけつまずいたり転んだりなど、ないよう注意しないといけませんね。
ついついよそ見が多いもので~。

楽しんで歩けたら最高です~。
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一路平安! (Rei)
2010-12-04 23:10:40
私の京都は
満足度92%、 リピーター率31%に入っています。
他都市でこれだけ訪れたのは京都だけです。
地の利もありますが・・・・

3回目のお話聞かせてください。
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お疲れ様でした。 (会津マッチャン)
2010-12-05 10:19:54
月初めの土曜日、3回目でしたね。
お留守に、準備万端の写真を拝見しながら、また充実した旅となったでしょうと想像しています。
一夜明け、心地よい疲労をおぼえ、コーヒーでも飲みながら五感に感じた諸々を振り返っていることでしょう。
熊野古道紀行を楽しみにしています。
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満足度… Reiさん (kei)
2010-12-05 23:13:20
ありがとうございます。

今回思いとどまられた場所も、次の機会にぜひまた!
五木氏の「親鸞」もまた始まることですし、来年は大きな節目を迎えます。

2回目とはかなり異なる熊野古道を歩かせてもらいました。

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真民、 マッチャンさん (kei)
2010-12-05 23:19:43
ありがとうございます。

深い山の中に、どのような暮らしがあるのか。一面のみかん畑、聞こえる演歌、ワラってみかんを収穫する女の人… いろんな思いが去来しますが…

坂村真民の言葉が掲げられているのを見て、真っ先にマッチャンさんを思い出しました~。
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