「古代歴史文化賞」記念シンポジウム参加希望がかなって、土曜日は友人と久しぶりの奈良行きだった。
「古代歴史文化賞」は、もう今年度で最後となるそうな。
創設は2013年。奈良県・島根県・三重県・和歌山県・宮崎県が連携し、古代歴史の魅力を多くの人にわかりやすく伝える書籍を選び表彰してきた、というものでした。
『顔の考古学―異形の精神史』(吉川弘文館)で第8回(これで最後)大賞を受賞された設楽博己氏が基調講演。
続いて、長谷寺に伝承されている豊山声明の公演です。長谷寺ご本尊原寸大の大きな画軸が出開帳。ありがたくも美しい仏教声楽、祈りの音楽でした。
奈良県は飛鳥・藤原の地の世界遺産登録を目指していて、この地の普遍的な価値をイコモス(外国人)にどう証明したらよいか、取組中だそうですが、
第3部のパネルディスカッションでは安部龍太郎氏がどのようなことを話されるか期待・・・。
天皇家の根幹に関わる地。海外からの影響を受け入れ、また進んで情報を収集しては常に更新して都づくりをしてきた地。
戦後の日本人のアメリカナイズには、この藤原京の人たちのDNAが流れているのではないかと感じている、と。
『平城京』を読み始めていたので、氏の発言も自分の興味関心で聞き取るばかり? (ああ、書いてあったな)と思い出しながら拝聴。
個人的には文学作品に戻って、当面は読み始めた『平城京』で作品世界を楽しみ、そうする中で古代史への意識も働けばいいかなという気ままな読書人です。
4時半終了。日差しはなくなり、雪でも降りそうな冷気。
西大寺駅を過ぎた車窓から、はるか生駒の山並みなのか? 茜色に染まった空の広がり、日常目にできない視界の広さを楽しんでいた。
収穫は何だったかなあ、ふと考える…。
「古代歴史文化賞」は、もう今年度で最後となるそうな。
創設は2013年。奈良県・島根県・三重県・和歌山県・宮崎県が連携し、古代歴史の魅力を多くの人にわかりやすく伝える書籍を選び表彰してきた、というものでした。
『顔の考古学―異形の精神史』(吉川弘文館)で第8回(これで最後)大賞を受賞された設楽博己氏が基調講演。
続いて、長谷寺に伝承されている豊山声明の公演です。長谷寺ご本尊原寸大の大きな画軸が出開帳。ありがたくも美しい仏教声楽、祈りの音楽でした。
奈良県は飛鳥・藤原の地の世界遺産登録を目指していて、この地の普遍的な価値をイコモス(外国人)にどう証明したらよいか、取組中だそうですが、
第3部のパネルディスカッションでは安部龍太郎氏がどのようなことを話されるか期待・・・。
天皇家の根幹に関わる地。海外からの影響を受け入れ、また進んで情報を収集しては常に更新して都づくりをしてきた地。
戦後の日本人のアメリカナイズには、この藤原京の人たちのDNAが流れているのではないかと感じている、と。
『平城京』を読み始めていたので、氏の発言も自分の興味関心で聞き取るばかり? (ああ、書いてあったな)と思い出しながら拝聴。
個人的には文学作品に戻って、当面は読み始めた『平城京』で作品世界を楽しみ、そうする中で古代史への意識も働けばいいかなという気ままな読書人です。
4時半終了。日差しはなくなり、雪でも降りそうな冷気。
西大寺駅を過ぎた車窓から、はるか生駒の山並みなのか? 茜色に染まった空の広がり、日常目にできない視界の広さを楽しんでいた。
収穫は何だったかなあ、ふと考える…。
こちら、今週は寒さが増しており、唯々、ストーブとエアコンにしがみ付いているのです。
そうですか・・・奈良も世界遺産に・・・なんですね。
私も、飛鳥や西大寺・秋篠寺等々、何度か奈良を訪ねましたが、京都とは違い、何とも寂れた佇まいが気に入って、時折、一人旅でその風情を堪能したものです。
単なる観光客と地元住民では世界遺産の捉え方、考え方も違う事は承知の上で、私自身は、人の作ったものは、いつしか風景に溶け込み消えていくのも悪くはない・・・と思うのですね。
それは、現在のような国になる前の中国を旅したことで、つくづくと身に染みて感じた思いです。
中国人の友が、数年前に北京に帰郷するから一緒に行かないかと誘ってくれましたが、どうしてもその気になれませんでした。
あくまでも私の勝手な思いなのですが、歴史的な想像を巡らす余地のない保存方に違和感を持つのですね、そう、我がままなんですよね、奈良にはそうあって欲しくないと思います。
奈良はこの時代の歴史が詰まっている地でしょう?
車窓からの眺めも楽しまれましたね。
妹が奈良好きで、誘われ数回訪れました。
今なら当時より少しは楽しめたのにと思います。
小さな故障がでて、ブログ更新する気にもならなくて
怠惰な数日を過ごしました。
↓「寺子屋エッセイサロン」受験の学生さんには
冷たい冬の風が身にしみることでしょう。
桜咲く春が来るといいですね
寒さで体がこわばっています。
せいぜい動いて自家発電です。が、しれてますね。
安部氏が「奈良は未開の荒野」と、作家としての思いを話されました。
世界遺産登録された寺院が修復のためにクラウドファンディングを利用すれば、
短時間で目標額を上回ります。小さな寺は、
貴重なご本尊、諸仏などを展覧会に貸し出すことで資金の足しにする…。
奈良はいいなあと思って訪れますが、時折、資金繰りの話をしてくださった
ご住職のことを思いだします。
由緒ある人類の遺産。そこに暮らす人たちが誇りに思う文化、自然。残していってほしい。
守り継ぐためには、様々なものが継承されるわけです。
京都の仁和寺門前、道路を隔てた正面に富裕層向けの高級ホテルが建設されようとしています。
更地になれば、どこもかしこもホテルだらけ。もうたくさんです。
詳しいというより、ただ好きなんです(笑)
『平城京』では、阿倍仲麻呂が7歳で登場し、吉備真備13歳です。
澤田さんは痴呆が出かけた行基を描かれていましたが、ここでは40歳の行基です。
読書はさまざまな読みができるので、楽しいですね。
〇〇跡が多い地を、どのような価値体系で4つ目となる世界文化遺産登録を目ざすのでしょう。
春には訪れたい飛鳥藤原の地です。いいでしょうね。
受験シーズンは周囲を巻き込んでの大きな試練?ですね。
みんな笑顔で喜び合いたいものです。
半田行きのお疲れが出ましたのでしょうか。
厳しい寒さ、雪になるようですが、お大事にお過ごしくださいね。