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京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

年輪

2024年11月13日 | 今日も生かされて
あらっ、この子はひらがなで書けば簡単な文章なら読めるのだったかしら!?
小学校入学前の一年間(プレップ)、その延長で、小学校生活はAUSで始まった。日本語の読み書きを習っていない。
口は達者で、巻き舌早口の英語で連射してくるが、…確かめておくべきだったかな。

今月末に8歳の誕生日を迎える孫のLukas宛にメッセージカードを出した。


姉か兄か母親に読んでもらえばいいと漢字まじりで書くことにした。
“おもしろ孫録”と名付けたノートを取り出してエピソードを探す。
どっさり書き込んで、手元のものをペタペタ貼って、裏にも「しんちゃん」の口を借りてお祝いの言葉を連ね、さらには寿司まで贈った。


2週間の余裕は持って出した(早くついて欲しいわ)。



こちら超高齢老人集団の読書会は、喫茶シトロンの若い店長(28歳)を巻き込んで、彼の視点から描かれていく。


朗読の本が決まると、会長(88歳)によって担当箇所の割り振りがなされる。
一人の朗読が終わると、その都度〈感想という名の想い出語り〉が実に真剣に交わされるのだ。

長年懸命に人生を歩んできた先にたどり着いた、それぞれの今。
超高齢で、枯れているように見えながら内には熱い思いを秘めている。
〈感想という名の想い出語り〉は、幼児みたいに感情の起伏も大きく、気ままも見えるけれど、老人と幼児は違って未熟なのではない。
今後、個々をどう浮き彫りにしてくれるのか…。

実のところ今はまだ描写のこってり感にまいっていて、3分の1ほどしか読み進んでいない。
コメント (4)
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