京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

「熊本地震」

2016年04月16日 | 日々の暮らしの中で
すさまじい破壊力を見せつけられて、テレビ画面を通してでさえ息苦しさを覚えます。「こわかった。手が震えてる」と答えていたのは若い男性でした。
【京を襲った慶長伏見地震(1596)では伏見城が崩落した。目の当たりにした伏見の惨状は(加藤清正の)居城の熊本城に活かされた。近江の石工集団「穴太衆」を迎えて堅固な城郭を築き、約270年後の西南戦争にも耐えた】といった記事を読んでいました。難攻不落の名城・熊本城。

 

写真は変色してしまったのですが、はるかに昔、熊本城へ行ったことがありました。この地震でひどく損傷してしまって、「熊本の誇りだったのに」と嘆く女性が映っていました。
高野山夏季大学に参加して宿坊が同室になった方が、熊本駅に近い場所にお住まいだと言われていたのを思い出しています。

また一晩、眠ることもできずに不安におびえて夜を明かさなくてはならない被災された方々、避難されている方々、お見舞い申し上げます。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
震災 (ryo)
2016-04-17 14:32:43
自然の猛威にただ畏れおののくのみです。
これ以上の拡大を恐れています。
本震のときは福岡では、震度5で飛び起きましたが
余震の多さに体が硬直してしまいました。
熊本や大分、被害に遭われたかたはさぞや~と
お察ししています。
一日も早い終息を祈るばかりです。
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熊本地震 (Rei)
2016-04-18 11:11:14
亡くなられた方、被災された方心よりお見舞いもうしあげます。
幼子や高齢者の被災はさぞや大変と思います。
自衛隊、警察、消防団のみなさんの活躍を
見守ることしかできず申し訳ない気持ちです。

築城の名手加藤清正が築いた熊本城の惨状も悲しいことです。
頻繁に地震速報がでていつになれば落ち着くのでしょう?

夏季大学で同室だった方、ご無事だといいですね。
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震度5 (kei)
2016-04-18 13:22:10
地殻変動などと見せつけられますと、普段意識しないでいる諸々を改めて認識させられます。
地球上に成り立つ小さな人間の生活環境です。
ちょっとの揺れでさえも地震には怖い思いをします。
察するに余りある惨状ですね。
深夜の震度5、ryoさんも怖い思いをなさいましたね。
早く収まってくれることを祈りたいです。


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見守るしか、ですね Reiさん (kei)
2016-04-18 13:32:53
本当に悲惨な状況です。
4月1日、三重県東沖で地震発生と緊急速報が携帯に入りドキドキしましました。
そんな比ではないこの現実、日本中が、またかと胸がつぶれるほどの思いでいるのではないでしょうか。
何とか早く収まって欲しいですが、現地では大変な日々がこれから予想されますね。
できることを探して、ですよね。

京都の大学を出ていると言っていました。あの時は名古屋からの方も一緒でした…。
無事を祈っております。
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