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今夜、NHKの「プロフェッショナル」は高倉健のスペシャルだった。彼が主演した映画のタイトルは、もちろんいくつか知っている。が、これまで一度も関心を抱いたことはなく、つい先日、映画「あなたへ」を観たばかりだが、これが初めての高倉健作品になった。
少ないセリフなので余白が多い。そこを、顔や言葉の表情から思いを汲もうと心が働くし、一瞬、胸をつかれる思いに襲われたりする。
セリフが詰め込まれていない。装飾過剰でないので、ゆったりとした時間が流れ、筋を追っていくことになる。懲り過ぎていないぶん、興味をそそられながら、主人公の時間に寄り添うようだ。短く少ないセリフに込められた思いがあるのだった。
「謂ひおほせて何かある」って言葉を思い起こした…。言い尽してしまえば余韻がなくてつまらない…。
「ほっとするけど、気安くない」、北野たけしの言葉があったが、素敵でカッコイイ「健さま」でした。
よかったですね。
思わず引き込まれて観てしまいました。
1960年~70年代。映画ファンにとってはしびれるような健さんでした。
NHKと言う言葉を何度も発しながら、能弁でお茶目な素顔。
こういったインタビューや密着取材など全て初めての放送だそうですね。
まさに「謂ひおほせて何かある」。最小限の言葉で思いを現わす。やっぱり素敵でした。
歳の取り方を勉強させられた思いです。
健さん作品、初めてでしたか。初物尽くしでしたね(笑)
昨夜の「プロフェッショナル」仕事の流儀の高倉健さんの放送を以前から楽しみにしていました。健さんの「ぽっぽ屋初め」、セリフが少なく、人間性の内面を豊かに描いた作品が何とも言えない男を感じます。81歳と聞いてびっくりしました。酒もたばこもやらず、映画人に生きるプロの精神が沁みている姿ですね。次回の「俳句教室」の兼題は月と星ですのでこんな駄句を詠ってみました。「あなたへ」の高倉健の重き星
能弁でお茶目な素顔も優しい人間味がありますね。
「仕事の流儀」、 「生き方が芝居に出る」と。。。
短いセリフに込められた思い、それを伝えるために、撮影中の過ごし方が印象的でした。
座らないということも。
「ほっとするけど気安くない」という雰囲気が分かるようでした。
こんな人生があるけどいいんじゃない?どう?って映画を通して見せたい、という言葉は印象に残りました。
人の生き方から力をもらうことはあると。
やはり高い所で輝く方ですね。
遺骨を一握りづつ、静かに海に散骨していくシーンはきれいでした。
散骨し終えて陸に戻ったとき、船主(大滝秀治)が言った言葉に健さん涙していました。撮影時の様子が紹介されました。
とても大きな人ですね。
遺言どおりに息子さんはされたのですね?
ご葬儀も随分様変わりしてきているこの頃ですよね。
特に健さんファンではありませんで、健さんの映画は昔「単騎千里を走る」をみただけです。
とてもいい映画でした。
このNHKスペシャルは「あなたへ」を観ようと言う気にさせてくれました。
案内を観て、ふっと見てみたくなった、そんな出会いでした。
セリフが少ない分、言葉や表情などに何かを感じようと脳は働くものですね。
映画を観た直後の番組でしたので、健さんの素顔にも触れながら、とてつもなく大きなものを感じてみておりました。
山本周五郎の本を読みこんでいる、そんな一面もあるのですね。
見る予定もなかったんですが、偶然見たら、思わず引き込まれて最後まで見てしましました。
確かにセリフがいいですよね。声の感じとテンポが。
高倉健さんがいいと思ったのは初めてです。
あれだけの人気があるのもなんだか分かる気がしました。
初めて映画も観たいと思いました。
そらから、エリザベート。
学生の頃ヴィスコンティ監督の「ルードヴィヒ」で関心を持ち、その後肖像画を見て、こんなに美しい王妃だったのか!と驚いたことを覚えています。
強く心に残る人ですね…
「生き方そのものが作品に表われる」
の境地に達した方なんでしょうね。
「不幸の連続だったよ」
といっておられましたが、それを乗り越えられたから言える言葉だと思いました。
「駅」という映画だったでしょうか、賠償千恵子さんと小さな酒場でのんでいたシーンだけが印象に残っています。
「あなたへ」早く観たいです。