京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

ブックサンタになろうっと

2022年11月25日 | 日々の暮らしの中で
今年もブックサンタに参加しようと思って、これを選んでみました。
何冊かまとめようか。あるいは指定の書店数店で1冊ずつ購入し、預けようか。考えているところです。

 

【 2019年12月4日、中村哲医師は支援先のアフガニスタンで、銃に打たれて亡くなりました。
この本は、中村さんに助けてもらったことを後世に語り継ぐために、アフガニスタンで出版された2冊の絵本、『カカ・ムラド~ナカムラのおじさん』と『カカ・ムラドと魔法の小箱』に解説を加えてまとめたものです。
『カカ・ムラド~ナカムラのおじさん』は、中村さんがアフガニスタンで行ってきたこと、事実を基に描かれた創作です。『カカ・ムラドと魔法の言葉』は、作者のイメージする中村さんが登場するファンタジーです。(後略)】   (はじめに より)

テレビで、紙上でも紹介されていましたので、ご存じの方は多いことでしょう。


「水があれば、きっと人は生きられるだろう」(一つぶの麦 さだまさし)
魔法は手品ではなく、継がれ継がれて、続く。知恵はみんなで出し合うもの。
みんなで出し合う知恵は、ものごとを実行に移し、継続するためのエネルギー源になる。

 

幼い子にはちょっと大人が仲立ちをしてあげたい。
鶴見俊輔さんは、少年時代に読んだデュマの『巌窟王』を100回以上読み返してきたそうで、本はぼろぼろに。こういう1冊を持つことはとても幸せなこと。
もちろん孫たちのもとへも贈りたい一冊です。




コメント (4)
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