京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

迷いのこの世

2022年03月02日 | 日々の暮らしの中で

雨の降る昨日午後。パソコンに向かっていた時、右耳でカサコソと音がした。「あっ、これは!」
即座に目をつむり、手のひらで目を軽く覆って下を向き、頭の中がくるくる回るような時間を耐えた。どこか異空間に連れ去られそう、というか放り出されそうな不快な感覚の中で、自分を引き留めるのに必死という時間だった。

一分あったかどうかくらいだと思うが、吐き気がしないといいなと考えた瞬間を覚えている。
これまで生きてきて、過去に4回ほどあっただろうか。今回はむかつきが生じて数時間横にならざるを得なかったが、どうにか回復。
一夜が明けたが少し後を引いていて本調子ではなく、静かに家で過ごすことにした。

老いが病が、私に生を問いかけている? うーん…。
うーん、「迷いのこの世」。

                               (辰巳明子さんの絵)


2 / 16日に出した絵葉書3枚、今日着いたと連絡がきた。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする