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京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

2017年01月13日 | 今日も生かされて

昨年9月、Tylerの誕生日にチューリップの球根10個を贈りました。
それからひと月ほどが経つころ。だあれも手を付けずにそのまんま袋に入れて放置してあったので、結局私が植えることになりました。Tylerの手を借りながら、プランター2個を使って埋めたのでした。そして如雨露で水やりをしてもらうことが彼の役割分担でした。

プランターはJessieの部屋側のベランダに置きました。芽が出ているのを発見したのは私でした。嬉しくて、すぐにTylerを呼びました。「1、2、3、4、5」と一緒に数えて、彼は弾んだ声で言いました。「3つ芽が出てるなあ」って。なんやて!? 今は7つの芽が出ています。

凍てつくような土の中にあって、けなげに土をかき分けた緑色の芽。チューリップはチューリップとしての命を力強く生きているのだなあ、と感動します。木下利玄にこのような歌があります。

     牡丹花は咲き定まりて静かなり花の占めたる位置の確かさ

春になって、「チューリップ」という花の形を成したとき、この命は5歳児に何かを教えてくれるのでしょうか。何を感じ取ってくれるのか、楽しみにしてみます。

         
Lukasも順調です。
                                          

コメント (6)
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