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京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

 手話で

2013年11月29日 | 明日何が咲くか-②
 

                                     
月2回ある絵本点訳の例会日。先日は欠席の連絡すら忘れるうっかりミスをした。夜の活動とあって、日の暮れが早くなりかける時季からどうも足が遠のきがちになる。さらにここにきて、しばらくは欠席が続きそうだ。

今年も、この1年間に会員が点訳し終えた絵本を京都ライトハウス内にある「あいあい教室」を利用される子供さんたちのもとに届けられる日が近づいてきた。欠席しようかと思っていたところ、Jessieを連れても一向に構わないということで、それならお言葉に甘えようかと参加を決めた。ホテルで、気楽なバイキングでの昼食会が予定されている。その際、Jessieにぜひ会ってみたいと言って下さる友のお誘いが発端だった。娘やTylerも一緒にとはさすがに遠慮したが、Jessieは事情も知らぬままに行きたいという。
目が不自由な人たちがどうやって本を読むのか。「点字」という文字があること、点字で絵本を読む子供たちがいることを話して聞かせていた。

 と、先日Jessieが私に尋ねてきた。
「耳が聞こえない人はどうやって話すか知ってる?」
「手話のこと?」
「うん! Jessie知ってるよ。あのね、○○○○○って時はね、こうやってこうこうこう。。だよ」
 手振りで説明してくれる。
「なんで知ってるの?どこで覚えたの?」
 音楽の時間に「さんぽ」(「となりのトトロ」より)を手話を交えて歌ったということだった。

覚えたてのJessie。来月8日、あいあい教室を訪ねるときに同行させようと楽しみにしている私。
何を教えようというのでもないが、何かを知ってくれるかもしれない。
                                           (写真は11/23奈良へ)

コメント (6)
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