京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

 風にさやぐころ

2011年01月18日 | 日々の暮らしの中で
「布団を着る」というようだ。
良く考えると、布団は「かける」だろうか。それでも、「ちゃんとお布団着て寝なや~」と使うことはあった。あった、と言うのは、今はそう言って言葉をかける対象もいないからだけれど。
着物そのものが布団になるほど重ね着して着込んだらしい「十二単」、だが、それでも寒かったのではないのかと思える寝殿造りに、京の底冷えのする冬の暮らし。

ここ数日の悲しくなるほどの寒さには閉口していたが、やっと日差しが戻り気温も上がった。苦にならずに体もよく動く、ありがたいことだ。
昨日思いついた落花生の家族が我ながら楽しくて、今日の陽気に誘われついついニタニタ話しかけて一人笑っている。一人笑いもおかしいなと、それもおかしくて。Jessie は見ただろうか…。

 
    右の4粒は第三回目の熊野ウォークで 熊野産?
ふうせんかずらの種を取ろうと、部屋の隅で水に差したまま自然と枯れるのを待っていた。
はさみを入れて切り開いたが、もろそうでいて、ぱりぱりの薄紙の感触、、3粒の丸い種が隠れていた。
春に播こうと思っている。発芽率も良く、7月ごろには花が咲くとある。それも小さくて目だちにくい、わずか5mmの小花だそうな。

そよそよと音を立てて、緑のフェンスになるころは…。

コメント (8)
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