島根県江津と広島県三次を結ぶ延長108キロの三江線は日本最大の赤字路線で、全区間で一日平均乗客数は83人。
かつて邑智郡の中心都市であった川本の駅に行きましたが、上り下りとも一日各5本の運行。
郡役所の跡地に建てた県合同庁舎が撤退しその建物を町役場として使っています。
赤蜻蛉かつて花街の道細し
三江線は江の川に沿って走っています。江の川は「中国太郎」との異名を持ち、中国地方最大の川です。
かつて川運が盛んであったそうで、川本は川港として栄え、国や県の機関がたくさん立地していたこの地方の中心地であったそうです。
郡役所跡の石碑や蝉しぐれ
隣の町の邑南町は「日本一の子育てむら」と称し、若者移住を積極的に受け入れ、可能な限りの子育て支援策を行っており、25年の特殊出生率は2.65(全国1.41)。待機児童は勿論ゼロの夢のような街ですね。