KYOKUKENZO'S WORKSHOP 2024

「道」は自ら切り開くもの。
他人の後追いは「道」にあらず。

卒啄同時。

2014年12月29日 | 社長のことば
帰りのフライトはANAの
プレミアムクラスをとった。

機内食はプレミアム御膳。

銀座の有名店「馳走卒啄
ご主人の監修だという。


卒啄とは。

卒(口へんに卒)は
ニワトリのヒナが
卵の内側からつついて
殻を破ろうと努力をする様子。

啄(口へんに豕)は
ニワトリの親が
卵を外側からつついて
ヒナの孵化を助ける様子。

すなわち禅宗で「卒啄」は

悟りを得ようとする弟子に、
師匠がすかさず教示を与えて
悟りの境地に導くことをいう。

また、熟語の「卒啄同時」は、
事を為すのに絶好機である
ということを表している。


今回の出張は。

二日間にわたる工場視察や

ワイナリー訪問や

首都圏市場視察は

まさにこれから
事を為すためのもの。

若いふたりは、卵の殻を
内側から一生懸命つついている。

そこを、外から
つついてあげるのが私の役割だ。

そう胸に刻みながら私は「卒啄」の
プレミアム御膳をつついている。kyokukenzo


注)

卒啄の「卒」は、
本来「口へんに卒」ですが
このブログでそう入力すると
文字化けしてしまうので
便宜的に「卒啄」と表記しました。

ご了承ください。kyokukenzo

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