香彩日記

一筆入魂!今の思いを『書』に込めて。

駅の名は夜明け~最近読んだ小説から

2022年11月08日 16時17分10秒 | 本(紹介・レビュー感想)
     

高田郁さんの小説「駅の名は夜明け 軌道春秋Ⅱ」は、鉄道を舞台にした9つの短編集。

     

「駅の名は夜明け」は、9つのお話の中の一つの題名です。
前半の6つは、2つずつ同じ舞台の連作の体をなしています。
そのあとの「ミニシアター」は、ちょっと異質で、涙を誘う喜劇でも観ているような感覚になりました。
どのお話も寂しさや悲しさ、やるせなさ、わびしい気持ちになるものもありましたが、最後にポッと温まり、明日への活力を感じます。

 

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