8月1日〜2日は、一泊で北アルプスに行ってきました。
1日目は移動日。特急あずさで松本へ。
お昼は、松本名物「山賊焼き」!
量が多いので、ハーフの定食にしました。
松本からは、バスを乗り継いで新穂高ロープウェイバス停へ。
宿はバス停そばの「ホテル穂高」です。
左手前が「ホテル穂高」、右奥がロープウェイ乗り場です。
ロープウェイは翌日、朝一番で乗ります。
宿に着いたらまず、温泉!最高でした
そして、夕食!
オリンピックも気になりますが、明日に備えて早々に就寝。
翌朝も快晴!ホテルの部屋からの景色も素晴らしいです!
もう一回温泉に浸かってから、朝食!食べてばっかりですが
食後、チェックアウトして、1番早い8時発のロープウェイに乗車。新穂高ロープウェイを2台乗り継いで、西穂高口へ。2台目のロープウェイは2階建てでした。
ロープウェイからも西穂高口の展望台からも北アルプスが一望できるので、観光客も多いです。
登山者のほとんどは、西穂独標(にしほどっぴょう)を目指します。その先のピラミッドピークや西穂高岳は上級者が同伴でないと危険です。
左から、西穂高岳、ピラミッドピーク、台形の西穂独標です。
怖がりで歩くのが遅い私の場合は、帰りのバスに間に合わないようなら、途中で引き返すという予定を夫が立てていました。果たして、西穂独標まで行かれるでしょうか・・・
まず目指すのは、西穂高口から約1時間の西穂山荘。
アップダウンが激しくて、岩はゴロゴロしているし、体力は消耗するし、あとから来る登山者に道を譲ったりしましたが、ほぼ1時間で西穂山荘のわきを通過!
これなら西穂独標まで行かれるかもしれない!とわずかな期待
大岩の重なる急坂を登り切ると展望が開けます。西穂高岳~ピラミッドピークの手前に西穂独標も待ち構えています。
そして、次の目的地「西穂丸山」。
バックに、日本百名山の笠ヶ岳がよく見えます。ツキノワグマ君も初めての北アルプス!
西穂丸山から見える西穂独標。まだまだ遠い・・・
石がゴロゴロ積み上がった尾根を重い足でひたすら登り、それが終わるといよいよ岩場登り。ポールをしまい、ヘルメットを持参している人たちはかぶったりして、装備を整え、挑んでいきます。
早い人ならここから10分ほどで山頂まで行かれますが、私はというと、さらにスピードが遅くなり、あとから来る人達にどんどん道を譲り、いざ進もうとすると、どこをどう進めばいいのかわからなくなり、あと30分で登れなかったら引き返そうと言っていた夫は、かなり先まで進んでしまったので、とにかくいかれる所まで一歩一歩頑張ろう!と思っていたら、心配した夫が戻って来て、もう無理だから、ここで引き返そうと最後通告。
結局、西穂丸山から私の足で55分の地点でリタイアしました😓
夫一人だったら問題なく登れたのに、申し訳ない・・・
引き返すところから撮った西穂独標。登山者や山頂標も見えます。ツキノワグマ君を載せられなかった😢
下りも登ってくる人を先に行かせ、転ばないようにゆっくり下りたので、結構時間がかかりました。
良しゴロゴロの道の先に、西穂丸山が見えます。そのずっと手前に、待ちくたびれて座り込む夫も見えます😅
帰りに、西穂山荘で休憩して、買っておいたパンで昼食。
西穂山荘で名物の西穂ラーメンを食べる人も多く、山荘は賑わっていました。
西穂高口まではアップダウンがあるので、行きと同じく1時間5分かかりました。長かった~
そして、行きと同じくロープウェイ2台とバス2台乗り継いで、松本駅で特急あずさに乗る前に、〆の信州そばをいただきました。
夫は生酒の大雪渓を飲みながら鴨せいろ、私はくるみだれそばです😋
今回の歩行時間は、西穂高口から引き返し地点まで上り約2時間20分、下り約2時間、合計約4時間20分でした。
残念ながら、途中断念してしまい、ガイド本に「独標までならだれでも安全に登ることができる」と書いてあるのを見ると悔しい気もしますが、「独標基部から見上げるとすごい岩場だということがわかり、ここから独標山頂を見て撤退する人もいるほど、高度感がある」という一文を読むと、そこまでは行かれなかったけど、私の技量では引き返して正解だったと納得します。
人気の山で、たくさんの登山者と声を掛け合ったり励まし合ったりしました。
私より年配の方も多く、山頂で富士山も見えたと教えてくれた人もいました。
私がまごまごしていた岩場を何の迷いもなくさっさか進んでいった皆さんを思い出すと、リタイアした人はほとんどいなかっただろうな、と思います。小学生の子供たちも結構いました。
暑かったし、きつかったし、情けないし、久々に筋肉痛にもなりましたが、いい思い出になりました。何より、無事に帰れて良かった!😊