撫子的な日々

どーってことない日常の魂のつぶやき

ブリュッセル ”王立美術館”  ”オルタ邸” ”アノン邸” ”グランプラス”

2014年07月22日 | ベルギー&パリの旅
ブリュッセル2日目。この日は日曜日。
朝食を食べにレストランへ降りると途中の廊下に、この日のベルギーの都市の予想気温が表示されるようになっている。
ブリュッセルの気温をみると、17度。
今日は6月29日だというのに…。
念のために薄手のコートを持って来て良かった~。

ホテルの部屋から外を見ると、斜め前の大きな広場に沢山のテントが出来、人々が集まって来ていた。
何だろう?と、観光前に寄ってみると日曜市が開かれていた。

【日曜市】
とにかく新鮮で安い。












アメリカンチェリーが2キロで3ユーロ、アボガド10個が2ユーロとかありえない値段。



魚も売ってます



お肉屋さん



切り花や花苗







市場から、チェリー、いちじく、平たい桃、マンゴー、ぶどう、お菓子、シナモンステック、等々、両手にたっぷり買い込んで、ホテルに置きに帰る。
ホテルのすぐ側で開かれていて、ホント便利だった。




市場の買い物で気をよくしたので、急遽「のみの市」にも行ってみようとなり、美術館に行く前に寄る事にした。




途中の街並み





【のみの市】







う~ん、こちらはイマイチだった。
「のみの市」というより、「がらくた市」といった風か。。。
何も買うものが無く、次の目的地「王立美術館」に歩いて向かう。












【王立美術館】
ベルギー王立美術館は古典美術館と近代美術館から構成されている。
まずは、ブリューゲル・レンブラント・ルーベンス等は展示してある古典美術館から。






入ってすぐの部屋




中に入り荷物はロッカーへ。

ここでは、ブリューゲルのお父さんの絵画を観るのを楽しみにしていた。


 




ピーテル・ブリューゲル「ベツレヘムの戸籍調査」
 息子さんが模写した絵画もある




ピーテル・ブリューゲル「東方三博士の礼拝」




ピーテル・ブリューゲル「イカロスの墜落」




ヨース・デ・モンペル2世 「バベルの塔」




ロベール・カンパン「受胎告知」








二階のソファから見下ろしながら



途中にあるガラスの奥の奥が目を引く
























お昼になったので美術館内にあるレストランへ。

【美術館内のレストラン】
内装の素敵な落ち着いたレストランだった。
店内に入ると、従業員の人がコートも脱がせてくれて、クロークに持って行ってくれました。










英語ではないフランス語っぽいメニューを渡される。
何とか英語をしゃべれる若いウェイターさんが来てくれ、メニューの説明をしてくれる。
お互いたどたどしいやり取りの後、ウナギとチキンを注文。
「eel」と聞いて、日本のかば焼きのような料理を何となく想像していたが、来たのは、ぶつ切りのウナギを香草で煮込んだ料理だった。
生臭さを消す為か香草で煮込み、薄~い塩で味付けされたぬるっとした骨付きウナギは、私にとって初めての料理で戸惑い、正直あまり美味しいとは思えなかった。
気が進まないのに、お皿以外にボールの中にもドッサリ入っている…(汗)

”日本のウナギのかば焼きって最高だわ~”っと、しみじみ思った。



ウナギの香草煮

我々の後に入って来たオバ様5人組みもウナギを注文していたが、実に美味しそうに食べていたのが印象的だった。



チキン

こちらは美味しかったらしい。




外はカリッ中はフワフワで、チョコは濃厚で甘すぎず、めちゃ美味しかったベルギーワッフル
さすが本場!





【マグリット美術館】 
王立美術館に隣接している。




入口付近


中は撮影禁止になっているが、年代別に観る事ができました。










王立美術館前から路面電車に乗って「オルタ邸」へ向かう









【オルタ邸】
建築家ヴィクトル・オルタがアトリエ&住居として住んでいた邸宅。
ユネスコ遺産になっている。



着いたら、多くの人が玄関前に並んでいた。
邸内に入れる人数に制限があるため、スタッフの人が呼んでくれるまで入れない。


内部の曲線の内装といい、それにマッチした家具といい、統一感のある色彩が素敵な室内だったが撮影は禁止でした。
アールヌーボーは、19世紀末から20世紀始めまでの短い期間だけ流行した芸術らしいが、流れるような曲線を多用され、植物模様やガラスが特徴的だった。

中心部は吹き抜けになっていて、らせん階段を上っていく。
天井も階段も各部屋も全てが凝っていて、調和しており、上部ガラスから差し込む光も計算されているような空間だった。








オルタ邸から歩いてアノン邸へ行く。

【アノン邸】
建築家ジュール・ブリュンフォーによって建てられました。
こちらはオルタ邸より小さく、家具などはありませんでした。





こちらは撮影OK。







らせん階段から下を見る
























近所の街の建物も素敵



思ったより時間が早く済んだので、先ほど観て無かった王立美術館の地下にある新しいブースの近代美術館に行く事にする。
王立美術館は、何度でも入場出来るようになっていた。


再度、路面電車に乗り今度は近代美術館へ。


【近代美術館】
地下にある。


















王立美術館を出て、歩いてグランプラスをめざす。





ロワイヤル広場に面している「聖ヤコブ教会」









街並み








途中の「芸術の丘」の上から




丘を降りると「ベルギー第3代国王アルベール1世の銅像」 





道路を挟んで向き合っている「王妃エリザベートの銅像」






【グランプラス】

市庁舎、ギルドハウス、王の家、ブラバン公の館と歴史的建物に囲まれたグランプラスは世界遺産に登録されている。
















【ギャルリー・サンテュベール】
ヨーロッパ最古の高級ショッピングアーケード。1847年の設計でガラス張りの屋根のアーケードです。
チョコや革製品の王室ご用達のお店が入っています。


ギャルリー・サンテュベールの通りには可愛いお店がいっぱい。














【小便小僧の像】


話には聞いていたけど、ホントに小さい


ギャルリー・サンテュベールも小便小僧の像もグランプラスすぐ近くにあります。










途中小雨にもあったが夜も9時頃まで明るく、行きたい所にほとんど行った充実した一日でした。

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