伊奈波神社つづき。
楼門と神門の間です。
神門の手前には祓所がありました。
そして、
境内右手には山を背にして石灯籠がずらっと。
この空間いいなぁ。すごく好きです。
灯籠と石垣の間には水路がありました。
山影のため日照時間が少ないようで、苔いっぱい。
石段を上って鳥居をくぐると、右と左に分かれています。
右手に鎮座しているのは、下記四社の合殿。
須佐之男神社(旧・津島神社)
御祭神:須佐之男神
天満神社
御祭神:菅原道真公
東照宮
御祭神:徳川家康公
和歌三神社
御祭神:住吉神、玉津島神、人丸神
つづいて左へ。
寂びた感じの趣ある手水舎。
石段の先に黒龍神社が鎮座しています。
御祭神:高竉神
伊奈波大神が丸山から当地に奉遷される以前から、
当山鎮守の守護神として祭祀されていたと口碑されているのだそう。
いわゆる地主神ですね。
伊奈波神社ができるずっと前から祀られていた黒龍さん。
このあたりから域内ぎりぎり(四社合殿あたり)まで、
でーーんと横たわっているでっかい龍のイメージが頭に浮かんできます。
どっしり構えた寡黙な龍さんです。
この辺りは日が差さなくて景色が青味ががっているので、
なんだか水の中にいるみたいな気分になってきます。
黒龍神社の前からみた楼門。
社の右側には、龍頭岩がありました。
平成14年に奉納されたもので、確かに龍の頭に見えます。
白い小石が置いてあってちゃんと目になってるのがかわいい。
穏やかで静かで、ずっと佇んでいたくなる場所です。
さきほどの拝殿とこの空間の二か所は、特に強く印象に残りました。
たぶん神社境内で神気を感じるところツートップだとおもう。
ただ、日陰なんで寒い(笑)。
夏場は快適なのでしょうが、とにかく冷える。
無風だったのに引いた汗が冷えてどうにもならなくなったので、
長居をあきらめて外へ出ました。
その5へつづく・・。