水早 -mizuha- 神社と写真と一人旅。

カメラ片手にゆるり神社めぐり。
公共機関&徒歩での日帰り参拝記録をメインに綴っています。

箱根神社-3

2022-02-22 | ├ 神奈川(ひとり旅)

 

箱根神社ラスト。

 

 

 

 

 

石段を登りきると、五の鳥居

 

 

その先に神門

 

 

鮮やかですねー

 

 

 

拝殿

 

 

御祭神:箱根大神(瓊瓊杵尊、木花咲耶姫命、彦火火出見尊)

 

 

箱根神社は、箱根権現・三所大権現とも称され、
古来、関東総鎮守箱根大権現と尊崇されてきた名社です。

 

 

縁起によれば、
創祀は第5代孝昭天皇の御代。

聖占仙人が箱根山の駒ヶ岳に神仙宮を開き、
同主峰の神山を神体山と祀ったことに始まります。

以来、関東における山岳信仰の一大霊場となりました。

 

 

創建は757年。

箱根山に入峰した万巻上人が、箱根大神の御神託を授かり、
現地に社殿を建立しました。

 

 

 

 

「箱根三所権現(箱根権現)」と号し、
仏教(修験道)と習合して信仰を集めた箱根神社。

 

 

つい100年ほど前までは修験の寺院だったわけで、
それゆえ、習合色の濃い神社となっています。

 

 

拝殿の右手に二社。

高根神社
(御祭神:稲倉魂大神、天宇受賣命、天太玉命、天児屋根命、
 菅原道真朝臣命、大山祇命、乙橘姫命)

江戸時代に駒形能善高根権現合殿に祀られていた「高根権現」の神と、
明治期に合祀された各社の神々が祀られた相殿。

駒形神社
(御祭神:高皇産霊尊、神皇産霊尊、天照皇大神、
 鸕鶿草葺不合尊、豊玉比売命、櫛御毛奴尊、誉田別尊)

神社創建の頃から奉斎されていた駒ヶ岳の山神(駒形権現) と
冠ヶ岳の山神(能善権現)、
明治期に合祀奉斎された各社の神々が祀られた相殿。

 

 

神門の右手には、九頭龍神社新宮)。

 

 

手水がすごーい

龍さんだらけ。

 

 

 

御祭神:九頭龍大神

 

 

九頭龍神社本宮(※後日up)の神さんを、
近年、こちらにも祀りました。

 

 

 

なので、まだまだ新しい社殿。

 

 

 

 

九頭龍大神と言うと、以前訪れた長野の戸隠神社の奥社、
九頭龍社を思い出します。

戸隠の九頭龍社参拝は、
神仏習合に対する自身のわだかまりが消えるきっかけでもありました。

 

 

荒ぶる龍が退治され、改心して神仏になるという、
地主神封殺のあれこれ。

 

 

いろんな意味で、深いよね・・。

 

 

 

 

安産杉(御神木)

 

 

樹齢千年を超えるという大杉です。

 

 


瓊瓊杵尊と木花咲耶姫命が結婚し、彦火火出見尊が生まれたという、
御祭神三柱の神話に由来します。

 

 

 

 

帰りは、第五鳥居から脇参道を下りまーす。

 

 

 

 

木々の緑がまぶしい、爽やかな小道。

幸せな気持ちでいっぱいになる。

 

 

 

少し下ると、朱色の社殿が見えてきました。

 

 

あー、さっき参拝した曽我神社の裏手に出るのか。

 

 

 

こちらは恵比寿社

御祭神:事代主神

 

 

うーん。この恵比寿社いいなあ。形がキレイ。

神社好きの理由のひとつが、「寺社建築好き♪」のため、
純粋にたてものとして見た時に、この境内社のバランスの良さに感服しました。

 

 

なお、
この恵比寿神は、かつて
箱根町の蓑笠明神社に鎮座しており、
先ほどの弁財天社は堂ヶ島に、入口すぐの第六天は元箱根にと、
それぞれ鎮祭されていたそうです。

 


 

 

 

この時点で、
一の鳥居をくぐってから既に1時間30分以上経っています。

まだまだ先は長いのに、つい長居してしまった・・

 

 

次へ移動しなくては。

 

 

 

・・の前に、ちょっと寄り道して、
休憩、兼かるーくお昼ごはん。

これ結構お腹いっぱいになります♪

 

 

 

ごちそうさまでした!

 

 

四の鳥居の前から、

 

 

さらに南へ下って、

 

 

平和の鳥居へ。

 

 

 

写真を撮るために列ができていました。

これ土日とか凄いんだろうな。

 

 

 

湖上に立つこの鳥居は、
上皇陛下の立太子礼と日本の独立(講和条約締結)を奉祝記念し、

昭和27年に建立されたものです。

昭和39年には、御鎮座1200年および東京五輪を記念して、
吉田茂元首相の真筆の「平和」の扁額が掲げられました。

以来、「平和の鳥居」と称され、親しまれているとの事です。

 

 

 

では、九頭龍神社へ向けて移動します。