九州つづき。
【狭野神社】宮崎県西諸県郡高原町蒲牟田117
まずは立派な杉の参道に癒される。
雨もあってか、洗い清められる感覚が半端ない。
この杉並木は、
1600年に藩主島津氏により祈願奉賽として植栽されたとのこと。
1924年には、狭野の杉並木として国の天然記念物に指定されています。
御祭神:神日本磐余彦天皇(神武天皇 (幼名:狭野尊))
主祭神:吾平津姫命、天津彦火瓊瓊杵尊、木花開耶姫命、
彦火火出見尊、豊玉姫命、鸕鷀草葺不合尊、玉依姫命
社伝によると孝昭天皇の御代、神武天皇御降誕の地に創建されたと伝わります。
この光景を目にした瞬間、
旅程の都合で30分ほどしか居られない事を心底悔やみました。
素晴らしい。
この一言に尽きます。
荘厳さと柔和な空気が相まって、厳粛なのに温かい。
こんなに立派な社殿と出会えるなんで思ってもみなかった。
いつも、ほぼ前情報ナシで参拝するからなあ・・
思いがけず素晴らしいものに遭遇すると、
本当に嬉しくなります。
基本、好天の日にしか参拝しないので、
雨の神社を見るのはとても新鮮です。
この神社の感想は、
・杉の参道で全身くまなく浄化され、拝殿前で光の乾燥シャワー
・想像以上に素晴らしい空間
降りしきる雨が穏やかに、音もなく境内を包む様を、
このまま何時間でも見ていたかったです。
【霧島岑神社】宮崎県小林市細野4937
式内社
こちらの参道も素敵です。
御祭神:瓊々杵命、木花咲耶姫命、彦火々出見命、豊玉姫命、鸕鷀草葺不合命、玉依姫命
創祀は、瓊瓊杵命の天孫降臨に始まると伝えられ、
日向三代(瓊々杵命、彦火々出見命、鸕鷀草葺不合命)に関わり深い神社とされています。
創建については定かではありませんが、
度重なる霧島山の噴火により、社殿の焼失と再建、遷座が繰り返されました。
1873年に夷守神社を合祀後、
旧夷守神社の鎮座地(当社現在地)に遷座し現在に至っています。
こちらは、
・参道前の仁王さんのジャッジでOKが出たら、
参道でからだの中に水を流して清めつつ、迎え入れてくれる。
・2本の柱がねじれて二重螺旋のようになり、上昇していくイメージ
強まる雨足にカメラを死守しつつ、
次の神社へと向かいます。