蔵くら日記

人生最後の数年を田舎暮らしで。2004年4月、実現のための行動開始!それは思わぬ展開でスタート・・。今では安曇野三昧

徳本峠から槍見台へ

2010年08月12日 | トレッキング
今回のトレッキングコースは
上高地→明神→徳本峠小屋(泊)→霞沢岳→徳本峠小屋→明神→上高地

2日目の私は霞沢岳登頂に自信がないので、早朝出発メンバーを6時に見送ったあと、午後の到着メンバーを出迎えた。
かなりアップダウンがきつく、多人数でもあり予定より1.5時間遅れの到着だったから、やはり留守番は正解だった。

さてっと、留守番の半日はただぼんやりしていてもいいなーと本や新聞を持参したが、
昨日の到着時に発見!
ん?大滝山。


”峠の宿”に泊まりに来た名古屋市のNさんと、”大滝山”ですっかり盛り上がり
彼が槍見台へ行くというので、チームリーダーに了解を頂き同行出来ることになった。
いつもながら強運の蔵くらである

地図を見せてもらうと、槍見台は大滝山へのほぼ半分くらいに位置する

宿の裏手から登り始め、中村新道の樹林帯をアップダウンしながら「明神見晴らし」に到着。
これは地図にはなかった


看板からの正面は明神だがよく見えず、倒木ベンチから正面に見えるのが前穂だよと。 


右へ目を移すと△は槍ケ岳だ


ここで峠のテント場から先発のMさんご夫妻としばし歓談。
この先蝶ケ岳~常念~燕岳~中房温泉~駐車している沢渡までと長い縦走を続けるそうだ。
それぞれ(確か)15キロと20キロのリュックを担ぎ、小顔に似合わぬたくましいこの二の腕。
リュックから繋がる管は水筒の先端。

リュックを担いだまま、手元でオンオフして水が飲める仕組み

昨日今日の山ガールなど到底足元に及ばない本格派
昨日朝、中房温泉に下山された。いつの日か再会の予感あり。

そして前進。ゆるゆるとアップダウンで「大滝槍見台」に到着

しっかりした材木で高さ4メートルくらい。階段は機能性重視の垂直。

因みに”2002年8月槍見台”の拝借画像では


山小屋の方々による修復だろう。ありがたいことである

櫓の上には標識板があるが、これは不鮮明。23~~と読めるが・・・・


しかし苦労して登るも槍は雲の中。しばらく滞在して峠の宿へ戻る

帰路の明神見晴らしでは、常念岳(左)が見えた。蝶ケ岳へ続く峰々
山の向こう側はおなじみの安曇平である。


山の形を覚えられないから、あれが○○こちらが●●と案内出来ない、とほほ
解決法は地図をもっと読むこと・・・はいはい
「山と高原地図」が使いやすいよと指南を受ける。

峠の宿に泊まるのが目的で来たというNさんは、きっと私の待ち時間をすこしでも減らそうと
ゆるゆるのんびり過ごしてくれたのだと思う。感謝

はい小屋の裏手に到着。6時過ぎに出て12時ごろ着
新築なったトイレと、宿泊棟、食堂キッチンなど管理棟

ランチは一緒にチャーハンと味噌汁をいただいた。

名古屋へ帰るNさんを見送る。有意義な半日をありがとう。

次は峠の宿の探検日記
コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 徳本峠小屋へ | トップ | 碌山美術館のポプラ »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
あこがれ (はぐれ雲)
2010-08-13 22:50:41
最近、山の本を見ているせいか、すごく登りたいなあと思ってます。それも槍ヶ岳や穂高、剱岳のような名山を・・。登山歴もそんなにないのに。山仲間もいないのでひとりで登ってみるか~。
いやいや、まずは熊野古道を完歩しないとね。
返信する
難易度 (蔵くら)
2010-08-13 23:20:24
山のガイドブックにはそれぞれ難易度を示しているものがありますね。
もうひとつ単独行には、遭難(行方不明)が多いです。さらに高山病対策です。
3山でいえば難易度は多分、槍ケ岳→穂高岳→剱岳でしょうか?
私のように地元の天候次第で日程や実行可否を決められればいいのですが、遠方から来られるとつい無理をしてしまいますね。
”勇気ある撤退”が出来る性格かどうか?も重要ですね。
熊野古道完歩の暁には、まず1度3山を眺める周りの山に挑戦し、登山情報と感触を得てみるのはいかがでしょう
返信する

コメントを投稿

トレッキング」カテゴリの最新記事