蔵くら日記

人生最後の数年を田舎暮らしで。2004年4月、実現のための行動開始!それは思わぬ展開でスタート・・。今では安曇野三昧

津波そして桜

2012年02月27日 | 2011東日本震災
「津波そして桜」が84回アカデミー賞短編ドキュメンタリー部門でノミネートされた。
東日本大震災を扱ったイギリス人女性ルーシー・ウォーカー監督の作品。
27日アカデミー賞の受賞はなりませんでたが、新しい視点で欧米に発信できたと思う。

予告編You Tubeから


映像は言葉以上の力をもつ
はなびら1枚は小さいが、5枚寄って花となり、さらに大きな1本の木になる。
この桜算こそが被災地を団結させ、きっと復興を果たすでしょう

まもなく南から桜便りがちらほら聞かれる。
お気に入りの地で、桜を愛でて観よう
いつもと違った桜が咲いているかも?


余談
3月10日から上映のドキュメンタリー映画(渋谷の1館で上映)
Friends After 3.11
サイトから抜粋
『東日本大震災が引き起こしたもうひとつの悲劇、福島第一原発事故。本作は、宮城県仙台市出身の岩井俊二監督が、震災以降に出会った人々、そして久しぶりに再会した友人と語る「日本の未来」を綴ったドキュメンタリー』

震災がなければ原発事故はなかった
しかし将来もっと危険な原発事故を経験することになるかもしれない

大きな犠牲の上に我々は目覚めたのである


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灰焼おやきを食べに

2012年02月21日 | トレッキング
里山トレッキングというか灰焼おやきを頂きに。
お昼には時間が早そうなので、ほぼおなじ地域の里山を歩くことに。
長野市七二会地区。
役場は小さいが合同庁舎、この日は日曜日でも開館する日だった。


JAと同居らしくて「いらっしゃいませ」の電光掲示板


のどかだ


その前に七二会小学校(なにあい、と読む)
こういう建物をみるとつい進入したくなる。


上り口の階段に滑り止めのゴザ


ガラス越しに   「くつをそろえると気持ちがいいね」


奥には立派な鉄筋校舎があるが、在校生は何人くらいなのだろう?


次に車で上がってゆくと民家は極わずかになり、人影まばら。
雪が深くなる、陣場平と標識あり。標高800メートルくらいかな?

北アルプスが遠くに見えるが、雲が邪魔。


さらに雪道を上がると、はるか上に住宅が見える。随分高い標高になると思うのだが、
建て替えたと見える新しい家も点在する


ここまで舗装し、電気を通し、上(下)水道をひき、電話線も架け大変である。
暮らしも不便だと思うが、晴天なら北アルプスの穂高岳や槍ケ岳も見える眺望なら・・・

下山し、さらに車で移動し長野市中条へ。最近まで中条村だった。
山の中腹にあるやきもち家へ。 屋根の茅を吹き替えたばかりらしい


囲炉裏では、まず鉄鍋で焼き、そのあと灰に埋め焼く方法だ。あつつ~


大混雑で、野沢菜と小豆を頂くのがやっとだった。

薄皮に目いっぱいの具だくさん。お口にやさしい灰焼おやきです。
人気の店だけど、サービスはいたってのんびり~

はい、名ばかりトレキングでした

付録
駅舎外ベンチの猫は、触られてもビクともしない大物


田舎の駅舎ベンチには、付近住民から寄せられた毛糸の手編み座布団がある。
そう殆どの駅にあります。



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薪ストーブ

2012年02月20日 | 安曇野とその周辺

積雪は少ないが、底冷えの毎日です。

我が家の薪小屋が寂しくなってきました。


先日の碌山館では、パチパチと大きな薪が燃えていました。



薪は、会員や市民からの寄付で揃えられていると聞いています。

繊細さを秘めた粗削りな碌山の彫刻のように、どっしりとした薪たち。

ドアを開けると暖かい空気が迎えます。
でも展示室は冷えた空気が我々を包み、気持ちの切り替えをしてくれます。

彼の人生を代弁しているようです。
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生牡蠣

2012年02月17日 | 暮らしの積み木
友人から届いた瀬戸内の生牡蠣

自家用で頂く中では最高サイズだ。スーパーマーケットでは、手に入らない



殻を開ける専用ナイフが同梱されていたので、簡単にオープン

酢ガキで数個
残りは殻付きで蒸し焼き。とほほ、レモンが足りない


ほおばると潮の香りが・・・・。口の中でダイナミックな食感。

袋に入った殻むきも20個ほど・・・撮影もれ
半分をフライパンで
オイスターソースや豆板醤などの調味料で中華風に焼く
片栗粉をまぶしておくと身が縮まず、ほぼ原形サイズで仕上がった。
たっぷりのざく切りホウレンソウを、牡蠣の焼いた煮汁をしみこませるように炒め、
合わせて軽く焼き盛り合わせ。

残りを牡蠣フライに
あらっ!パン粉がない。普段フライ料理を控えているからなぁ~。冷凍庫にもなし。

食パンをおろし金で急拵えし、無事フライも完食
もう当分こんな美味しい牡蠣は、食卓にのぼらないだろう。

友よありがとう
こんな高級品は、我が家では買えないよ~。

余談
海ものついでに
松本のうなぎの小泉さんで「かちりぼし」を購入。
初めて聞く呼び名だ。形状は通常のしらす干しと同じ。


香りがいい。乾き具合が好きなタイプ。おかみさんは無漂白と言っていたが、これは定かでない

カチリ(十分に乾燥したシラス)の呼び名は
【関東】カチリ・上乾シラス・上乾干 
【関西】ちりめんじゃこ・上乾ちりめん・カチリ
というらしい。

ふ~ん。スーパーで「上乾ちりめん」を買うけど、ちょっと違うな~。

シラス雑学によると、以下のように分類されるという。
①釜揚げシラス
茹で上げた状態で水を切り冷した製品の事を言います。
乾燥工程が行われていないため水分が含まれます。
色は真白で柔らかく綺麗に仕上がります。

②シラスぼし(半乾)
釜揚げシラスを半乾き状態に乾燥された製品です。
水分は約55%~60%含まれます。
色は釜揚げシラスほど白くはなりませんが綺麗に仕上がります。

③カチリ・干しらす(上乾)
茹で上げたシラスを十分に天日で乾燥させた製品です。
水分が約25%位まで乾燥をいれるため長時間天日で干しあげます。
色は乾燥が十分に入ってるため魚に透明感がでます。


小泉のおかみさんは
小口ネギと「かちりぼし」を混ぜ、ご飯に乗っけたのがいちばん美味しいとおっしゃる。
私はサラダにふりかける、おろし大根に乗っける・・・が好きです。
酢飯にも合いそう・・・わかめと菜の花とかちりぼしのまぜ寿しなんぞを。

春になれば瀬戸内から”いかなごのくぎ煮”の便りが届く

♪春よ~

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旅行気分のスノーシューツア

2012年02月13日 | トレッキング
坐骨神経痛の鎮痛傾向を激励し、自前リハビリの成果を試すため

などと、
スノーシューで行く「雪の上高地と乗鞍高原」に参加した

久しぶりの「松本ヒマラヤ友好会 2月11~12日」
何の問題もなく13日朝を迎えた。やったね!

松本合同庁舎に午前6時30分集合
5時出発はまだ暗く、雪舞う中を慎重に松本方面へ車を走らせる。

あら?行き過ぎたらしい。左折の目印にした看板が見えず「セブンイレブン」で尋ねると、
少し戻って「ローソン」の角を右折してください。
長い道のりをひたすら・・・道なりに

「Kマート」を右折してやれやれ6時過ぎに到着。穂高のセブンイレブンで買ったパンをほおばり朝食。

24時間営業のコンビニは、ランドマークである。

上高地沢渡駐車場を経て、坂巻温泉へ。ここで旅館の送迎車に乗り換え新釜トンネル(通称釜トン)入口へ。

傾斜10度の、グリーンシーズンなら車で通過するトンネル内を30分ほど登り、いよいよ雪の上高地へ。

スタート


正面に西穂岳と明神岳


池のほとりは上高地らしい風景だ


振り向けば焼岳。ここは是非登って・・・・と勧められる


帝国ホテルも深い眠りに


別ルートから大正池を通過し、坂巻温泉へ帰還
朝8時半~午後3時まで、ランチと休憩を除くとおよそ6時間のスノーシュートレッキング。

いいえ輪かんじきトレッキング。
始めの1時間は不安定だった。トイレ休憩にかんじきを脱いだのがまずかった!
さぁ紐を結ぼうとしても、手はかじかみ紐は凍っており、不完全な結びでは緩む。
その後体制立て直しが出来、快適に1日目を終えられた。

温泉に浸かり豪華な夕食を頂き、イワナの骨酒をちびり、就寝前に真っ暗な露天風呂にひとり湯。
極楽ごくらく。

翌朝は旅館を8時半に車で出発。乗鞍高原一の瀬からスタート
2日目はずぶずぶと雪上を歩いたが、輪かんじきは快調だった。やれやれ

曇天のため上高地より地味なスタートだ


ひたすら歩く


氷がはりうっすら雪を積んだ池で「世界は二人のために・・・」と


私はのけぞり


押し絵を描く


道を外すコースでは50センチくらい沈む場面もあったが、まずは初心者向きコースだった。
12時には元の駐車場に戻ったが、とうとう乗鞍岳は姿を見せなかった。中央当たりが乗鞍岳。


12時半に、牧歌的な雰囲気の「そば処いがや」で昼食し、松本の集合場所で解散。3時には自宅着

のんびり旅行気分にちょっとスノーシューでもといった風情のトレッキングは、
久しぶりの敗者復活戦にはもってこいだった。









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レトロな電灯笠

2012年02月07日 | 安曇野とその周辺
大町市の「信州松崎和紙工業」さんで念願の電気スタンドの笠を制作した。
気がつけば、なんと3時間半も粘っていた。ありがとうございました。

創業970年の老舗和紙工業さんだけど、看板は至ってシンプル。


さて作業開始。自宅で作った原型から2種類の型紙を作る。
中央は試作、左右は5枚づつ骨に貼る型紙(左Aと右B)。微妙に違うのだ


右Bはカッターで切りぬくが、左Aは竹ヘラで型どりする

型線上に筆と水で縁取りし手でちぎる。

仕上がりデザインを考慮して並べて見ると、カッターとちぎりの違いが判明。


型紙Bを貼りつける作業。原型にのり代8ミリを施してあるので、骨に巻きつける。


型紙Aののり代は3~5ミリでちぎってあるので、型紙Bの骨に載せ刷毛でのりを施してゆく

つまり、カッター紙は骨に貼りつけ、ちぎりはカッター紙の上に貼り、接ぎ目を目立たなくするのである。

社長さんの提案で笠上下に和紙テープを貼ると、高級感がでた。


もともと立派な和紙だから高級感は当然あるのだが、ピシッとしまり良いアクセントとなった。

糊は、のり代だけでなく紙裏全体に塗ったので、乾燥後はパリッと一層丈夫になっていた

ひとまず完成

このあとは自宅で、頂いてきたこんにゃくペーストのうわ薬を2度塗りして完成。
ほこり避けや、から拭きに耐えるようにするためだそうです。

その前にスイッチポン!


このスタンドを買った店のマダムも、きっと喜んでくれることでしょう


信州松材和紙工業有限会社紹介サイト

紙漉き見学や体験コースはあるが、私のような押しかけ講習は初めてだそうで、
「予想を超える素晴らしさ」と喜んでいただきました。

和紙は伸縮するので、少々サイズが合わなくても修正は簡単で気楽だ。
大らかな指導で楽しく制作できました。






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レトロな電気スタンド

2012年02月06日 | 暮らしの積み木
雪景色の日々が続く



農閑期の手仕事がもう一つ

22、23年前だったか、スタンドの脚部分だけしかなかったアンティークな電気スタンドを買った。

その店は大正時代のお洒落な青山ビルにあるショップで、
マダムが数日後、ちょうど良い笠を見つけてきてくれた

昨年あたりからいよいよ笠の布が破れてきた


大町市に1042年創業の「信州松崎和紙工業」がある。こちらの和紙で笠を作ろう!

先月末会社へ伺い、制作手順の指導をうけた。
宿題は骨のひとつ分を柔らかい紙で型をとり、ボール紙に写して型紙を作ること。

丸裸の笠の骨


型紙ができたら再び松崎和紙工業さんへ行き、注文した和紙を貼る作業の指導を受ける段どりだ。

さあ~とりかかろう

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ゼムクリップ

2012年02月05日 | 暮らしの積み木
先日Yahooのトップページに、面白アイディアが次々に紹介されていた。
ほ~と感心していたら、間もなく消えていた。常に新鮮さが命の情報屋さんだからね。

記憶に残ったのが「ハート型ゼムクリップの作り方」
調べると随分昔から高校生達が作っていたらしい。

そこでおさらいしながら、作ってみる
言葉での説明では混乱するので、ちゃっかりサイトを借りました。

カラーの大きめゼムクリップが良いらしい。こんな感じにまげて作るのだ


詳しい曲げ方


ほい、私にも作れました。


シーズンはちょうどバレンタインデー直前
手作りカードに添えて・・・

余談
豊科のイオンへ行く用事があり、ついでに大きめクリップを購入した。
3階の大きなガラス窓からこの景色


左端が常念岳、右端が有明山。思わず「ありがとう!」ってつぶやく
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農閑期の手仕事

2012年02月02日 | 暮らしの積み木
気温は低いが、今冬はまだ除雪車は来ていない。
豪雪地の困難を思うと、寒いの雪が降らず寂しいのと戯けた話はできない。

こんな日は懸案事項の片付けをば・・・
ペーパーホルダーの始末が悪くていつも気にいらない


引っ掛けがなくなった、タイの木製ハンドクラフトハンガーを削る


磨く


台に空けた差し込み穴にボンド付けして完成


やれやれ落ち着いた

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しょうがジャム

2012年02月01日 | 暮らしの積み木



作ってみました。ただしリンゴも混じってます

材料:
○高知県産 ひねしょうが 150グラム(皮を剥いたもの)みじん切り+ハンドミキサー
○安曇野産 ふじりんご  300グラム イチョウ切り+ハンドミキサーで砕く
(1/3は皮つきのままにしてゴロ感を残している)
○白砂糖          280~300グラム
○レモン汁        レモン1個分くらい(レモンがなかったので保存のゆず汁)

作り方:
1.鍋でリンゴ+砂糖を煮始める
2.その間に、刻んで水分を飛ばしておいたおいたしょうがを、ハンドミキサーで砕き鍋に加えコトコト煮つめる
3.レモン汁も加えてもうちょっと煮つめる
4.甘さの加減は、蜂蜜で調整する

※おろししょうがでは繊維が残るので、今回はミキサーの力を借りて。
※しょうが湯や、温めた紅茶とミルクでチャイ代わりならリンゴはすべてミキサーで砕くほうがよさそう。

◎朝食のパンに・・・
◎暖ったまりたい時は、しょうが湯として


余談
1月中旬に収穫の越冬キャベツは、新聞紙に包み倉庫冷蔵庫で保管していた。
水っぽくみえるが切って少し置いておくと、サラダには完璧だった。甘~い


シャキッ感にはやや決め手を欠くが、よく頑張っているのでよしとしよう


おやおや屋根が騒がしい。
大風に木々が大暴れ、折れた松の枝がドスン!と瓦を叩く。
降雪は微量だが、6時現在の外気温-3℃。たぶん日中は3~5℃くらいだろう。

午前中に美容院を予約しているんだ~
風は収まって欲しい。このままの風速だと車がふらふら揺れるんだもんね。
アイスバーンと強風・・・・減速走行を心がけること
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