蔵くら日記

人生最後の数年を田舎暮らしで。2004年4月、実現のための行動開始!それは思わぬ展開でスタート・・。今では安曇野三昧

岡谷スカラ座

2013年10月24日 | 安曇野を離れて
地方に住んで不便を感じるのは、コンサートと映画館。 
最近コンサートはすっかりご無沙汰になりました。
まずは、東京か大阪だもんね。

その点映画館は1日で収まるので、思い出したように突撃となる。
「アンコール!!」が観たくて岡谷スカラ座へ。
車か電車か迷ったが、電車にて。

小ぶりな劇場だが、広くない敷地に建て増しを繰り返した印象の迷路感。
好きだなぁ、こういう映画館。
でも1~7(3D含む)とシネコン仕様でした。
エントランスは広い。土日祝日は大入りなのかもしれない


ピクニック気分?ランチタイムをはさむので、ホットドッグを求めた(これしかなかったように思う)ら
調味料の小パック付だった

座席でケチャップとマヨネーズ入りパックの開け方が分からず、パカッと中身が飛びはねやしないか心配で、
後ろの若い女性に応援を頼んだ。にっこりとOK!

評判だというプレッツェルも頂きましたが、甘くて・・・・。これはおやつだね。


さて
本日の本命は『アンコール!!』。はしごは『そして父になる』だが、上映時間の関係で“父”が先。

『アンコール!!』
若い音楽教師が、かたくなな72歳のおじいさんを新しい世界へ、いや今まで眠っていた感性を導き出す。
(ハイジが頑固なおじいさんをマイペースでとろけさせてゆく過程と、非なるがよく似たシチュエーチョン)


高齢者が集う合唱団に妻だけが通う。
しかし夫を残して亡くなり、夫と息子は折り合いが悪く険悪な状況に。
ロックやポップも歌う合唱団に引き込まれて新しい世界を切り開く夫。
「人生を楽しんで」と。
妻役のヴァネッサ・レッドグレイヴが老いてますます美しい76歳。


『そして父になる』
朝一番の上映時間なので、観客は女性3名。終了後明るくなって3人が顔を見合わせて苦笑。

うっかり間違えられたのではなく・・・・ネタばらしなしね。
およそ父親としても人間性としても福山雅治パパの、生き直し成長する筋書き。

昔言う、産みの親より育ての親とは、育てた親を慰める言葉だよ。
もし”わが身の上話”だったら・・・・やっぱりせつないねぇー。明るく生きよといわれても???

脚本が素晴らしい。脇の俳優陣に支えられ、今後「是枝組」としてますますの成長株予感です。

最近の子役は達者すぎる。
昔の洋画に出てくる子役がそうだったように・・・・。


余談
日本で取ってつけたような親子キャストが多かった時代、
アメリカ映画1991年の『ジャングルフィーバー』でスナイプス・パパと娘が、
坂道を歩く後ろ姿のシーンは、あまりにそっくりだったのを今でもよく覚えている。
私自身、子供の頃から父親の後ろ姿にそっくりと、母からもご近所のおばさま達からも言われていました。

うん、人種差別がいまだに根強いアメリカですが、当時のスパイク・リーは熱く激しかった。
スティーヴィー・ワンダーのサウンドトラックも一層熱を帯びたっけ。

もう23年も昔なんだ・・・・京都・河原町三条上がる朝日会館(今でもあるのかな?)



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