蔵くら日記

人生最後の数年を田舎暮らしで。2004年4月、実現のための行動開始!それは思わぬ展開でスタート・・。今では安曇野三昧

ほったらかし温泉

2008年10月31日 | 温泉へ行こう

昨年の新聞記事を大切に保管していた
山梨市の笛吹川フルーツ公園の先、標高700メートルにあるほったらかし温泉
日の出前1時間に開湯し、露天風呂に浸かり目前の富士山を眺めるという風流風呂。

29日は、午前4時50分受付開始 5時半頃明けてきた

その間、露天風呂で立ったり座ったりして待つ。黄色の粒は甲府盆地の灯


数分後、右手にゆらゆら揺れる薄の間に富士山が浮かぶ

「だから何?」と聞こえそう・・・。真っ赤な空は簡単には望めない

露天風呂は四角い大きな木製と、下に岩風呂も。冨士山鑑賞にぴったりの石椅子もあり。
無色透明だが、ぬるりとした泉質

湯上り後、ぶらぶら散歩する
 あっちの湯入り口はここから
パッチワークののれんは社員の手作り
 麻や木綿の、染めたしゃれ物ではない

写真左:入浴ヤンキース(販売)  写真右:手造り靴棚は女性やライダーに嬉しい配慮

ひと風呂浴びた後、6時ころにはもう朝食が食べられる

非常に美味しい大盛り新米ご飯、だしのきいたたっぷりの味噌汁ときんぴら。これだけで充分(400円)
納豆と卵はオプション。富士山はデザート・・・・ごちそうさま

茶屋の洗い場にオーナー発見!早朝は直営にしオーナー自らが食器洗い役をしている
話が聞けた
当初はゴルフ場と景色のよい老人ホームを造りたかったが、融資の関係で頓挫した。
役所の担当者の「温泉ならねぇ」の一言でボーリングし、開発を始めたという。
平成11年にこっちの湯・・・富士山と兜山を眺める湯は10時から
平成15年にあっちの湯・・・早朝お風呂を清掃しながら、こんなすばらしい景色を開放しないのはもったないと、早朝開湯を決断した

石組みは造園業者が、木部は殆ど社員達が建物を建てたそうだ。

大きい休憩室はログハウス。これも手造り。開湯まで外が寒いので待機していると呼びに来る

広いトイレにはベビー用の着替え台もある。

入浴客には若い女性が多い。おばさんはひとりふたり?・・・・
バイク駐車場には、所沢・多摩・品川・八王子などのナンバープレート8台。
駐車場も似たようなもの。そして長野・松本(あっ私のJIMNYだ)キャンピングカーも1台

しっかり分別ゴミ収集


”こっちの湯”と”あっちの湯”の料金は別払いだから、はしごすると1400円
次回の宿題に”こっちの湯”はパス

注意
フルーツ公園内の途中で間違いやすい道がある。冨士屋ホテルの脇を通ること


納得の会話
もしゴルフ場にしていたら今ではトラブル続出。ラッキーというか、先見の明というか。
融資を断った銀行と方向転換の示唆をくれた人に感謝ですね

オーナーも建物も会話もふわっといい感じ。
久しぶりに、お肌ピチピチ若者の多い日帰り温泉行を体験
ワイルド性には欠けるがまた行きたい温泉だ

追伸
オーナーにはまだ夢がある
ここから少し下の、飛び出した岬型の敷地に3番目の湯を2年をメドに造りたい。
もっと景色がすばらしいという。
こっちの湯、あっちの湯、では次の湯をそっちの湯・・・では芸がないなぁ
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赤松の湯「ぷくぷく」

2008年10月30日 | 温泉へ行こう

山梨県笛吹市在住の知人の案内で、笛吹川フルーツ公園内にある赤松の湯「ぷくぷく」へ。
地元の彼女でも夕景の入浴は初めて、勿論私も初めて。

小鳥がピピッとさえずり 「どうだい!いい眺めだろう」

無色透明のあっさり湯だが、ほくほく感はいい。
内湯も含めて1時間半も滞在し、足がすっかりふやけてしまった


明日の、本番である「ほったらかし温泉」の道のり予習も兼ねた日帰り入浴だった。
帰宅後ネットで検索すると、今ならリンゴが浮いてるはずなんだけどなぁ

余談
フルーツ公園内沿道の外灯は、さくらんぼ形


おまけ1
JR山梨駅前メイン道路脇。黄色い横断幕の隠れた文字は?
 『ど』
この祭りは11月らしい。今年で8回目のようだ。
今は昔に比べて楽しい事がいっぱいあるから、毎年の企画は大変だと思う。
どうしても似たり寄ったりになる。
懐かしい風景写真を見つけたので付録。

おまけ2
安曇野穂高駅前通りでは毎年8月の第一日曜日に「わさび祭り」 Yosakoiで盛り上がるらしい
なぜか所用と重なりいまだ見学なし。”よさこい”は今やあっちこっちで全国区だ
 2008年のポスター
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メタボおばけ

2008年10月27日 | 暮らしの積み木

畑に転がっていた師匠のかぼちゃで、ハロウインの真似事をしてみた。


小さいかぼちゃなので最初から無理はあったが、お化けが太りすぎ。
専用ナイフもないし、マジックで線描きしたので、ラインも残ったまま。

センスのない散々な初挑戦だったが、めげずに点灯を試みる
まずは室内で点灯。まあまあそれなりに・・・


屋外で点灯。お腹のろうそくがまずい


撮影方向を変えてみたが、変わり映えしない

まっいいか、参加することに意義・・・・・も特にない
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広く世に出す

2008年10月24日 | トレッキング

有効な宣伝にはアイディアがいる。
そして続ける事も大切

安曇野から東北寄りに生坂村がある。ぶどう・巨峰で有名な村だ
その生坂村役場が11月9日「大城・京ケ倉トレッキングツア」参加者を募集している。
 一部抜粋

私は今春、村役場から地図を送ってもらって仲間と登った。
その様子は京ケ倉トレッキングで。

商品でなく地元の山へ『大城・京ケ倉を広く世に出そう』のキャッチコピーで勧誘している。
そう、おらが町や村を知ってもらいたい、来て欲しい、観光化したいと思うのは人情。
この戦略のいい点はハコモノを伴わない。経費があまり「かからない。
前回照会をかけた時の役場職員さんの応対に、意気込みと情熱が窺えた。
詳細は生坂村役場のホームページ参照

余談
京ケ倉コースで見たひと目惚れのヒカゲツツジを、穂高の山野草グリーン「美千草」で入手し育てている。
山野草はこの店が一番お気に入り
電話:0263-82-2984  
定休:水曜日
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松川村の弥勒菩薩

2008年10月23日 | 安曇野とその周辺

小説「失われた弥勒の手」はちひろ美術館の館長とその友人との共著。
ずばり安曇族はどこから来たのか?安曇野伝説である


歴史を掘り下げる新持論を、論文にせず小説の手法をとっているので、読者自身が歴史を旅しているような気分にさせる。作家の思惑にマンマとはまった感あり。
(郷土史はたいてい堅くて文字が小さくて読みにくいのよねぇ~)
国内では福岡県博多市・志賀島、長崎県対馬市、安曇野、松川村 松本などが主な舞台となる。
そして信州の小さな村、松川村・観松院にある弥勒菩薩の美しさは、朝鮮半島百済時代の渡来仏ではないか。
つまり安曇野の歴史と文化は、ヤマト朝廷に追われた九州の海の民安曇族とともにやってきた渡来人によってもたらされたというもの。
小説の舞台は韓国にも及ぶ。

キーワードは神話「綿津見」であり志賀海神社穂高神社、仏像「銅像 菩薩半跏像」
さらに有明山も絡むもんね。

ところがひとつ不可解な点がある。
本の表紙と勧松院の仏像の右手の指の形が違う。そこで読み進むうちに・・・

付録
勧松院は下記地図のど真ん中●印にある

鑑賞希望の相談は松川村教育委員会へ(月~金曜)。
1週間くらい前に申し込みし、土日が鑑賞可能となるそうです。

余談1
行きつけの美容院のスタッフに松川村出身の女性がいる。彼女に「弥勒菩薩」を聞くと、小学校高学年の時にクラスで観松院へ見学に行ったことがあり、30センチくらいの小さな仏像だった。
なぜ行ったのか経緯も感慨も覚えていないとのことだ

余談2
漆工芸の高橋節郎美術館にこんなロゴがある
館内販売グッズの包装紙に貼ってくれる封留めシール
 以前館員さんに理由をきくと
故高橋節郎氏が子どもの頃、有明山神社の近くでよく拾ってきた土器ややじりのかけらが好きだった。
自身でロゴのデザインをされたということです。
高橋節郎美術館のコンテンツボタンをクリック!してみよう。
後の漆芸作品に、化石のようなもの、埴輪、勾玉など古代への興味を反映した作品を見ることが出来る
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窓際にハリモグラ?

2008年10月22日 | 暮らしの積み木

静かな朝、窓際のカウンターから「プチプチ」と小さな音が聞こえる。
浅鉢に盛った森の恵み---拾った栗が数個---

あららぁ、まさか?
もう何日も前からここに置いているが、こんな穴は見てない


しかも左目から涙がうっすら~


二つの穴に虫がいるのではないか?

でも捨てられない・・・・

たまに裏庭でモグラが掘り起こしたと思しき砂山を見かける
今度見かけたらそばに添えるとしよう。でもモグラって冬眠するんだっけ?

とりあえず当分は我が家の一員ってことにしよう
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商店街活性化へ奇策

2008年10月18日 | 安曇野とその周辺

淡い朝日を受けるもみじ

午前5時の外気温10℃・・・また寒い季節の到来だ

近年駅前商店街など「シャッター通り」が問題になっている(こちらも冷えびえ~)
旅先でも見かける光景だ。
ここ安曇野も、豊科の商店街(国道147号線沿い)が顕著。
穂高駅前通りも少し危ない予感。
夏なら祭りだ!と一時的には賑わうが、なかなか常態へはつながらない。

そこでとりあえず何かやってみようと安曇野市が動いたのは
「空き家でスプーンアート」

11月~12月頃空き家で展示するのは、不要のスプーン・フォークや鍋・フライパンで、造形作家の松原弘己さんがオブジェを作るという。
ある店で小さい作品を見たことがあるが、へぇーこれが?と感心した。
経歴もユニークな造形作家の松原弘己

募集中
・展示のための空き家 
・不要スプーン・フォークや鍋・フライパン たしかヤカンあるぞ
(締め切りなんてのはなくて、集まり次第だって、のどか~)
・こんな○△■オブジェを作って欲しい

問い合わせは
安曇野市役所 安曇野ブランド推進室(三郷総合支所内)
電話 0263-77-3111 ファックス 0263-77-6060
電話で聞くと、23日が回収予定日になっているらしい。やかん1個を回収にこられても困るなぁ~。届けることに

気軽に参加して、新しい試みを応援しようと思う。出来ることからコツコツと・・・・

余談
穂高駅前通りの活性化に”こっふぇる梅さん”はこんなこと始めています
パン屋の店先で野菜市は4回目。今秋はあと2回だそうです。若者に期待しよう
==個人的には穂高神社の大らかな対応に感心しますね==

おまけ
10年くらい前に瀬戸内海・直島に宿泊した時、外国人作家だったがずいぶん大きな作品を見たことがあり、なかなか見ごたえがあったのを記憶している。
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山の店バックカントリー

2008年10月17日 | 安曇野とその周辺

穂高駅前のバックカントリー穂高には、昨年春から山用品やお弁当でお世話になっている。
 ひつじ屋さんの東隣
働き者のオーナー大田さんは、午前4時から夜7時までの営業。そして無休
山用品だけでなく、燕岳や蝶が岳、常念岳、表銀座などの登山者に暖かいお弁当を予約販売しているのだ。
今期はそろそろ終りかな?

例えば燕岳なら、午前6時頃、中房温泉登山口を出発する。穂高発のバスの中で食べる人、登山口で食べる人、しばらく歩いて第一第二ベンチで食べる人など・・・
 拝借画像は「信州弁当」850円
味は少し濃い目だが、もち米なので、非常に腹持ちがよいし地元の野菜や漬物もついてくる

これは↓「野沢菜ちゃあしゅうちまき弁当」(長い!)650円
 
どちらも竹の皮に包んであるので、食後のゴミが小さい。
下山後の大糸線の中でも美味しいとは思うけど、結構匂いそう。
昼食や夕食にも利用できそう・・・・

最近は駐車場の管理おじさんをボランティアで引き受けている。
安曇野市役所穂高支所内の30台分を登山者向けに開放されて、その受付窓口を担当している。
安曇野のバスやタクシーを利用してもらえる、乗り合いにして車の交通整理が出来る、縦走のため穂高へ駐車したい人、シーズンの登山口駐車場の混雑緩和にも役立つと思う。
縦走ったって何日間駐車可能なんかいなぁ?
登山者の利便性向上に繋がるといいね。

お弁当も駐車場も詳細はバックカントリー穂高のtopページをずい~と下がって右側を参照

余計なCM
電話かけても、店頭ででも一見愛想のない男だけど、暖っかい飛び切り上等の山男であります。
駅すぐ南側に専用駐車場を設け、お客さんの対応にも街の活性化にも一役買っているバックカントリー。
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「考える鳥」

2008年10月16日 | 庭まわり


午前と午後の2回、ほぼ決まった時間に十数羽が食事と水飲みと水浴びにやってくる。
好物はひまわりのタネ。
シジュウガラ、ヤマガラ、ゴジュウガラが主要メンバーだ。

不定期にのんびりやってくるのは、セキレイ、メジロ

いつもせわしく入れ替わり立ち代りタネをついばみ、枝でコンコンと料理しては飛び交う。
ところが昨日ヤマガラの1羽が、割れた鉢カバーの縁に止まったまま3分くらだろうか、動かない。

何か考え事だったのか?

初めて見る光景に部屋から付き合っていた。
そのうち4メートルほど後方に、ネコがのそりのそりと近づいて来るのが目の隅をかすめた。
ガラス戸を開け音を立てて逃がす。

ネコがすばしっこいのを知っている。
昔、近所の逃げたインコをネコがジャンプして捕獲し食べてしまったと嘆く友人の話を聞いたことがある。

当然飛び立っていった。
「おおきに~」と言ったかどうか?聞こえなかった。
「せっかく哲学してたのに~」だったかもしれない。
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神の音と仏の手

2008年10月15日 | つれづれ思うに

久しぶりのコンサートはchakra-moon主催の「Nada 神の音 Brahma」
12日の夜、穂高駅前ひつじ屋さん3階ミニホールにて19時から。
久しぶりにインドの香りをかぐ・・・

インド楽器のシタール(右)とタブラ(左)のジョイント・コンサート

私には
シタール奏者のGopal Krishan Shah (ゴパール・クリシャン・シャー)さんの奏でる音は「神の音」
タブラ奏者のDinesh Chandra Dyoundi(ディネーシュ・チャンドラ・ディヨンディ)さんのしなやかな
手首と指の動きは仏像の手に似ており、まさに「仏の手」だった
おそらくディネーシュさんは年上であり、兄が弟に、父が息子に話しかけるような眼差しでコラボする。
哲学者のように研ぎ澄まされ繊細そうな面立ちの(シタール)ゴパールさんと、
ちょっとシャイながら愛嬌のある(タブラ)ディネーシュさんは、人物としてのコラボもgood!
ミニホールならではの雰囲気もよかった

彼らには楽譜はなく、伝承により、またある時は即興に演奏されるという。
陶酔の2時間だった
弦の微調整に時間がかかる。演奏途中勢いあまって弦が切れ調弦用玉マンカがぶっ飛ぶ。
そんなこんなで実演は1時間40分くらいかな?
当日の舞台(1枚もの画像はピンボケ・・・とほほ)

余談
シタールの弦は全部で17本から22本張られおり、演奏する時は主に上層の弦を弾き、下層の弦は共鳴弦となる。だから複雑な音が醸し出される

付録
ここらあたりの今後の演奏会予定は
日時 10月18日 (土) 14:00 ~ 16:30
場所 松本 ヴィオパーク劇場 地図
入場料 前売2000円 当日2500円
問合せ先 0261-62-0256 chakra-moon 宮本さん
※ヴィオパーク劇場のホームページには現在掲載記事はありません

おまけ
1993年インドデビュー土産は政府観光局物産店で買った木製ミニタブラ2個(高さ17センチほど)
今では棚の上で、色落ちしたドライほうずきとともにインテリアに化けている・・・


ぼやき
どこでもいつでもそうだが、待つ間の周囲の雑談がうるさいのは困りもの。特に幕間のような調整中は、ぐちゃぐちゃ無関係の話をしないで、余韻を楽しむ心が欲しいね 
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