いつも大変お世話になっている母のホーム。状況の変化にいろいろ工夫していただいている。
現在安曇野市は 「感染警戒レベル5 「新型コロナウイルス特別警報2 発出中」
面会はガラス越しです。
難聴の母とはホワイトボード持参で会話しています。
『このたびリモート面会を始めます』の通知は来たが、母のように歩いてロビーまで来れるなら、今まで通りガラス越しとする。
シニアカーで歩いてきて、椅子に腰かける
『元気ですか?変わったことは?』とボードに書き見せると、
母がありがとうと頭の上で丸を作る。まだ大丈夫だ。
『今日は〇と▲と▢を持ってきたよ』
母は『嬉しい』と答えているのがガラス越しに聞こえる。
『リクエストは?』と書いて見せると、本だったりポン酢だったり。
『ブラウスを買ってこようか?』と示すと
『今は出かけないからいらない』という。
しかし『いつもの化粧水を2本』とあわてて答える。
最近は本の注文がなくなったので、そろそろしんどいのかなと思っていると、化粧水!とくる。まだ当分元気だわい。
98歳で介護度は”要支援2”、シニアカーを押しひとりでエレベーターを操作してロビー、食堂へとへ降りてくるのは立派。
スタッフさんは「お元気でいいですねぇ」とおっしゃってくださるが、105歳は勘弁してほしいと内心ちらっと思う。