蔵くら日記

人生最後の数年を田舎暮らしで。2004年4月、実現のための行動開始!それは思わぬ展開でスタート・・。今では安曇野三昧

古民家旅館

2020年12月10日 | 安曇野を離れて

コロナ禍に思い切って南魚沼市に出かけた。夫の喜寿祝い。

余談:母は来年2月で98歳(94歳と間違えていた)。先は長い。

「古民家の宿」に惹かれ長野経由、越後湯澤(沢でよいのだがあちらこちらに使われていたので)へ、ローカル線六日町下車、徒歩15分でした。

最小限の画像から

エントランスから間もなくある「幽鳥の間」。山小屋でいうと談話室。自由に寛げる部屋です。

【登録有形文化財 建物】

幽鳥が気になってスマホで検索すると・・・

ですって。漢文に強い方、あとはよろしく。

この部屋の向いはラウンジとなっており、おやつやドリンクがフリーで頂けます。カウンターではずらーと並んだ自家製の果実酒や、日本酒を飲めます。

柱だけでなくリノベーション前の材を多く再生しています。

こんなのを見ると心躍ります。

パブリック温泉(つまり大浴場)も基本は再生仕様のようです。重量感満載。

 

息子からのプレゼントだったので一生に一度の贅沢な部屋は、がんぎ通りのような渡り廊下奥の離れ。

部屋付き露天風呂です。寒いかと思ったがじっと浸かっていると、体は結構熱くなりました。庭の木々は雪による樹形・枝折れ防止の冬準備が出来ています。塀のコンクリート部分はおそらく再利用と思われます。

雨天のため叶いませんでしたが、商店街を抜けると坂戸山(標高634m)へ往復90分で歩ける登山道があり、宿から近いところには室町時代創建とされる曹洞宗の雲洞庵があります。

館内に多くの墨文字の額が掛かっていました。

雲洞庵の新井石龍というご住職の書だそうで、多くの書を残しています。八十七は87歳の時の作品で昭和55年ころかとのこと(雲洞庵にて伺いました)。この宿Ryugonは古く龍言の名で豪族の館だった地所。この地には何か龍伝説がありそうですね。

魚沼産コシヒカリのお米でいただくお寿司が食べてみたいです。駅から続く商店街にはいろんなジャンルの店があり、宿へのデリバリーサービスがあるとか。1泊朝食の予約ですから夕食は自由なスタイルがいい。

もし叶うなら再度(こちらにはとても泊まれませんが)この町へ来て散策したい。雲洞庵は、直江兼続や上杉影勝が幼少期に学んだお寺だそうです。豪雪地ですが、3月から4月なら歩くにちょうどよい雪景色があり、お寺ですが定休日は水曜日ですと。

苗場山登山を2021年の登山計画にしていたので、足を延ばして・・・とよぎったが山の3月4月は無理じゃ~。

はてさて

 

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